北海道・・・すべてのバイカーにとって、北の大地はいつか一度は走ってみたいと思う代表的なところである。
この憧れの地、北海道を定年退職後に毎年のようにハーレー(ファットボーイ)で走っておられる方とインターネットを通じて知り合った。
HNを「古い鯨」さんといわれる兵庫県在住の方である。今年の湯の郷ハーレーフェスティバルで初めてお会いした。その時の様子はすでに紹介した。
さて、INFOWEBの「e-名刺」という伝言板コーナーに私の主催する「伝言板」があり、そのメンバーになって頂いている。ここで、鯨さんはいろいろな話題を提供して下さっているのだが、今年の「北海道ツーリング」から帰られて、その時のお話を何度かに分けて紹介していただいた。
以前より北海道にツーリングに行きたい身としては、鯨さんのお話は非常に興味深く、同じハーレーで走られたということもあって、是非とも記録として残しておきたいと考え、その都度ファイルとして保存していた。
北海道ツーリングのお話が終わったところで、このお話をまとめて私のホームページ上でご紹介したいとお願いしたところ、快諾頂いたのでご紹介させて貰う事となった。
以下のツーリングレポートは、その全てである。また、写真もすべて鯨さんがお撮りになったものを拝借して編集した。

今年(註)の北海道ツーリング

(註:平成11年)

Copyright (C) by "Old Whale",1999



定年退職後、毎年の様に(9回目)走ってますが予定コース
どうりに成った事は一度も無く、今回も同様でした。


6/26 23.30舞鶴発  6/28 04.00小樽着
第一日目 
小樽より早朝、朝里峠−定山渓−喜茂別と朝霧の中、洞爺湖
まで約110キロ一気に走りました、いつもながら初日は04.00
発と為るので距離は稼げます。
途中の中山峠(道の駅望洋中山)は地元ライダーの集まる所
で話に花が咲き、要時間の場所なのですが早朝の故か車が
数台見えただけなので、周囲山頂の残雪を眺めながら虻田まで
走り、道央自動車道で長万部着。
(ここの毛蟹が美味いのです、街道筋で目の前でボイルして
 食べさせてくれる店があり初日目的の一つでした)
長万部よりUターン、支笏湖(前後は林と山中をたんたんと
走るのみ)経由で札幌に向い一泊目となりました。
走行距離約340キロ。




私の北海道ツーリング−1

☆宿泊先
 若い方はキャンプ用具積み込んで行かれますが、
 私のようなロートルでは真似ができません。
 民宿かホテルと為るのですが、旅館や民宿では予約が
 必要となり、又遅くとも午後四時頃までには到着しないと
 苦情言われたりするケースが多い様です。
 その点、ホテルは空室があれば飛込みで何時でも泊めて
 くれます、夕焼けの原野風景は北海道ならではの感があり
 街道筋の牧場・夕焼けの中に浮かぶサイロ・のんびりと
 寝そべっている牛の群れ・漂って来る牧草の匂い・・・
 この醍醐味は旅館に遠慮していたら出会えません。
☆時期
 毎年六月の末から七月の中旬にかけて、飛び出すのは
 予約なしで宿のとれる時期でもあるからです。
 道南・道央では原生花園もにぎやかに為り、帰る頃には
 富良野のラベンダーも花咲き始めます。
 38号線(芦別国道)ラベンダーの森付近は走行していても
 思わず徐行となる香りでした。



 

今年の北海道ツーリング−2

6/29 第二日目  07.00発
☆予定としては釧路か根室でした。
☆274号線の札幌−日高間は、未走行ライン・期待しながら
 出てみると曇天に加えて、少し予報通り風が強い状況。
 まあ山間部に入れば弱くなるだろう、とダンプにあふられ
 ながら約40キロ、山道に入ると風も弱くなり竜仙峡の奇岩
 大小の滝を横目に、アップタ゜ウンの繰り返しで日高到着。
☆GSの情報では日勝峠は濃霧との由、当地のガスは毎度の
 事とたかくって峠に突っ込んだのが、運の尽きでした。
 途中の峠前後は、まさに「孫悟空ハーレーで飛ぶ」でした。
 前後左右の景色など全く見えません、見えるのはセンター
 ラインと路肩のライン・前後の車灯、ガスのなか微かに
 浮かんでいるのみです、危険で止めるに止められず運任せ
 の走行と相成った次第です。
☆この歳に為り、何の因果でこんな事を・・・と思いながら
 十勝清水の町に入ると、霧雨も無く曇天でした。
またまたルンルンと走りました、救い様も無いですね。




