[US GP] スタート前に14台がリタイヤ

こんな変なレース見たことないぞ。ていうか、これはレースと言えるのですか。

うがあ、せっかく地上波で生放送なのに、これかよ。

椿事なので最後まで見るけど、つまんねーレースだ。

フォーメーションラップ終了後、ミシュランタイヤを使ってるチームすべてが、ピットに入りスタートせずにリタイヤ。

予選でラルフがクラッシュし、ミシュランが、用意したタイヤのまま決勝レースを行うと危険なので、安全を確保するために直線部分に障害物を置くなどしてスピードを落とせるよう措置してくれと要望したのに対し、FIAが認めなかったため、ドライバーの安全のためにボイコットした、ということのようだ(読売の記事)。

タイヤの選択を間違ったミシュランのミスだけど、安全とレースを楽しみにしてきたファンへのサービスを考慮して柔軟に対応するなどせずに、レースをレースとして運営しなかったFIAは酷い。

ていうか、スピードを抑えて安全にするために、タイヤを交換してはいけないというルールがそもそも正しいのかというのは疑問だ。ヨーロッパGPで、クルサードのマシンが最終ラップでサスペンションが折れて大破したというのも、使い続けたタイヤが相当摩耗して振動が大きくなったのが原因のようだし。去年までの、タイヤ交換ができるルールの方が安全なんじゃないのだろうか?

まあ、そんなわけで、ブリヂストンタイヤを使ってるフェラーリ、ジョーダン、ミナルディの3チームの計6台だけでのレース。それでも、フォーメーションラップを全車が走ったから、規則上レースとして成立。



[追記]

レース終了。いやあ、すばらしいレースだった。こんなに見る価値のないレースもない。手に汗握る白熱のレースだった。フェラーリ、楽勝で1-2フィニッシュですよ。

盛り上がったのは、唯一、ピットを出たシューマッハとバリチェロとがバトルした時だけだった。

表彰台で喜んでるのも、ルーキーで初めて表彰台に上ったモンテイロだけ。