自己紹介と家族の紹介をさせていただきます。

 名前は、樽井 幸一郎(たるい こういちろう)といいます。1940(昭和15)年生まれの60歳です。小学校に3年間、中学校に35年間勤め、この3月に定年退職しました。今後は、悠々自適の生活を送りたいと思っています。
 しかし、これまで続けてきた職業をやめる、ということは不思議なものですね。自由に何でもできる反面、さびしいものですね。最後の授業が終わったとき、生徒たちが私に花輪でつくった月桂冠をかぶせてくれ、レイを首にかけてくれました。そして、38年間よくがんばったという「卒業証書」と、一言ずつ書いた色紙をくれました。感激しました。それから、全員の先生方から寄せ書きのアルバムをいただくなど、本当に温かい気持ちを込めて送りだしてもらいました。教師冥利に尽きるとはこのことか、と思います。生徒のみなさんや先生方、卒業生や保護者・地域の方々に、心からお礼申し上げます。
 さて、ちょうど2年前にパソコンを始めましたが、なかなか上達しません。でも、あちこちホームページを訪れて情報をもらったり、Eメールの交換もできるようになりました。そして、ささやかながら自分のホームページを持つことができました。これまでは、職場にパソコンの超ベテランの先生がおられたので、何でも教えてもらっていました。しかし、これからはそうは行きません。自分で、しっかりがんばるつもりです。

 は、県立ろう学校に勤めています。聴覚障害の子どもたちを相手に、毎日なかなか大変のようです。家に帰ると、学校の話ばかりしています。妻の教え子の仲人をすることがあります。これまでに、仲人を5組つとめさせてもらいました。

 子供は男ばかり3人おりますが、それぞれ別々の所で住み、自分たちの好きなことをやっています。最近,「だんご三兄弟」という歌が流行っているようですが、まさに「“たるい”三兄弟」です。

 長男は、1999年10月29日、司法試験に合格しました。ついに、やりました! 9回目の正直でした。長い長い辛抱でした。よくがんばったと思います。いよいよこの4月から、1年半の司法修習生の生活が始まります。将来は何になるのか分かりませんが、少しでも世のためになることを、と願っています。それから、長男が司法浪人中、みなさんには何かとご教示いただいたり、激励をいただいたこと、ありがたいと思っています。厚くお礼申し上げます。

 真ん中の子は、大阪で働いています。イベント会場やホールで、音響や照明の仕事をしています。法学部を卒業したのに、まったく関係のないこんな仕事をしています。好きで好きで仕方のない仕事のようです。親としては、健康であればマーいいか、と思っています。

 末っ子は横浜の会社に勤めています。金融関係で、毎日残業で遅くなるようです。3人の子供のなかでトップを切って、昨年4月に結婚しました。それを機に、少し広いマンションに引っ越しました。いつまでも健康で、仲良く暮らしてほしいと思っています。

 末っ子の嫁さんは、末っ子と同じ会社に勤めていて、お互いに一目惚れだったようです。とても可愛く、なおかつしっかりしており、末っ子にはもったいないような子です。うちには女の子がいないので、ほんとにうれしくて仕方ありません。

 母親は、大正元年生まれの88歳です。足腰はずいぶん弱ってきましたが、それでも元気でいろいろ家のことをしてくれています。よく食べるのが、長生きのコツのようです。3人の子供は、みなおばあちゃん子です。

 


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