石丸指揮塾第6回
(オーケストラ)
7月7日(月)18:30 大濠ハーモニーホール
吹奏楽、マンドリン、オーケストラ等の器楽を希望する方で実習を行ないま
した、もちろん、合唱の方も自由に聴講することが出来ました。
教材はベートーヴェンの交響曲第1番終楽章提示部です。演奏はピアノ連弾
です。
パートへの指示などの方向をイメージするため、ホワイトボードにオーケス
トラの配置図が描かれていました。実習では、このホワイトボードに向かって
指揮しました。
- コーラスとオケの指揮の実質的音楽的区別はない。
ヨーロッパには「合唱界」「吹奏楽界」という言葉はない。
- 現象的に違いは起こっている。
1〜6小節目
- 各小節の頭の八分音符にはアーティキュレーションがない。
- 3小節目のクレッシェンドどの大きさまで?
- 5小節目の Subito p。(Subito = Suddenly)
- 6小節目 Allegro Molto 1拍目と2拍目の間 "//" 当時珍しい。なぜ?
- 6小節目1拍目、他は四分休符にフェルマータなのに、
ヴァイオリンは八分音符にフェルマータ+八分休符。なぜ?
実習
- 最初のフェルマータの切り方。緊張感を切る。
- スコアをずっと見ない。
- Subito p の前は一瞬開ける。
- 5小節目。pp の動きは奏者に任せる。
合わさせようとすると大きくなってしまう。
- メトロノーム表示。二分音符=88は速すぎる。
- 松葉クレッシェンド。一つ一つの音符にかけ、
次の音符の出だしの大きさは前の音符の終わりと同じ。
強くなりすぎて難しい。
- Letter A (練習記号A)
ホルン。
Honerzeit (oはウムラウト)もっとも基礎的で原始的、自然で美しい。
- Letter B
デクレッシェンド に音楽を与える。大げさに。
実習
- 指揮者はてれちゃダメ。
- デクレッシェンド、大きいのをのこして。効果的である。
- 楽譜のつかみ方
- 大きいところから小さく
4楽章構成->速・遅・ダンス・速
1楽章はインDである->ソナタ形式である->提示部は…。
- 歌うことは大事
- 音程が悪くても一発で通じる。
- 勉強する。楽譜をよく読む。
第
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