高藤城跡
所在 静岡県掛川市細谷殿谷
交通 天竜浜名湖鉄道細谷駅下車15分
歴史 高藤城は鎌倉時代後期、鎌倉御家人だった原氏によって築城されたというが、築城
年代は一説には鎌倉時代中期とも言われている。
原氏は南北朝時代、南朝側に属して北朝側の今川氏と対立するが、今川氏の遠江
支配確立後もその所領を維持していたと考えられる。
元亀三年(1572)今川氏が甲斐武田氏により遠江を追われると、原氏は武田氏の
支配下に収まることになるが、翌年、徳川家康家臣石川家成・久能宗能軍の侵攻に
により落城、四百年続いたこの地における原氏の支配は終焉を迎えたという。
高藤城遠望
勇んで小道を進むものの...
目の前に広がるはゴルフ場のコースだった
一言 城跡へは殿谷地区から登城すべく現地に向かった。
地元の人に城跡への道を教えてもらい城跡へ向かうものの、行きつく先の目の前に
広がるはゴルフ場のコース。
肩を落として登り口に戻り長老の方に話を伺ったところ、「昔、若い頃に登った時には
明確な遺構があったが、今はゴルフ場になってしまって遺構は無くなってしまった。」
(要約)との事。
ということで、現在、高藤城跡は『静岡よみうりカントリークラブ』の何番ホールかになって
おります。あしからず。
静岡よみうりカントリークラブ入口
小道の途中、削平地があったが遺構かどうか判断できず