”2001/10 月のお宝発見!
第39巻”ポックリを履いたセルロイドの女の子”
今回は、セルロイドの女の子を紹介します。
骨董市で見つけたものです。
服を着ていたと思いますが、残念ながら2体とも裸です。
昭和30年頃の物のようですが、はっきりしたことはわかりません。
背中に下記のようなナンバーがついています。
■
セルロイド製の女の子
昭和30年代?(メーカー不明)
左、PdA.T NO102925・(28cm) 右、PATENT NO6819・(23.5cm)
左の大きい人形は髪を編んでリボンを付け、
靴下とリボンの付いた靴を履いています。
多分リボンの付いた洋服とスカートをはいていたはずです。
右の小さい女の子は、髪を結って髪飾りを付け
足袋にポックリ下駄を履いています。
着物を着ていたにちがいありません。
ポックリは最近殆んど見かけることがありません。
11月になると、神社の境内などで七五三の子供の
着物姿を見ることは出来ますが、みな草履を履いています。
今の子供にはポックリ下駄を履いて歩くことがむずかしいようです。
また、貸衣装屋さんや履物屋さんで用意していないのかもしれません。
手に千歳飴の袋を下げ、
木で出来た、中に鈴が付いるポックリ下駄を履いて、
「ポクポク」「シャンシャン」とと音をたて歩いていた、
鼻筋に白い白粉で化粧した小さな女の子が、
私の記憶の奥に眠っていたようで、
この人形を見つけたときには、買わずにはいられませんでした。
今も子供のポックリ下駄を持っているという方、想い出のある方、
ご存知の方、またお気づきの点やご感想などございましたら
伝言板
か、
メール
をお願いします。