【2000年5月号】
・CPがKFC株を売る(5月24日付けバンコクポスト)食品大手のCPグループは、ケンタキー・フライド・チキン(KFC)の持ち株49%を合弁先の米トリコン社に売却した。トリコン社との戦略を巡る行き違いが原因で、今後は独自にチェーン店化をはかる。
・シン・コープが利益減る(5月17日付けビジネスデー)
タイ最大の通信会社であるシン・コープの第2四半期(4月から6月)の利益は、6億1500万バーツと前四半期に比べて82%も減少するとの見通しを明らかにした。
・バンコク・メトロポリタン銀が減資へ(5月17日付けビジネスデー)
バンコク・メトロポリタン銀を買収した香港のHSBCは、できるだけ早い時期に資本金を100億バーツまで減資することを明らかにした。390億バーツある資本金を減資することで健全化を急ぐ。
・ノルウェー社がUCOMに資本参加へ(5月16日付けバンコクポスト)
ノルウェーのテルノー社はタイの通信大手、UCOM社と提携することになった。UCOM傘下の携帯電話会社、TACの株式30%を取得するほか、UCOMの株式24・9%も取得する。7月までには完了する予定。
・亜鉛精錬会社をベルギー社が買収へ(5月15日付けバンコクポスト)
タイの亜鉛精錬の大手、パダエング社をベルギーの会社が買収し、33%を出資することになった。総額11億300万バーツを出資する予定で、東南アジアの拠点と位置づけている。
・ロームが半導体のデザインセンター(5月15日付けバンコクポスト)
ローム・タイランドは半導体用のデザインセンターをタイに設ける。およそ100名の人員を配置する方針で東南アジア地区の開発拠点にする考えだ。
・GMが生産開始へ(5月9日付けバンコクポスト)
米GMが乗用車「ザフィラス」の生産をラヨーン県の工場で開始した。およそ250億バーツ相当の売上げを狙っており、生産した90%を海外市場への輸出する。
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