バイク道楽日誌 No.76
 
04年10月2日(土)〜3日(日)     「100台ツーリング」


(株式公開記念)
 BMW2輪ディーラーD店主催の「100台ツーリング」なる催しが白樺湖のホテルに1泊であったので、ここの横浜店で同時に3台購入した例の3人が一緒に参加した。
 D店は名古屋、浜松、所沢、横浜と、全部で4店舗あり、それぞれから25台ずつ程度参加し、合わせて100台という趣向。これまでにもD店は4店舗揃っての合同ツーリングを時々開催してきたが、今回のように100台もの規模は初めてとのこと。なんでこんなに大規模でやるかと言えば、D店がグリーンシート上で株式を公開し、発売するのを記念してのことで、D店でBMWバイクを購入したユーザーに株を買ってもらうための景気づけである。
 
(豪華ゲスト)
 さすがD店というべきか、豪華ゲストが招いてあって、横浜店のグループにはまず中央高速道談合坂SAで往年のGPチャンピオンでバイク雑誌で活躍中のネモケンこと根本健一氏が合流した。
 
談合坂SAでネモケンさんと(カメラ:マッチ一本さん)

(イベント) 
 現地には13時頃到着。ここで4店舗が集結し、ウエルカムドリンクの後、横浜店と所沢店のグループは14時から柏秀樹氏が講師となってホテルの駐車場でライディングテクニック講習会。転けないUターンのやり方として、車体を垂直にしてハンドルフルロック、アイドリング状態をキープしてクラッチ操作だけで曲がる方法などを習う。雨が降ったため途中から室内に入っての講義となったが、柏氏の話は安全にオートバイに乗るために役立つものばかりで、大いに参考になった。
 
 15時30分から16時30分頃までは2店舗合同でのショートツーリングで、根本氏の先導で霧ヶ峰まで行くということだったが、車列が長いため途切れ、後方に着いていた我々10台ほどはルートが分からず途中で右往左往。結局あきらめて我々だけホテルに戻ったが、名古屋、浜松組でも同様の事態になったという。このことも含め、ツーリングに関するルートの案内や出発、待機の指示などがほとんどなされずに混乱する場面が何度かあったのは、主催者には反省材料であろう。
 
 
 株式公開の挨拶等の後開かれた夜の宴会は、大いに楽しかった。D店やゲストが提供する景品をジャンケンを勝ち抜いた者がゲットするのだが、我々3人組ではまず私が、名古屋店のグループに同行してきた元全日本及び世界GPレースのチャンピオンで、最近、NHKTVのツーリング講座の講師を務めた平忠彦氏提供のTシャツをゲット。平氏にその場で私の名前を入れてサインしてもらい、がっちりと握手。平氏とはその後、宴席を回ってこられた時にも話ができて、とても良い思い出となった。
  
平忠彦さんと3人組(カメラ:マッチ一本さん)
 
 ジャンケン大会では、次いでマッチ一本さんがタイヤ会社提供のキャップなどを獲得したが、びんさんは何度チャレンジしてもジャンケンに負けてなかなか何にも貰えない。最後に、「まだ何にも貰えない人」ばかりパラパラ立ってお情けの一品を得て終了となったが、仕事はできてもジャンケンには弱いんですなあ。
  
 さて、宴席には株式購入の仮申込書とボールペンが置いてあって、3人組も全員若干の購入申し込みをしたのだが、翌日帰宅したらちょうどその日の日経新聞にグリーンシートの詳しい解説記事があって、結構リスクも大きいらしい。正式購入前には十分検討する必要がありそうだ。

 宴会終了後の2次会は、BMW BIKES誌編集長の永山育生氏の司会による根本氏と平氏のトークショー。ドイツで発表されたばかりのK1200Sの試乗談や来春の高速道路タンデム解禁の話などを、ビールを飲みながら両氏を取り囲んで聞いた。

 
 
(100台ツーリング)
 翌日はあいにくの雨。朝8時半にホテル駐車場に集まっての全員での記念撮影後、100台揃って霧ヶ峰のドライブインまでツーリング。そこでも記念撮影の予定であったが、雨が激しいため中止となってそこで4店舗別の行動に別れる。横浜組は諏訪ICから中央高速に乗り、双葉SAまで走ってから解散となった。
実際には115台が参加したBMWバイク。カメラではその半分くらいしか写せない。

【走行距離】  約500km