「ゴジラ FINAL WARS」

例の東宝系の映画だけ見られる前売券 が残ってたので、今度は「ゴジラ FINAL WARS」見てきた。

入場者に配られる「地球征服ゴジラ」。
地球儀の上にゴジラが乗ってる。

とつぜん地球防衛隊が揃って訓練しているシーンで始まったりして驚愕した。ていうか、萎えた。やけに人間 vs X星人のアクションシーンが多い。途中、ゴジラの存在を忘れるくらいだった。

人間 vs X星人の戦いは削っていいから、後半からのゴジラ vs 怪獣の勝ち抜き戦シーンをもっと見たかった。序盤戦の怪獣が弱すぎて、特徴とか魅力を感じられないのは残念。あと、今回のゴジラはほとんどピンチになることなく圧倒的に強い。

ドン・フライがかっこいい。軍服に刀が似合う。でも、フライを始め、外国人キャスト全員の吹替の仕方には違和感ある。ドン・フライの声にかぶせて日本語吹き替えがあるとかならまだいいんだけど、フライの声を消して声優の吹き替えになってるため、日本人キャストとの会話のとき、フライの台詞だけが声優くさく浮いてしまってて、非常に残念。

エンターテインメントとしてはよいと思うけど、なんかいまいちだったなあ。今までの「ゴジラ」シリーズとは、極端に違う路線だ。ハリウッド版ほどひどくないけど。

(追記)
自分が見たのは日本語吹替版だったということが後に判明。他にも、一部の劇場のみらしいけど、ワールドプレミア版というのがあって、こちらは外国語のシーンは日本語字幕が出るようになってたらしい。そっちを見たかったな。