『鳥インフルエンザ問題の今後(79-3)』



憎まれ者の 委員会

   あとで あとで 糸引く

      あとで 糸引く  農水省

         オッチョコチョイノチョイ オッチョコチョイノチョイ

結論 出て居る 議事内容

   たまに たまに 出て来る

      たまに 出て来る 委員の本音

         マックロケノケ マックロケノケ

冷やかして悪いが茶番劇だ。 結論は昨日のうちに、消費・安全局が茨城県に返答済みである。それを小委員会が引っ繰り返せる筈がない。委員の自由な発言が可能なら出て来る議事録などがマックロケノケになる筈もない。その辺の事情は「学者の本音」辺りに書いたことがある。昨日まで気楽に本音をしゃべってくれて居た研究者が、現場へのマスコミの取材で、学術的な部分は本職に頼もうとしてそれを差し向けると、昔でいうゲラ刷りまでにこれもマックロケにされて返って来る。あの先生が?と訝るような変節ぶりである。

それでも私達が表面的には生殺与奪の権利を持つ、委員の先生達を少し品位の無い言葉で貶すのも、政治などにも繋がり兼ねない委員会などで自説を曲げられるより研究室に戻って本来の貴重な研究を続けられたほうがよほどましだろうと思うし、現場のわれわれも余程助かると思うからである。

私の知り合いだった金子力三と云う人は板垣退助の書生として大野伴睦と一緒だったが政界に出ようとしたら「お前まで泥水に浸かる気か」と諭されて生涯、院外団で過ごしたと聞いた。学者だって同じだと思う。農水省の意向で、矢面に立つのはそれなりに泥水を浴びることにはなる。本心に立ち返ることである。


H 17 9 2 最終 I,SHINOHARA