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毎年旧暦9月の申の日、350年続けて行われてきた
片品花咲地区の「猿追い祭」。
漫画の参考にと昨年初めて拝見させて頂いたが、今年は
紙芝居の参考にとまたも拝見させて頂いた。
前にも述べた気がするが、この祭の起源については
口伝のせいか諸説あるが、山から下りてきては作物を荒らす
猿を追いかけたというのが一般的である。
派手さはない上、やる事が奇妙。
が、くれぐれも申し上げておく。
これは国指定重要無形文化財である。

「猿追い祭」の参加者には甘酒と赤飯が振る舞われる。
この日も花咲女子の皆さんが訪れた方々に甘酒と豚汁(おまけに漬物)
を無償で御馳走していた。

祭りの会場となる武尊神社の裏手の祠群にも甘酒と赤飯をお供え。

午後2時頃、花咲地区の当番の皆さんが本殿から出てきて
東西に別れ、「エッチョー!(栄長)」「モッチョー!(茂長)」の掛け声で
赤飯を投げ合う。

その後、当番の皆さんは再び本殿へ。「高砂」の謡が終わるのを合図に
猿に似たてた白装束の男性が飛び出し、本殿の周りを3周する。それを
皆で追いかける訳だが、決して猿を追い越してはならないルールがある。

祭ついでに訪れてみた秋の「オグナほたかスキー場」。
今年の紅葉は早いのか遅いのか?色づきがまばらのよう?
ところで紙芝居だが、メンバーそれぞれの都合が合わず、
制作もなかなか進まない。絵コンテが作れたらと思ったが、
本文のほうが未完な為、実現できなかった。
という訳で、完成は来年に持ち越し。
冬、スキーついでに会議でも開けたらと思う。
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