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2008年6月18日 市税条例に討論 住民税の年金天引きに反対 承認第2号のうち専決第5号小矢部市税条例の一部改正について、私は承認できません。 この一部改正によって、来年(2009年)10月から65歳以上の公的年金を受けている人の市・県民税を、年金から天引きすることになります。介護保険料の天引きに加え、今年4月から後期高齢者医療保険料も天引きされ、来年から市県民税も天引きするというのです。このことを知ったある人は「年金がなくなってしまうではないか」と大変怒っておいでました。 その一方で、株で稼ぐような高額所得者には、本来の税率が20%のところ、半分の10%に引き下げる措置をさらに3年間延長し、そのうえ株の売り買いで損失が出たら、その損失を配当金額から差し引いて税金をおまけしてあげるという優遇制度を創設するというのです。 わずかな年金をもらっている大多数の高齢者からは税金の取りはぐれの無いように年金から天引きし、株で稼ぐ高額所得者には法律を変えて税金をうんとおまけしてあげるというようなことが許されてよいのでしょうか。 こんなひどいことをやったのが自民党と公明党の政治です。政府が地方税法を改悪して、地方に強制したことが問題ですが、それを市議会にかけず専決処分で市長が勝手に決めてしまったことは認められません。 以上、私の反対討論とします。 |
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