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A frog he would a-wooing go 

A frog he would a-wooing go,

 Heigh ho! says Rowley,

Whether his mother would let him or no.

 With a rowley, powley, gammon and spinach,

 Heigh ho! says Anthony Rowley.

 

So off he set with his opera hat,

 Heigh ho! says Rowley,

And on the road he met with a rat.

 With a rowley, powley, gammon and spinach,

 Heigh ho! says Anthony Rowley.

 

かえるが よめさん もらいにいく

ヘイホーと ロウリーが言う

かあさん いいといおうが いうまいが

ロウリー ポウリー ベーコンに ほうれん草

ヘイホーと アンソニー・ロウリーが言う

 

かえるは オペラハット もって でかけた

ヘイホーと ロウリーが言う

とちゅうで ねずみに であった

ロウリー ポウリー ベーコンに ほうれん草

ヘイホーと アンソニー・ロウリーが言う 

【語句】

rowley, powley 意味不明だが、「太った鶏」という説もある。

gammon and spinach 「ベーコンにほうれん草を取り合わせた料理」。 

【解説】

 全部で14連ある長い唄で、アメリカ、イギリスではとてもよく知られた物語唄である。'The Love-sick Frog'(恋わずらいのカエル)と呼ばれるている。カエルはハツカネズミの家へ求婚に行くが、ネコがハツカネズミを食べてしまい、驚いて帰るカエルをアヒルが食べてしまう、といった内容。

  

As I was going to St.Ives 

As I was going to St.Ives

I met a man with seven wives,

Each wife had seven sacks,

Each sack had seven cats,

Each cat had seven kits:

Kits, cats, sacks, and wives,

How many were there going to St.Ives?

 

セント・アイブズへ行く途中

7人の奥さんつれた男に出会った

どの奥さんも 7つの袋持って

どの袋にも 7匹の猫がいて

どの猫にも 7匹の子猫がいて

子猫、猫、袋、奥さん

セント・アイブズへ向かったのは何人? 

【解説】

 イギリスにはセント・アイブズという町が2ヶ所あり、ここで歌われているのがケンブリッジ近くの町かコーンウォールの海岸の町のどちらなのかは、はっきりわからない。ちなみに、両方の町でこの唄の載った絵葉書が売られているという。

 この唄の答えは「1人」。セント・アイブズへ行こうとしていたのは、「私1人」というわけだ。よく知られたなぞなぞ唄のはずなのだが、『ダイ・ハード3』の中では、ジョンはなかなか解けずに焦っていた。最初、7x7x7x7=2401のかけ算をして、555-2401をダイヤルしようとするが、途中でこのなぞなぞの答えが「1人」であることに気づき、555-0001をダイヤルするのであった。


St.Ives Cambridgeshire

ケンブリッジシャーのセント・アイブスの町のサイト。この唄も載っています。

スクリーンプレイ出版のサイト

『ダイハード3』の用例が掲載されています。