ツーリング−2の続き

☆斯様な次第で、矢張り疲れ十勝川温泉にて予定変更ダウン
 一泊となりました。走行距離約230キロ。
☆帯広に入り冷え切った体で、食べたラーメン・・・
 美味しかったですね・久しぶりにスープも殆ど残さずです。
☆ホテルで見たテレビでは、日勝峠濃霧により約20キロ渋滞
 ノロノロ運転、長蛇の列と放映されてました。
 また翌日も道東、特に海岸方面は濃霧の予報・・・
 主な岬で残っている納沙布岬、アタックするのは今回で
 3回目でしたが、またもや断念、好天の道央向け変更です。
☆石勝樹海ロードの白樺林が眺められなかったのが残念です。





今年の北海道ツーリング−3

6/30 第三日目 07.30発
予定は富良野まで行き、十勝岳の吹上温泉の露天の湯でもと
思いながら走り始めたのですが、昼食時携帯電話に豊富の
友人より十年来の願望・・・「稚内沖・船釣り」の誘いが飛び
込んでました。もう二度とは無いチャンス・・・何が何でも
雨が降っても矢が降っても行くぞ!!と温泉そっちのけで
中富良野廻りで滝川泊り、と相成りました。

☆十勝温泉より帯広経由で一路、糠平湖へとルンルン走行。
 曇天ですが北に向かうほど、時折太陽も顔を出してくれ
 ました。糠平湖までの約60キロ直線コースは牧草地の中
 時々ダンプにあふられながらの走行ですが、刻々変化する
 空気の味を楽しんでました。

☆帯広より糠平湖−大雪湖39号線に交差するコースも初めて
 走りましたが、道内最高地の峠、三国峠からの樹海展望と
 大雪湖まで延々と続く白樺林、ここも又空気の味は変って
 来ます。動くものはたまに擦れ違う車か、手を上げて
 くれるバイク・・・
 馬鹿の様に「オーイ・オーイ北海道」と唸りながら走り
 ました(テレビ・CMの真似でした)。


ツーリングー3の続き

☆南から廻る残雪の大雪山も素晴らしい景色でした。
 お馴染みの39号線に入り層雲峡を経て、富良野に入った
 次第でこのコースは奇岩あり・谷ありで結構なのですが
 次々と訪れる観光バスの群れ・・・加えて道路沿いの各
 施設、お店は観光ずれしてると言うか私は余り好きでは
 ありません(道内の方には申し訳無いですが・・・)

☆旭川より中富良野まで突っ込み38号線で滝川までの
 芦別国道・大好きなコースですがラベンダーは一寸
 時期的に早かった様でした。道沿いに流れる空知川
 (だったと思うのですが)もなかなかの眺めで
 数年前・水浴及び下着類の洗濯した事もあります。

☆但しこのルートはスピード取締り・要注意の場所です。
 道内の取締りでは、牧草地とか田園地区から直線で
 市街地に入った途端でのネズミ取りが目立ちました。
 内地ナンバーが多かったですね、七月三日の船釣りを
 楽しみに明日から北上する事として、滝川泊と為りました。
 走行距離メモでは約330キロ




今年の北海道ツーリング−4

7/1 第四日目 07.30発
今回は山間部、樹海走行と道央が多かったので海岸線に
出るべく451号線里見峠−新十津川ダム経由、浜益へと
約60キロ牧場・牧草地・山間部・樹海を抜け海岸まで走り
ましたが、曇り時々晴れの風も弱く楽な走行でした。

