スガアマ’s でいりーらいふ

絵ヘタ、キャリア不足、
・・・欠点は多いけどそれでも負けねぇ!!
できるだけ多くの人に喜んで貰える漫画が描けるなら
(法とモラルに反しない限り)何だってやってやる!

あたしは・・・”情熱と執念の漫画描き”だァー!!!

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2011年7月21日(木)
武尊山登頂!

上は今年4月、片品へ訪れた際に撮影した武尊山。
標高2,158.3M、百名山のひとつ、見るからに険しそうだ。

先日16日、その山へ登ってきた。何が起こるか分からない、
携帯など役に立たない場所へたった一人で・・・!

屋久島の縄文杉トレッキングをリタイヤしたスガアマ、
あれから悔しくて5年間室内エクササイズで体を鍛えてきた。
途中、足が上がらなくなってどおなるかと思ったが、
まさか、登れちゃうとは・・・自分でもやればできるもんだ!


武尊牧場スキー場、ヤナギランが花を咲かせている。

午前7時、リフトがまだ動いていなかったので駐車場から
キャンプ場まで1時間近くかけて歩く事に。体を慣らそうとしたスガアマ、
くねくねした車道を歩かず、リフト下の斜面を登ってショートカットした。
おかげでキャンプ場へ着くまでにヘトヘトになり、またもあの縄文杉
トレッキングのような苦渋を味わうハメになるのか!?と思ったが、
案内板の下で数分腰を下ろし、麦茶を飲んだら元気を取り戻した。



キャンプ場から登山道へ、涼しげなブナの林が続く。
本当に山登るんかい?的なノリでほぼフラットな斜面
をフフフ〜ンと進んでいく。




映画「眠る男」(監督:小栗康平)のクライマックスシーンで
使用された泉。山で事故に遭い、意識不明のまま眠り続ける
男を軸に、山間の温泉町で暮らす人々の生活ぶりを描いた
秀作、数々の映画祭で受賞している。




ブナ林を抜け、ちょっとえっちら登ると避難小屋が
ある。キャンプ場からここまでの所要時間1:00。




避難小屋から先は悪路と化してくる。倒木があったり、
雨で岩や根がむき出しになってたりでつまづきやすい。
岩や木に掴まったり足をまたいでよじ登ったりする箇所もあるので
軍手が必要になってくる。熊笹に覆われた道は崖が隠れてて恐い。
それでもえっちら登っていくと・・・え?あれが頂上???
いいえ、頂上はあの後ろ。あれは中岳といって、これから、
あそこまで登るんぢゃい。ひえ〜!!!




あんだけつき出てれば予想はついたが、やはり、鎖場が現れた。
「帰りはどうやって降りようか?」なんて考えつつ、鎖に体を預ける。
この登山最大の難所、でも振り向けば美しい風景と共に、これまで
歩いてきた登山道が見える。自分、あんなトコ登ってきたんだ・・・。




避難小屋から1:20、前武尊との分岐に差し掛かる。
そこを過ぎ、ちょっと行った所の湧き水でリフレッシュ。
恐らく冬場は雪渓なんじゃないだろか?ってな岩場を横切り、池を3つほど
横切ると、日本武尊(やまとたけるのみこと)の像が「あともう少し!」って
励ましてくれる。こういった像は前武尊にもあり、こちらはよく見ると
左目の金箔がはがれている。あ、それならどっちの山へ登ったか?
目を見れば分かるじゃん!と思ったが、前武尊の像はこれとまったく姿形が
違うとか。




前武尊との分岐から0:30、(日本武尊の像から0:10)
トータル4:00で山頂に到着!!
う〜、登りはじめはいい天気だったのに、
ガスっちゃってて景色が見えな〜い。
それにやたらとトンボが多い〜!


午前11時、20人入れば満員になりそうな頂上には既に
沢山の登山客が来ていた。こちらを見た団体さんから
「山ガール」という声が聞こえる。おい、ちょっと待て、
アレってもっとこう、カワイイ色のシューズにエプロンシャツ
とかスパッツとか、お洒落な格好してないかい?それが
Tシャツにダボダボズボン、首には手ぬぐい、手には軍手
・・・こんな、工事現場の兄ちゃんみたいな格好でも
「山ガール」と呼んでくれるんかい?

余談だが、帰り際、撥水性の高そうなTに半ズボンとスパッツ
を履いた「山ボーイ」の集団に会った。

山頂でサンドイッチを食い、ビスコをかじり、うつ伏して寝て
30分、下山を開始。「どうやって降りるべか?」と不安がってた
岩場もするするっと降り、殆ど休みナシで下る。そうして
4時間かけて登ったところ、(途中、アイスクリーム休憩
を入れ、リフトを使って)3時間で駐車場まで降りてきた。

時刻は午後3時前、山仕度をほどき、急いで片品村役場へ。
教育委員会のNさんに新刊を渡したかったが、土曜日は
お休みなので、代わりに常勤さんにお願いして渡してきた。

その後、「花の駅・片品」の支配人にも新刊をお渡しして
「民宿 たばこや」へ。来るや否や、民宿裏の集会場へ来る
ように云われ、行って見るとエプロン姿のご婦人方が集まって
いる。明日のお祭りを控え、いろいろと準備をしていた。

片品の皆さんに混じって暮らしぶりを勉強するスガアマ、
もはやお客ではいられない。早速エプロンを借り、準備の
手伝いに加わった。今考えるとあれやこれや聞くので
かえって足手まといではなかったか?と思うが、とにかく
思いつくだけ手伝い、夜は皆さんからご馳走を頂いた。


尚、お祭りの内容は後日アップする予定。
お楽しみに〜。

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