「ハウルの動く城」

先日、2004年の東宝映画8本のうちどれでもみることができる前売り券を貰った。ていうか、「ハウルの動く城」と「ゴジラ ファイナルウォーズ」しか残ってないんだけど。果たしてどっちを見るか悩んだあげく、次の上映が近いのが「ハウル」だったので、「ハウル」を見た。

けっこうよかった。

ストーリーは、いつもの宮崎駿作品みたいな重厚長大な感じや説教くささはないので、見てて楽だった。戦争という重いテーマも持ってはいるんだけど、基本はラブストーリーなので、戦争をあまり強調しなかったのはよかったと思う。大感動ということはないけど、映画が終わった後に映画を重く引きずらずに、すっと帰れるような作品はけっこう好きだ。

声優陣について。まず、ハウル。前もって知ってなければ、木村拓哉だとは気づかないと思う。しゃべり方はドラマと同じように淡々としてるんだけど、ハウルのキャラクターに合ってる。倍賞千恵子は、おばあさんのソフィーはいいけど、若いソフィーはちょっと無理がある。大泉さんも出演してるが、台詞が少ないので聞き逃す可能性が高い。大泉さんが「カブ」を演じているということを、あらかじめ確認しておいた方がいい。