☆サイロの見える酪農家の付近、牧場を縦断したような
 道路沿いには、何ら杭とかの遮蔽物もなく乳牛の
 寝そべっている横を走る有様で、牛が道へ出てきたら??
 と心配しながら走りました、幸い出て来ませんでしたが。

☆浜益からの231号線留萌を過ぎる頃までだったと思いますが
 車と民家や色々な店、急に増えた感じでした。
 ここの海岸線は海水浴場が次々と見られますが、人影は
 殆ど有りません、聞くと北海道の海水浴は八月の1週間か
 二週間程度だそうです。

☆留萌から海岸線北上するに従い右手には、砂丘状の原生園
 (小原生花園)が続き、信号無しが何十キロとなるオロロン
 ラインとなります。有名な「花田家ニシン番屋」は数度目に
 なるので横目で眺めながら走りました。




ツーリング−4続き

☆羽幌温泉まで北上して、天気予報聞いた所どうも海岸線は
 雨風の気配・内陸部の方が、お天気よさそうなのでUターン
 239号線より士別へと向かいました、ここも初走行でしたが
 約50キロと思われる間GSも見かけない、山林・樹海の
 アップダウン・コースで走り込めるロードでした。

☆士別に着いて未だ時間も早かったので、天塩川沿いに走って
 みたりウロチョロ後、士別泊と為りました。
                 走行距離 約320キロ

☆道内の殆どの郊外道路、道沿いに大小の野生蕗(フキ)が
 群生してます、食用にはならないそうですが一寸
 もったいない様な気もしました。
 例年は同じくタンポポも咲いていたのですが、今年はあまり
 見掛けませんでした。以前に道端の蕗は一年中群生して
 いるのかと聞いて笑われました・・・そうですよね、
 自分が道内走る時、いつも見るからと言って年中生えている
 わけないですね。


 

今年の北海道ツーリング−5

7/2 第五日目 どうも朝から雨、霧雨となってきたので
    09.00頃より飛び出しました。

☆明日の船釣りを楽しみに、稚内へと向かった訳ですが
 音威子府まではバイクを止めて風景楽しむ余裕もなく
 小雨の中、とにかく北へ北へでした、途中の美深森林公園
 にはライダーがよく集まっているのですが、今回はパス。

☆音威子府−天塩間は手塩川沿いに走るので、なかなかの
 眺め 但し交通量の多いのが難点です。

☆豊富に入り雨も上がってきたので、サロベツ原生花園に
 廻って見ましたが湿原の華やぐのは、もう少し後でした。

☆「花より釣り」と稚内抜けて宗谷岬まで飛ばし、友人が
 予約してくれた民宿・最北端の碑のまん前でした・泊

☆明日の釣り船、確認(確か、さざなみ丸)に直ぐ横の漁港に
 見に行ったのですが、予想外の大きな港・漁船の数は
 集落の家より多いのでは・の感でした。
               
☆最北端の碑を窓越しに眺めながら、寝込みました。
                走行距離約240キロ





今年の北海道ツーリング−6
7月3日
04.00友人(後輩で現在は自営業)に起こされ一年ぶりの
再会、挨拶もそこそこに準備し漁港に向かいました。
防寒着とカッパのみ自前、釣具その他全て友人任せの
大名釣りです。

☆5時前発、半時間ぐらい走ってもう魚場、同船者は私を
 含めて8名(友人関係の公務員グループ)でした。
 濃霧の中、釣り開始。いやはや釣れる事・釣れる事、内地の
 太公望には想像もつかない、話したら眉唾物扱いでしょう。
 魚種は・そい・ほっけ・かじか・あぶらめ・その他数種、
 大物では、そいの52センチ・あぶらめの70センチ等で
 友人と2人で大型クーラー二個で一つは満タン、一つは
 1/2・・・十年来の夢はかないました。

