バイク道楽日誌No.64

2003年11月1日(土)、2日(月)    「淡路島1泊ツーリング」

(同期会出席)
 15年ほど前、全国から各都道府県の代表が1名ずつ集まって1ヶ月間一緒に研修をした仲間の同期会を、毎年、各都道府県回り持ちで開いている。今年は兵庫県が幹事で、会場は淡路島のウエスティンホテル淡路で開かれた。
 土曜日の昼に新神戸駅の改札口に集合し、貸切バスで神戸市内や淡路島内を見学してホテルに着くことになっていたし、翌日はツーリングクラブの大事な会合でどうしても夕方5時頃までには帰ってこなければならなかったので、新幹線で行く予定にしていたが、のんびり、2日前に旅行社で指定席の手配をしたら、すべて売り切れですという。3連休の初日ということを忘れていたのだ。
 早めに行って並んで自由席でとも考えたが、それも面倒なので、いっそ、ずっと座っていけるオートバイで行くことにした。ただ、淡路島までは時間もかかるし、翌日も必ず夕方までに帰着しなければならないため、どこにも寄らず、下道も通らず、全行程、高速道路で行くことにした。要するにオートバイを、公共交通機関に代わる、単なる足と考えたのである。 

(往路)
 朝7時半出発。横浜インターから東名に入り、名神、中国道、山陽道の各高速道路を通り、神戸・淡路・鳴門自動車道で淡路島に入るルート。それぞれの分岐点さえ気を付けておれば、何の迷いもない、高速道路一本道である。
 東北ツーリングや北海道ツーリングに行ったときと同様、高速道路をまとめて走るときは、100キロごと(S.A2カ所ごと)に休息し、200キロごとに給油するパターンを崩さずに走行する。結果、約620キロの道のりを約8時間後の15時半頃、淡路島インター内のS.Aに到着。幹事とは17時にホテルのロビーで落ち合うことになっていたので、しばらくS.A内で明石海峡大橋をバックに写真の撮影を行う。

明石海峡大橋、神戸側にて 淡路S.A内にて
大橋をバックに阿波踊りのイベント ホテルの窓から見た夢舞台

 実は、友人に本州四国連絡橋公団に勤めていたのがいるので、明石海峡大橋は完成前の橋桁だけの頃、上まで登らせてもらったことがあり、また、2年前にはクルマで渡ったことはあるが、オートバイでは今回が初めてであった。風の影響を心配したが、さすがリッターバイクでは何の影響も感じない。渡る時間をできる限り長く楽しむよう、スピードを出さす、ゆっくりと渡る。さすがに長い。
 S.A内からの橋の眺望も素晴らしい。はるばるオートバイで来た甲斐があったと、うれしさがこみあげる。

明石海峡大橋全景

(会合及び2日目)
 同期会は、奥さん連れも含め30名ほど集まり、大変盛会であった。皆、私がオートバイで来たことを知り、若い若いと驚くが、不思議なことに、たいして疲れも感じない。もしかしたら、新幹線や飛行機の座席にじっと縛り付けられているより楽かもしれない。
 2次会にも付き合って、寝たのは零時頃。
 熟睡して翌日6時半に起床。皆はゴルフ組と島内観光組に別れて行動するが、私は8時前には一人で帰途につく。芸のない話だが、往きと全く同じルートを逆行し、夕方4時前には無事我が家に帰着した。

【走行距離】   1.240km