津渡野城跡
所在 静岡県静岡市津渡野
交通
歴史 津渡野城は永禄十二年(1569)、駿河侵攻を果たした武田信玄によって(命によって)築城
された五箇所の砦の一つとされるが、他説では南北朝時代に安倍城の北方を守る支城として
築城されたとある。
のちの天正五年(1577)、徳川家康の命を受けた安倍大蔵元真がこの津渡野城を攻略した
とされるが、その年代を含めて不明な点が多い。
津渡城跡遠望
津渡城跡中心部
城跡中心部に奉られている社
社付近
一言 津渡野城跡は静岡市街より北方約13km、安倍川西岸の段丘地のあった丘城で比高は30m
程であろうか。
現在、城跡一帯は茶畑と化しており遺構は確認できない。
なお城跡へのアクセス方法であるが、臨済宗實津院の横の急坂を登りきりると一面の茶畑に
ぶつかる。その茶畑の一画に残された社が津渡野城跡中心部とされている。
周辺は茶畑
城跡付近より安倍川を望む
城跡付近に建つ實津院