☆11.00帰港・濃霧も晴れてました、宿で数えたのですが
 2人で90匹位、早速刺身にしてもらい食べましたが、
 その味・・・もう忘れる事は無いでしょう。
 
☆当日は友人宅に泊まる予定でしたが、明日は雨模様なので
 南下する事としました。



北海道ツーリング−6続き

☆一休みして二時半頃、友人と来年の再会を約し南下と
 なりました。空を見上げながらの走行天塩通過あたりで
 とうとう小雨、遠別辺りからは時折どしゃ降り状態と
 なり、街道筋には宿も無く天売島へのフェリー乗り場
 羽幌まで40キロ、眼鏡とシールド拭き拭きの走行でした。

☆景色眺める余裕もなく、なんとか羽幌で宿をみつけ
 ほっとしたものです。
 走行距離約150キロ・到着したのが六時過ぎでした。

☆さすが疲れたのですね、当日の領収書にはマッサージ
 4000円と残ってました。




今年の北海道−7

7/4 第七日目 夜間中は降っていた様ですが、幸いに
   朝から曇天となり霧雨程度でした。

☆08.00 天気予報では南の方が良さそうなので、海水浴場
 やキャンプ場の連なる海岸線231号線南下、留萌あたりで
 天候も回復し、この2日ほどモタモタ走りばかりなので
 札幌まで約190キロ・メモでは石狩の直線道路でスピード
 取締りあり、と残ってましたが覚えてません。

☆札幌市内でカボチャ麺ラーメン(麺にカボチャが入ってる
 そうです)の焼き豚が美味しかったですね。とにかく
 道内の方は肉屋に行って、「お肉下さい」と言えば豚肉で
 牛の時は「牛肉下さい」と言うそうですから北海道の
 豚は美味しいのでしょうね。

☆釣りの疲れもあり、温泉でもと登別温泉へ電話してみたら
 予約とれ道央道路・白老まで一気に約70キロ飛ばしました。
                       続きます。



北海道ツーリング−7続き

道北には羊の牧場が多い様でしたね、前に豊富温泉から
農道に入り牧場のなか、坂道を暫く走った高台に町営の
展望台・レストラン等がありそこでジンギスカン食べた
事有りますが、マトンはこんなに美味しい物だったのか、
でも牧場に白く点点と見える羊を眺めながらの食事??
何か変な気持ちに為ったのを思い出してます、そう言えば
今年はマトン食べませんでした、残念でしたね。

☆白老で道央道降りたのは、この付近道路登別まで道沿いに
 派手なノボリ?を立てたカニ・カニ・その他海産物の店
 ずらりと並び、お祭りの出店を拡大した様な物です。
 焼き立てのツブ、サザエのつぼ焼きとは一味違いますね。

☆登別温泉泊まりと為りましたが、ここは坂道・宿の周囲は
 傾斜地多く、取りまわしに苦労しウルトラでは大変だな、
 等と思いました。

☆温泉も結構・料理も結構で特に今が旬の尾岱沼の島エビ・
 刺身で久しぶりに堪能し、今年のツーリングでは一番の
 豪華な宿泊となったのはよいですが・・・
 翌日の支払いには・・・ヤレヤレ参りましたねー。
               走行距離約310キロ





今年の北海道ツーリング−8

7/5 第八日目 07.30発

☆起きてみたら今回一番のお天気!! 絶好のツーリング
 日よりです、もう少し前になーと恨みながら飛び出しです。
 
☆オロフレ峠、羊蹄山の眺望楽しみながら又白樺林・樹海を
 縫う様にアップダウンのコースで、洞爺湖経由留寿都村まで
 殆ど一気に走りました、山中・樹海・牧草地・田園と刻々
 変化していく空気の匂い、味を楽しみながらの走行は素敵な
 もので、ああまた来年と名残惜しみつつ走りました。

☆洞爺湖は一泊した事もあるので、走り抜けましたが西側の
 峠よりの全貌も素敵な眺めでした。
 留寿都よりニセコに突っ込み、林の中ポツン、ポツンと建つ
 北欧の絵に出てくるようなペンション・別荘?等を眺め
 ながら、ウロウロ走っている内に道に迷ってしまいマップ
 頼りに倶知安駅まで出た次第でした。
                  続きます。




