いよいよ2000年4月からタイでの生活が始まりました。ニュース内容も一段と「濃い」モノが送れるよう努力します。期待して下さい。

 

【2000年4月】

・バンクタイが提携(26日付けバンコクポスト)

 バンクタイは日本の海外開発基金と協力して中小企業向けの金融支援を行うことになった。近く日本から専門家がバンコクを訪れ詳細を話し合う。

・高速インターネットサービス(26日付けバンコクポスト)

 タイの有力事業者であるLOXINFOとKSCは、ADLS方式による高速インターネット接続サービスを開始する。64キロビットから最高で129キロビットが可能で、日本のISDNに近い。別途モデムが必要で料金体系も従来とことなる。

・ソニーが売上げ増加へ(24日付けバンコクポスト)

 ソニー・タイは、2000年度の売上高を15%増の92億バーツにすると発表した。95年以来の売上げ増でプレステの好評が売上げ増加に貢献する。

・EPSONが売上げ増へ(24日付けバンコクポスト)

 EPSONタイは、2000年の売上高を昨年比15%増の16億バーツにすると発表した。主力商品のプリンターで法人や個人向け需要が力強いとみている。

・TESCOが新店舗(19日付けバンコクポスト)

 英系の小売店、TESCOは24時間営業のディスカウント店をラーマ4世通りに開設した。同社にとっては20店目だが、24時間営業店は初めて。

・フォルクスワーゲンが新会社(19日付けバンコクポスト)

 独フォルクスワーゲンはタイのヨントラニット社と合弁会社を設立することで合意した。資本金は5億バーツでワーゲンが45%、タイ側が55%を出資する。「アウディ」などを生産する。

・クルンタイ銀の資産会社会社(19日付けバンコクポスト)

 18日の閣議で、国営クルンタイ銀の資産会社会社(AMC)設立を了承した。5370億バーツの不良債権をAMCに移管することを認める。9月から移管が始める計画だ。

・TACが社債を発行へ(19日付けバンコクポスト)

 携帯電話サービス会社のトータル・アクセス(TAC)は総額5億5000万ドルの社債を発行する。外貨建ての債務返済に充てる。

・農民銀が人員削減へ(18日付けネーション)

 タイ農民銀行は2000人の職員を人材開発センターに配置することを決めた。人員削減策の一環で、同行では年内に4000人から5000人の削減を計画している。

・アユタヤ銀が公的資金(17日付けネーション)

 アユタヤ銀は政府からの公的資金を導入、再建に乗り出すことを決めた。政府の介入を嫌って公的資金導入を見送ってきたが、増資のアテが見込めならため。8月14日の申請締め切りまでに手続きに入る。

・UCOMが豪州傘下へ(17日付けネーション)

 通信大手のUCOMは豪州の電話会社、テルストラからの支援を受けることが決まった。総額114億バーツを投資しUCOMの株式25%を取得する。UCOMは携帯電話大手のTACを傘下に持つ企業で、テルストラは2006年に予定される通信自由化に向けて地盤を築く。

・ダンキン・ドーナツがシェア向上へ(6日付けバンコクポスト)

 2000年はタイ国内に25店を出店し合計198店舗にする計画。今年1月−3月は売り下高を7%も伸ばしており、店舗拡大で売上増加を狙う。

・東洋製罐が投資(6日付けバンコクポスト)

 東洋製罐はタイ大手缶詰会社クラウン・シールの株式46・51%を取得した。従来の29・77%から増資し傘下に収めた。

・「マスター・カード」で顧客を獲得(4日付けバンコク・ポスト)

 スタンダード・チャタレッド銀は「マスター・カード」の発行枚数を現在の10万枚から年末には14万枚まで増やす計画だ。

・クルンタイ銀が不良債権を圧縮(4日付けバンコクポスト)

 返済が見込めない不良債権を現在の59%から年末までに16・5%まで圧縮する。計画中の資産管理会社による債権圧縮策の一環になる。

ヤマハが主導権(4日付けバンコクポスト)

  ヤマハはサイアム・ヤマハの株式51%を取得し傘下に収めた。これまで合弁先のKPNホールディング社が72%の株を持っていたが、ヤマハは総額41億バーツで買収。KPN側の比率は15%まで下がる。

・CPグループが上海にテーマパーク建設(4日付けバンコクポスト)

 サファリ・パーク社と華僑系のCPグループは、上海にテーマ・パークを建設することで合意した。総額30億バーツを投資する。

・TACが豪州社と提携か(3日付けバンコクポスト)

 携帯電話サービス大手のトータル・アクセス(TAC)は豪州のテルストラとの提携を模索している。すでに交渉に入ったが、株式取得の割合を巡って最終的な詰めを行っている。TACはイリジウムを提供したUCOM参加の携帯電話会社で、財務体質の強化と新規投資のため提携先を探していた。

・バンコク銀がインストア・ブランチ(3日付けバンコクポスト)

 タイ最大の商業銀行、バンコク銀は合計21の小型支店(インストア・ブランチ)を開設する。低コストの小型支店により個人向けサービスの充実を図る。

・TGがシンガポール航空と話し合い(3日付けバンコクポスト)

 タイ国際航空(TG)は5月初めにシンガポール航空と提携のあり方について話し合いの場を持つ。TGはユナイテッドなどとスター・アライアンスを形成するが、シン社の参加により脱退をほのめかしていた。スター・アライアンスは継続する方針だが、TGは「共同で発展する道を探る」と説明。TGへの資本参加問題もくすぶっている。

・チェンマイ・フリーズド・フードが強気(3日付けバンコクポスト)

 冷凍食品大手の同社は、総額1億バーツを投資し生産規模を拡大する。タイは年間6000トンものチキンを輸入しており、これの現地生産かを狙う。ケンタキー・フライド・チキンやマクドナルドへの納入を目指す(らしい)。


2000年3月分です