”2001/5月のお宝発見!
第34巻”『みやこ染』の販売ケース
『みやこ染』は、家庭で使う染料です。 ある資料に、
《宮古市在住の染色愛好家田川宮子さんが、
三陸などに生息するムラサキウニの殻を使った、
多彩で鮮やかな「みやこ染め」の手法を確立した。》と出ています。
骨董市などで、このような販売用に使ったケースや看板など
よく見かけることが多いので、かなりの数が作られたようです。
左・
みやこ染の販売ケース
高、61×幅、40×奥、18cm
戦前の物らしい(看板は戦後)
台の部分には、「キットよく染まる」の文字が彫られています。
上の3段に、【酸性みやこ染(絹、毛、モスリン専用)】下の3段に、
【直接みやこ染(木綿、麻、絹、人絹用)】のプレートがついています。
棚の部分は引き出しになっていて、1段に8列、
さらに奥に2列の桝に仕切ってあります。
小さな物を整理して展示するのにとても便利です。
左・ケースの上段の部分 右・ケースの下段の部分
当ギャラリーでは最近のソフビ製の指人形や、蓄音機の針箱などを
中に入れて展示しています。 フリーマーで1個10円で購入したものでも
凄いお宝の様に見えます。そう見えませんか?・・・・・
おもちゃには、古い道具や家具が不思議と良く似合います。
古い道具や家具の間におもちゃや人形を入れると、
まったく違った物に見えてくるのが不思議です。
インテリアなどに、試してみたらいかがでしょうか!
想い出のある方、またご感想などございましたら
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