今年の北海道ツーリング−9−1

五日小樽着、最後の宿と為りました。
横道へウロウロしたので走行距離290キロ、道内合計
2.210キロでした。 

☆18.00頃着いたのですが、今年は例年になく駅前の
 ホテル・三軒で満員と断られ、やっと探したホテルが
 なんと二軒目で断られた、グリーン・ホテルの前の
 ニューグリーン・ホテル・・・ 同系列なのにと
 ボヤイタ次第です、なんとか期間で3.500円
 バス・トイレ付き、今回最安値でしたがウロチョロ
 した甲斐があったものの、落ち着いたのは20.00前。

☆小樽駅の横、高台に「三角市場」がありますが釧路駅
 前の「和商市場」等と同様、海産物の並ぶ活気の有る
 有名な面白い? 市場なので少しは土産でも送ろうと
 考えて居たのですがもう閉まってました。
 各成る次第で、今年のお土産代は実に安くつきました。


 

今年の北海道ツーリング−9−2

六日小樽・10.00発→七日舞鶴・16.00着で帰りました。
今回は往復航共に、特に復路はバイク・その他の車も
少なく寂しい感じでした、此れも言われている不景気の
故なのか? と思いながらの帰路でした。

バイクは往路拾数台(ハーレーは3台)・復路8台
(ハーレーは私の1台のみ)で車両甲板はガラ空きです。

札幌のハーレー・シヨップでも、この数年内地からの
ライダーは減少してますね、との話でした。

道内走行中、天候にも起因したのでしょうか、ピースサイン
の回数も少なかったですね。

然し、色々な方との楽しい出会いは、有りましたね、私は
毎年この時期に走るのですが、九州の方(50歳過ぎ)で
来年は再会しタンデムでと、約束して頂いた方も居られます。

  
 

北の大地での出会い−1

☆往復航、共に同じ船と為った方も居られました。
 和歌山の方でオフロード・バイクに自作の荷台取付け
 リユック3個・サイドには予備ガソリン・タンク2個
 (ペットボトルでした)参りました。
 見事なほどのトップヘビー? 私なら乗った途端にドテー
 転倒間違い無いでしょう。
 山がお好きとの事で、余り走り回らずに気に行った
 キャンプ場では2・3泊し、山に登られるのだそうです。
 定年後この2年程続いていると言われてましたが、元気な
 方でした、バイクで北海道・・・この様な楽しみ方もあった
 のですね。
 
☆トップヘビー? では未だ上手の方も居られました。
 往路一緒でしたが矢張りオフロードで、アルバイトしながら
 雪の降るまで滞在予定の由、ハンドル前・タンクの上・
 サイド・矢張り自作荷台の上と、まあよくも積み込んだもの
 とにかく生活必需品一式だそうで、サーカスの曲乗りそのも
 のでした、若い方でしたが下船時のブリッジ降りる姿は
 見事としか言い様が有りませんでした。




北の大地での出会い−2

☆125ccアメリカン.スタイルバイクでの女性一人旅。
 豊中の方と聞きましたが(失礼しますが30歳過ぎの方)
 ソロ・ツーリング!!  
 フェリーの中で皆さんより、このバイクでは速度落として
 走る方が安全とか言われた由、朝靄の中時速40キロ足らず
 で走って行かれました。北海道は始めて、ドキドキします、
 と話されながら稚内向けとの事でした。
 お気を付けて! と見送った次第です。

☆前に書き込みしたかも知れませんが、小樽で73歳・80年型
 FLHライダーの方、北海道独特のハーレー・スタイルで
 ハンドル前に鹿の角・シートからサイド・ボックスにかけて
 流す様にキタキツネの皮を敷いてました、お元気な方で
 俺の方が兄貴と威張って居られ、是非家によって行けと
 誘われたのですが予定もあり、再会を約し別れました。
 道内では、このハーレー・スタイルよく見かけます。


 
 

