”2001/1月のお宝発見!


第30巻”変身忍者嵐のソフビ人形と【テレビまんがタコあげセット】


お正月の遊びには、コマ回し、羽根つき、タコあげなどあります。
最近では、タコげもあまり見ることが少なくなりました。

今月は変身忍者嵐の【テレビまんがタコあげセット】と、
変身忍者嵐のソフビ人形を紹介します。

変身忍者嵐【テレビまんがタコあげセット】の箱
ばんそう製 30×60cm 1972年頃
変身忍者嵐【テレビまんがタコあげセット】
ばんそう製 30×60cm 1972年頃


このタコあげセットは、竹ひご、タコ紙、タコ糸、タコ足、に龍のミニ凧と、
日本の各地方の伝統的な凧を紹介した凧読本が付いています。


変身忍者嵐のタコ紙の絵 
 石森プロ・C毎日放送・東映 43×50cm


このタコの作り方を見ると、竹ひごを糸で結んで骨組を作り、
上のタコ紙をのりで貼るといった角凧の伝統的な作り方になっています。

1974年にはビニール製で簡単に組み立てられ、
しかも良くあがる三角形のゲイラカイトが売り出されたため、
このような和凧で遊ぶ子供は少なくなったように思います。


(画像1)
(画像2)
変身忍者嵐(あらし)ソフビ人形 
昭和47年頃  高さ32.5cm バンダイ製 
 
変身忍者嵐ソフビ人形(馬はプラスチック
昭和47年頃  20×22cm
 メーカー不明


(画像1) は、15年程前に埼玉県のキータナイおもちゃ屋さんで、
(画像2) は、千葉県の小見川町でそれぞれ見つけた物です。

変身忍者嵐(あらし)は、昭和47年〜48年にかけてテレビ朝日系で放映されました。
前年から放映していた仮面ライダーで「ヘンーシン」(変身)ブームが起きていて、
仮面ライダーの時代劇番と云った感じです。
「ふけよ嵐」と言って変身するのですが、おもしろいのが愛馬の名前で
「ハヤブサオー」とは、まるで競馬々みたいですよネー

この時期のこどもテレビ番組は、怪人怪獣ものが大流行で
「仮面ライダー」のほか、「ウルトラマンA」・「ミラーマン」・「怪傑ライオン丸」
「超人バロム1」・「レッドマン」・「トリプルファイター」・「人造人間キカイダー」
などの激戦区で、このおもちゃもあまり売れなかったのではないでしょうか?
よく見ると手の込んだ作り方をしているのですが・・・・

想い出のある方、またご感想などございましたら
伝言板か、こちらへメールをお願いします。

参考資料、怪人怪獣大百科(ケイブンシャ) 現代風俗史年表(河出書房新社)


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