荻氏居館跡
所在 静岡県庵原郡富士川町北松野
交通 JR身延線芝川駅よりバス堀の内下車
歴史 室町時代初期より松野庄に所領を得た荻氏であるが、その出自は武田信義の弟
奈古義行の後裔とされている。
荻氏は詰城として北松野城を築くとともに、この地に居館を建て領地経営を行った。
のち、荻氏は時代の流れとともに今川氏から武田氏へと主を替え、松野支配は約
200年以上の長きに渡ったという。
荻氏居館跡
門跡付近に残る土塁跡
一言 荻氏居館跡は北松野城跡より北東約150mの地にあったとされるが、現在は住宅地・
農地となり、遺構は土塁の一部を残すのみである。
居館跡は現在農地や
住宅地になっている