【一日目 V】

【鹿児島本線 快速】(大牟田行き) 門司港[13:47]⇒小倉[14:00]
 ホームに着くと415系1500番台の二日市行きが発車を待っていました。ですが、
これには乗車しません。予定より早く着いたので急がなくていいし、それにこの車
両、ロングシートだから…。それからすぐに列車は小倉・博多方面へと向かいまし
た。
 乗車するのはその次の快速列車。これでも予定の列車より1本早いんです
が…まあいいとしましょう。6両ということで、813系を2本繋げた編成でやってきま
した。写真ではわかりにくいですが、手前の3両は例の大型LEDを装備した1100
番台でした。
 ホームの構造上、門司港始発の列車は前に行けば行くほど混雑が少なくなる
という傾向があります。というわけで一番前の号車に乗車。無論ガラガラでし
た〜。今度はボックスシートの部分ではなく、前の席を転換して足伸ばしに寛が
せて頂きました〜☆ ちなみにこの号車には僕を含めても3人ほどしか乗車して
ませんでした。
【鹿児島本線 ソニック30号】(博多行き) 小倉[14:11]⇒折尾[14:28]
 小倉で乗り換え。ここからは周遊きっぷの特典を有効活用し、特急に乗りまくり
ます。それこそもう特急に乗れるところは特急にしか乗らないっていうくらい…。
そんな前置きはさておいて、次に乗車するのはソニック30号。小倉に着くのが早
かったせいか、ここでも予定より1本早い列車に乗車することができました。ちな
みに右に写ってるのはさっきまで乗車していた列車です。。。
 ソニック号の小倉〜博多間の停車駅のパターンは2つあるようです。途中黒崎
と折尾にしか停まらないパターンと、それに加えて戸畑や香椎などこまめに停車
するパターンです。まぁどっちのパターンでも行程には影響しないんですが…。ち
なみに今回乗った30号は後者のパターンということで戸畑に停車。ちなみに奥に
写っている赤い橋は若戸大橋です。
 折尾で下車。ここには40分程度の滞在時間をメドにしています。といっても駅周
辺しか回りませんが…。と、そんな感じで改札を出ようとしますが、折尾駅の構造
はとにかく複雑!あまりに複雑だったので少し迷った挙句、ようやく改札に辿り
着く。
 改札を出て、少し歩いて駅舎を撮影。ロータリーを渡ったため車が被ってあまり
いい写真じゃないですが…。さっき門司港駅を見たばかりなんですが、ここも負
けず劣らずですね〜。1916年に建てられたということで、1914年建築の門司港
駅舎とは2年後輩にあたります。
 さらに折尾駅には、本駅舎から少し離れたところに鷹見口というもう1つの駅舎
があります。これは鹿児島本線直通の福北ゆたか線用の乗車口です。ふぅ…こ
の駅はすごくややこしい…。というわけで、早速鷹見口の方に行ってみます。
 脇道に入って、少し歩くと鷹見口が見えてきました。思ったより近かったな。こう
見てみるとやっぱりシンプルというか、簡素というか…。2つしかない改札機がそ
れを物語っています。ていうか、その改札機なんですが、自動改札なのかそうじ
ゃないのか…、ものすごく微妙に見えます。ちなみに、この先には行っていませ
ん。
 本駅舎の方に戻りました。まだまだ滞在時間はあるので駅前のコンビニへ。ど
こにでもある至って普通のコンビニだったんですが、レジの前には…。なんとブル
トレの記念品が店頭に置いていました。普通のコンビニにこんな珍しい物が…。
と、少し驚きました。

 コンビニを出ると、子供連れの親らしき女性が鷹見口への道を聞いてきました。
どうやら乗換客のようです。無論、しっかり案内したんですが、「折尾駅ではこん
な事が日常的に起こっているのか…」と考えました。事実、構内は非常にややこ
しいですからね…。
 再び改札を通り、駅の中へ。駅構内を探訪するので、当然通路も通ります。そ
の通路なんですが、こう見ると結構おしゃれです。特に壁に絵が描かれてあると
ころもいいです。ただ、薄暗いのが難点かな…。
 これで駅構内の探訪は一通り済ませました。まだ時間があるのであとは撮影タ
イムに。というわけで4番のりばからソニック32号を撮影。本来の予定ならこの列
車で折尾入りする予定でした。
 3番のりばに戻りました。それから程無くして「3番のりばを列車が通過します」
といった案内が。そしてやってきたのはED76牽引の貨物列車。3番のりばから
撮影したため、拙い写真になっているのは勘弁してください…。。でもよく考えれ
ば、4番のりばから撮っていればそれなりの写真が撮れたというのに…。。少しミ
スしたような気がしてきます。今回の旅で貨物列車を目撃したのはこれが最初で
最後です。
 大事な事を言い忘れてました。折尾駅は今年から高架化工事が始まります。そ
れに関連してか、今の折尾駅舎も残念ながら秋には取り壊される予定になって
おります。なので今回訪問したわけなんですが…。しかし逆に考えると、高架化
工事でややこしい駅構内も見直され、今より便利になるということか。すると、利
用客が構内で迷うこともなくなるはずです。
【鹿児島本線 有明13号】(熊本行き) 折尾[15:08]⇒赤間[15:20]
【鹿児島本線 快速】(羽犬塚行き) 赤間[15:31]⇒香椎[15:5415:56]
 さてさて、そろそろ折尾駅を後にしますか。本来ならば15時26分に折尾を発車
するソニック34号に乗る予定でしたが、ここは時間調整をせずにその20分前に折
尾を発車する有明13号に乗り込みました。有明号には大抵787系の有明編成が
使用されるんですが、この列車はリレーつばめ編成が使用されています。それを
裏付けるかのように、時刻表にもしっかりリレーつばめ編成のみにある「DXグリ
ーン」があるという表記があります。
 今日の後の行程は本日の宿泊地である福岡へ向かうだけ。この列車にそのま
ま乗っても博多には着けるんですが、自分の性格上、あっさりと福岡へは行かな
い行程にしています。そしてこの有明13号、赤間に停車したら博多までノンストッ
プ…。ということで、泣く泣く有明13号を赤間で下車します。
 そして快速羽犬塚行きに乗り換え。まさかここで813系にお世話になるとは思
いませんでした(苦笑 それはそうと、この列車は快速なんですが、前面の方向
幕には「羽犬塚」としか表示されてません。これだと快速通過駅の利用者が方向
幕を見て普通列車と間違えてしまうような気が…。
 福間でソニック34号の通過待ちのため少々停車。って、ソニック34号は乗車予
定だった列車じゃないか!つまり、計画通りに行けば次に降りる駅には早く着け
たということです。あ〜行程ミスだ。。とはいえ、5分しか変わらないので大した事
はありません。そのソニック34号は普段かもめ号で使われる編成でした。運用上
の都合によりこのようなことが度々起こるそうです。なので、逆にかもめ号にソニ
ック号の編成が使われることも多々あります。
 分かり辛いですが、2週間前のダイヤ改正で開業したばかりのししぶ駅を通過。
最初に聞いた時は平仮名で「ししぶ」というネーミングに驚いたものですが、調べ
てみるとししぶ駅周辺の地名が「鹿部」と書いて「ししぶ」と読むんだそうです。か
なりの難読地名なので、平仮名にしたのは納得がいきます。

 香椎には定刻より2分ほど遅れて到着。ここで下車します。

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