スガアマ’s でいりーらいふ

絵ヘタ、キャリア不足、
・・・欠点は多いけどそれでも負けねぇ!!
できるだけ多くの人に喜んで貰える漫画が描けるなら
(法とモラルに反しない限り)何だってやってやる!

あたしは・・・”情熱と執念の漫画描き”だァー!!!

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2011年7月23日(土)
花咲祇園まつり

17日、スガアマは新刊をお届けがてら「Deepred・・・」の
舞台にさせて頂いている片品村花咲地区で毎年行われて

いるという「花咲祇園まつり」を見させて頂いた。栗生、針山、
山崎、鍛冶屋、栃久保、登戸から成る花咲地区。以前は
各部落ごとに山車を出していたが、現在はひとつの山車で
花咲中をねり歩いているとか。


山の麓にある、坂道の多い花咲。引き手の少ない山車を
重機がサポート。上りでは先頭に立って引っ張り、下りは
後ろから支える。




山車には何故か、地元の子供達が鈴なり状態で乗り込んでいる。
引き手不足なのに「手伝わんかい#」と怒る者は誰もいない。
子供は地域の宝、いかに大事にされてるかが伝わってくる。
なるほどーいーなぁーなんて頷いていると、ヘンな掛け声が・・・!
ドンドン(←太鼓の音)「わっしょい!」ドンドン「はーげー!」
・・・後にきくと、頭を丸刈りにしたお祭りの責任者(「たばこや」さんの息子さん)
を皆んなでからかってこんな掛け声になったそうだ。




週末、他県ナンバーの車が多く通る県道を山車が歩く。
行列の前と後ろには交通整理係(地元青年部の方)が
いて車を誘導し、山車の少し前には飾りがひっかからないよう
に、電線を持ち上げる係もいる。



この祭り最大のナゾだったこの人形。
「誰なんだ〜?」とひたすら考え続けて3時間、
「猿追い祭」の会場、武尊神社でじっくり見てやっと
ハリー・ポッターだって事に気付いた!
・・・にしても、似てない。一部ご婦人方の間では
ヨン様だと思われていたとか。こういった脱力感も
地域のお祭りならではの空気を感じさせる。
(ちなみにハリー下の土台には凝り性な地元のお兄さんが
数時間かけて仮面ライダーの写真を貼り付けたとか)




山車は花咲の各地域を回り、中継所(?)ごとに30〜1時間ほど
の休憩にはいる。子供達は表で飲み物やお菓子などを貰い、
引き手(大人)は中で酒盛りする。だがその間も交通整理係は
お酒を飲まず、表で車の誘導にあたる。
スガアマもちゃっかりドリンクやすいかなどを貰ったりして食べた。
夏でも冷たい天然水で冷やしたトマトが美味だった。




「花の駅・片品」に到着。
「Deepred・・・」8、9巻で舞台として使わせて頂いた場所である。
スガアマはここで一旦山車とはお別れ。民宿「たばこや」さんのある
登戸地区に戻り、料理の手伝いをした。



午後5時頃、重機に先導され、山車が登戸地区に到着。
(ここが最後の地点である)
いつもお世話になる「たばこや」さんの前を通る。




かくして渡行は終了。山車は乱暴に揺さぶられ、
ハリー・ポッターの頭も足も服もふっ飛んだ。
最後は重機で持っていかれ、来年の為に保管される。
上の花飾りは花咲地区の各家庭に配られ、
縁起物として飾られるそうだ。


その後、手伝いも一段落したところで地区の皆さんと
ご馳走を頂いた。(休憩中も一切飲まなかった交通整理係
もここではじめてお酒を飲む)あまり戦力にならない上に
料理を沢山食べておまけに余った食材や飲み物まで頂いて、
本当にあり難い限りである。

これは絶対に漫画で恩返しをせねば!

で、その漫画だが、現在「Deepred・・・」13巻はネームの
見直し中。明日、先生に見て貰う予定だ。



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