北の大地での出会い−3

☆白老、アイヌ民芸品店のご主人談話。
 何気なく立ち寄ったお店でしたが、ご主人もハーレー・
 ライダーでした、愛車はウルトラのフル装備。商売は
 そっちのけでお互いの情報交換に花が咲き、お客さん
 あれば奥から、奥さん(ちよっと面白いですね)
 呼び出しての対応、奥さんには申し訳無しの有様でした。
 ご主人は夏の観光時期に店を出し、落雪前には閉店
 愛車を駆って内地へと渡り、ツーリングが楽しみとの方
 でした。道内ライダー、私たちとは正反対だったのですね。 
 年配の方でしたが又寄って下さい、とアイヌ木彫りの
 ペンダントまで、頂いて帰りました。

☆トラブル時には宜しく、と毎年立ち寄るバイク・シヨップ
 でお会いした地元ハーレー会の方々、数名ミーティング中
 でした、矢張り共に話題はハーレー。
 日曜日等のツーリング予定は、余程の事が無い限り朝からの
 雨程度では中止は無い、雪となれば走れない、半年しか
 走れないのだから、この時期は勿体無い。内地の人は良い
 ですね。とのお話が印象に残りました。


 


私の北海道ツーリング−2

道内ツーリングで以外と役に立ったもの。

☆特大ポリ袋(0.06mm×110cm×200cm)これは役に立ちます。
 宿の青空駐車場・雨宿り等でカバーの代用としては最適、
 袋を一枚のシートとすれば、ハーレーすっぽり覆う事ができ
 翌朝も快適に走れます。
 又日中の一休みでも、草むらに敷いてウトウトも最高です。
 いつも二枚と小型のポリ袋は持って行きます。

☆緊急時保温シート(宇宙服用に開発されたアルミ繊維)
 213×142cm・耐冷温度/−25℃で、手のひらにおさまる
 コンパクト.サイズにたためます。急な天候の変化にも
 直ぐ対応でき、私も一度助かった事がありました。

☆自転車のチューブを2cm巾位に切ったゴム紐。
 これは役に立ちますね、ポリ袋のカバー・一寸した荷物の
 固定etc・有ったら大変ですが緊急医療処置にも、使える
 のではとも考えてます。数本は持ち歩いてます。

☆キャツュ.カードは郵便局。
 おすすめです、銀行カードでは限られるのが北海道でした。
 いくら僻地でも郵便局はあります、また過疎村のような処で
 明治時代の建物??とカメラ取り出す楽しみもありました。



以上が今回、鯨さんから頂いた平成11年の北海道ツーリングレポートである。何度読み返しても北海道の澄んだ空気、スケールの大きい風景、まっすぐな道・・・と自分があたかもツーリングしているかのような気持ちになる。関西に住む私達には北海道はとても遠いかなたの地である。
同じ日本でありながら、自然の雄大さは北海道ならではのものがある。一度でも北海道を訪れると、殆どの人がそのスケールの大きさに驚嘆し、憧れにも似た感情を抱くようになる。
しかし、北海道を堪能しようと思っても一筋縄ではいかないのである。想像以上の広さなのだ。仮に1ヶ月かけたとしても北海道のまだ一部しか味わうことしか出来ない。せいぜい1週間程度かけただけでは、ごく限られた部分しか見れない。結局、北海道の魅力に惹かれ、時間の許す限り何度でも北海道を訪れるしかないのだ。
本稿をお寄せ頂いた「鯨さん」も、定年退職されてからの時間を有効に使われて毎年、北海道に愛車ハーレーでソロ・ツーリングされておられる。9回目とお書きになっておられるが、それだけ訪れてもツーリングの内容は薄くならない。それどころか、回数を重ねる度に反対に内容の濃いツーリングとなっているのではないだろうかと推察する。車では何度か訪れた北海道であるが、バイクで行く北海道は時期を間違わなければ「ライダーの夢」である。まだ一度もバイクで走ったことのない北海道。そんな私からすれば鯨さんはその「夢」を何度も経験されている「達人」である。いつ叶うかわからない「夢」であるが、せめてその夢が叶うまでは鯨さんのツーリングレポートを読みながら仮想ツーリングの旅に出ようと思う。