ザ・サトー家
春の沖縄旅行
☆3日目(3月22日)☆
目の前が海に面しているロワジールホテル。
目が覚め、カーテンを開けると真っ青な海と真っ青な空!
この日は前日とはうってかわっていい天気でした。
早速朝風呂を浴び、身支度を整えたザ・サトー一行は
さっそく車に乗って朝の泊港へと飛び出しました!
車を止め、港にでてみると、近くには
久米島や渡嘉敷島などへ行く船が停泊しており、
ターミナルビル内ではこれから船出をしようとする
お客さんでごったがえしてました。
↑今回お世話になった観光水中船「トムソーヤ」
いよいよ出航時間になり我々3人は観光水中船「トムソーヤ」に
乗り込みました。トムソーヤは風を受けて穏やかな海の中をひた走り、
防波堤近くで停止、我々を含む幾人かの客を船内に移動させると
船室だけがまるごと海に沈みました。そこから見た景色は
あまりにも面白く、見るのに夢中でついシャッターに
収めるのを忘れてしまいました(−−;)>
どういうわけか、船員の方が「左側に座るように」って指示したんです。
で、そのとおりにして窓の外を眺めていたらどういうわけか、
左側にばかり魚が寄って来ました。よっく見ると上からまき餌が
パラパラ降ってくるではありませんか!思わずフキだしそうになりましたよ
( ̄m ̄*)
↑「トムソーヤ」内のsato310親子
遊覧を終え、巨大な泊大橋を渡って
次なる目的地”旧海軍司令部壕”にたどり着いた一行。
しかしさっきのゴキゲンモードとうって変わり、
我々3人はこれから戦争の歴史と悲惨さを
学ばなければならなくなりました。
↑海軍戦没者慰霊の塔
旧海軍司令部壕の内部はアリの巣みたくなっていて、
一見粗末な作りでしたが、「作戦室」とか「暗号室」とか
発電所なんてのやらいろいろあってまるで迷路のようでした。
そして最後の「司令官室」では昭和20年米軍の猛攻を受け、
太田少将をはじめとする幹部6人が拳銃で自決したそうです。
尚、この壕で発見された遺体は2,400人にも及ぶとか。
↑ひめゆり学徒隊戦没者慰霊の碑
更なる目的地「ひめゆりの塔」では洞窟内で兵士の看護に
あたっていた最中敵軍からのガス弾や砲弾で命を落としたひめゆり学徒隊及び職員
の慰霊碑がまつられていました。(近くの資料館にはその戦没者の顔写真が
ずらっと並んでおりました。)入り口付近ではおばさんが慰霊碑に手向けるための
花を売っていまして、1束¥200で買うことが出来ます。
戦争の悲惨さを学んだザ・サトー一行は、世界平和を祈りつつ海岸近くのレストランで
ランチをハブり、次の目的地”玉泉洞王国村”へと車を走らせました。
↑王国村施設内にある”工芸村”の風景
(左下の黄色いチェックはsato310の背中です^^)
一見沖縄の文化と歴史を学ぶ施設のようですが、
地下にはとんでもない空間が!
施設内にある”玉泉洞入り口”の門をくぐると
だだっ広い鍾乳洞が出現しました。
しかもどこからきたのか
洞内の水辺にはエビやらサカナも泳いでて・・・うっかわいっ(*^^*)
天然の美術品には「ひねくれ地蔵」などと名前が付けられ、
それがライトアップされているので綺麗で神秘的な光景でした。
でも・・・地上より蒸し暑かったのは何故???
↑斎場御岳(せーふぁーうたき)で偶然にも巫女さんに会えました。(写真上)
写真下はその巫女さんが拝んでいる岩の内部
搭乗時間までまだ余裕があり、悩みに悩んだ末、我々3人が向かった先は
沖縄創生の神”アマミキョ”が作ったとされる聖域「斎場御岳」。(←”せーふぁーうたき”と読みます)
車を降り、石の敷き詰められた山道を登っていくと、上の写真のような”いべ”と呼ばれる
礼拝所が何箇所かあります。ここは琉球王朝時代、国王が家来や巫女さんを連れて
自ら拝みに来たとされ、当時は一般の人々は入ることが許されなかったそうです。
山道を歩く際、ハブが出てきやしないかと内心怖かったのですが、
巨大な岩がそびえ立つ”いべ”の迫力と
その傍で一心不乱に拝む巫女さんの姿が見れてなんだか得した気分でした♪
(巫女さんの後ろには付き添いの旦那様が暖かく見守っておりました#^^#)
こうしてザ・サトー家のはじめての沖縄旅行は無事終了しました。
途中、カーナビの調子が悪くなったり、sato310が腎臓結石で苦しむなどの
ハプニングもありましたが、家族の一致団結でなんなくクリアーでき、
とても楽しい旅になりました。ただひとつ、残念なのは
我々が巡ったところは沖縄のほんの一部でしかなかった
ことです。沖縄の本島北部にはヤンバルクイナが生息するとされる地域があるし、
周囲の島にもそれぞれ違った環境や特色があります。
それを見ることが出来なかったという事は即ち→!また行く!って事です。
佐藤はそのチャンスをずっと待ちます。そしてその時がきたら
今度は西表島をプランに入れてもらおうと思ってます♪<おしまい>