計画・準備

 

(1)   トレーニング

   今回も,昨年の富士登山シーズンオフから,今年の山開きまでの間に行った
  トレーニングは皆無に等しかったが,唯一の例外として,富士五合目・御中道ハイク
  を行った。
   コースは,河口湖口・御庭←→大沢崩れ までという,恐ろしくポピュラーな
  ルートだったのだが,今回も御多分に漏れず,えらい目に遭ってしまった。

  御中道ハイクの様子はこちら

   さて,今年で3度目の挑戦となる息子(11歳)だが,出発前にちょっとした事件が
  起こってしまった。
   昨年来の息子の話を聞いてかどうかは知らないが,友人の一人が「自分たちも今年は
 富士に登る」ということで,息子と色々話していたようなのだが,その友人が,
 連続台風一過のある日,先に登頂を果たしてしまったのである。
  
   日ごろ,他人の動向をとやかく言わない息子であったが,この知らせを聞いた時には
 さすがにショックは隠せなかったようであった。

   ずばり「もう,後がない!!」 状態である。

   しかし,一昨年,昨年から,さまざまな準備を重ねてきた親としては,これで取り乱して
 無理をして自爆することだけは避けたいと祈るばかりであった。


(2)   登山計画

   今年の登山計画としては,基本的に昨年の夏に立案した計画に沿って行動することにした。
   ただし,昨年の反省を盛り込んで,多少計画のブラッシュアップを図った。

   以下がその新計画案である。

  ・  今年も,河口湖口から登山を行う。
  ・  混雑しがちな河口湖口で,のんびりと登らせたいために,平日の登山に登る。
  ・  なんだかいつもと様子が違うような?今年の気候から,天候の動向には十分
   注意し(あたりまえではあるが),確実に晴れそうな日を選ぶ。
    また,その天候の急変に対応するため,父親の夏期休暇期間中の平日の
   いずれかを決行日とする。 

   などの理由から,2002年8月5日(月) を決行日とすることにした。

   さて,もうヒトツの問題のうちの息子の弱点である「寝起きの体調がすこぶる悪い」
  であるが,これに関しては1年経た今でも,多少改善されてきてはいるが,まだまだ
  予断を許さない状況である。
   そこで,今回の計画では,昨年同様,「前日夜より5合目に入り,車中泊」の部分は
  同じだが,以下の点を変更/実践した。

  ・  登頂→日帰りを前提にして行動時間を計算し,昨年の「自発的に目覚めた時間」の
  出発ではなく,昨年より約2時間前倒しの午前5時登山開始とする。
 ・  強制覚醒をスムーズに行うべく,車中泊の際に,昨年のように「フラットシート+寝袋」
  ではなく,後部座席での座り姿勢での仮眠に変更した。これは,某TV番組で,「サラリーマンの
  午後の眠気防止に,目覚めのよい座ったままでの仮眠が効果的」との調査報告がなされて
  いたことからヒントを得た。

   これは,下手をすると,高山病対策の常識である「十分な睡眠」の方針に逆らうことに
  なりかねないのだが, 登山成功の成否がこの一瞬に決まると判断した父親は,
 
あえてその「目覚め」にかけた のである。


(3)   携行品

   登山時の携行品は,昨年の装備を中心に再検討し,最終的に以下のものとした。
   (昨年との相違個所は,グリーン で示している。

<<登山用服装>>

息子 補足
上着(薄手・黒) 上着(薄手・グレー) 昨年は,父親の方はトレーナーだったが,今年は
もっと薄手のパーカーもどきに変更した。
なお,服の色まで記載しているのは,来年の計画
時に思い出すのが楽だからに他ならない。
ベスト ベスト 安物の薄手のフィッシャーマン用
長袖ボタンシャツ 長袖ボタンシャツ  
ベルグシャツ下着(グレー) ベルグシャツ下着(黒) 息子はジュニアサイズがなく女性用SAサイズを着用。
色の違いは,単に見分けやすいため。
ジャージ下 長ズボン  
帽子 帽子+汗止めバンド 帽子の種類を,野球帽からルンペン帽型に変更。
これは,昨年の登山時に,耳の天辺が日焼けで
大やけど状態になった反省から,耳を覆う必要を
認めたからである(帽子は娘からのプレゼント)

その他,父/息子共同種のもの
・厚靴下   ・タオル   ・軍手    ・ストック    ・雨具


<<携行品>>(リュックの中身の小物)

食料   おにぎり(小型・手製・8個)   ← 今年は,忘れずにちゃんと持って行った。
      ウィダーinゼリー(4個)     ←数を2個から4個に増やした。
      ミニパックの黒酢飲料(2個)  ←昨年食べなかったバタークッキーから変更。
      ミニドーナッツ(10個ほど?)  ← 昨年食べなかったプチクリームパンから変更。
      チョコ KitKat Petit:(小指大位の小さい包みのもの) ← 昨年に同じ

水分   アクエリアス(2本)
      アクエリアスの素(2袋) ・・・・ 昨年,水を買って自作したため,念のため。
                         ただし,数は5袋から2袋に減らした。

その他  携帯TEL:J-PHONE(写メール付き)
      新デジカメ+換え電池(4本)  ←撮りっきりカメラから変更。
      旧デジカメ+換え電池(4本)
      携帯用トイレ(1個)
      新ヘッドライト(高輝度ダイオード型)  ←夜間下山を覚悟して追加購入。
      ヘッドライト+換え電池(2本)
      腹ライト+替え電池(2本)
      小型ペンライト(予備)+替え電池(単4 1本)
  
      (携帯GPS受信機(Map21) は,今回は持っていかなかった。邪魔だったので)

 後は,車載用として,

   ・ 帰り様着替え
   ・ 替えメガネ(運転用予備)

  等を用意した。なお,

   ・ ぞうり
   ・ 手洗い水(2L ×1)

  を,昨年使わなかったとの理由から今回省いたが,今年はあった方がよかったと感じた。
  どうせ車載用なのだから,登山中は関係ないし。今年の必要性は,下山後の着替え時に感じた。

   なお,上記の車載品以外の,実際に登山時に背負った合計重量は,約6kgである。
   (思ったより軽かったといえるが,手にもった感じでは10kg位に感じられた)

 

(4) 課題

  さて,恒例の研究テーマの設定だが,今年は登ることに専念せざるを得ないと考え
 若干減らせた内容になった。

 そこで,今回は以下の3点を研究(実験)のテーマとした。

@ 高い山の上では,紫外線量がすごく多いって本当?

   これは昨年もテーマにしていたが,実験方法が人体実験になってしまったので
  今年は,昨年忘れていた計測器(紫外線計付き腕時計)をリュックにくくりつけて
  その測定値を見ることにした。

A 河口湖口の下山道は,やっぱりしんどいのか?

   昨年,8合目のエスケープルートからこの下山道を利用してしんどかったが,山頂から
下山道を 使った場合に,どれほど苦痛が増えるかを確認してみたかったことによる。

B 最新のバイオトイレって,どんなん?

   報道によると,今年も新しいバイオトイレを設置/試験することが決まっているとの
  ことなので,ぜひ,その新型トイレに(チップを払っても)入って見たかったからである。


        1.決行1(決行前〜登頂・下山まで)     富士登山・三度目の正直TOPへ