ユーカラ集製本3

2014/06/30 （月）　　 F100号の加筆完了・・・(*^_^*)

気になっていた「シャルパンティエ公爵夫人と子供達」に加筆して何とか纏まった。
それで・・・幌村から浜益まで運ぶのに軽トラックを借りたいと善盛園の社長渡辺さんにお願いしたら
一人で持てるか?・・・と訊くので、持てないと言ったら・・・手伝ってくれると仰る　(^_^)v

明日、８時に運ぶことになった・・・良かった～　(*^_^*)

これで、ユーカラの絵に専念出来るような気がする。
７・８・９月と三ヶ月間、本作りの時のように試行錯誤で油彩の技法を思い出そうと思う。
人間の視覚のメカニズムを見事に利用している画家・・・それに迫りたいとも思っている。

物事は相対的であって・・・強い光が射すと陰も濃くなる
薄日だと調和のとれた穏やかな純色でない色調になる。
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ナショナリズムが最近、随分と顕在化していて・・・各地で紛争して殺し合いをしている。
出掛けて行って殺し合いをしない憲法は、地球上に日本にしかない・・・
これは丁度、老子の哲学に匹敵するものだと思う・・・沙流アイヌのユーカラも同じ哲学

ITでは世界を席巻する勢いだったインドでは、建物が崩壊して犠牲者が出ている・・・
日本は、自然災害では、何時も痛い目に遭って・・・助け合いの気持ちは薄れていない。
一時、自分の命は自分で守るしかないから・・・只、独りだけで逃げろの風潮が在った。
でも、本当に何もかも捨てて逃げられるか?・・・人間の絆も捨てて・・・?

2014/06/26 （木）　　 ようやくお天気が・・・

昨日、快晴だったのでようやく黄金山とか暑寒別岳などをハッキリ見ることが出来た。
これで、トミサンペツ　シヌタプカの絵を描き進めそうです。　(*^_^*)

その間、F１００号の・・・地球温暖化防止のパッシブソーラーシステムの透視図に加筆したが
「　シャルパンティエ公爵夫人と子供達　」の可愛らしい女の子の顔が描けない。　(-_-;)
今回は、臙脂色のベルベットのカーテンにも挑戦するつもり・・・

出来上がったら善盛園の奥さんのお店に飾らせて頂くことになっているから・・・
海開きの７月１２日の一週間前には、何とかしなくてはいけないでしょう。

2014/06/20 （金）　　 夏至間近・・・

昼が一番長い夏至が２２日になっている・・・秋分の日が９月２２日・・・
三ヶ月間、油彩の勉強をしっかりしておこうと思う。　(*^_^*)
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平成２６年６月１３日に閣議決定した・・・アイヌ文化の復興等を促進するための
｢民族共生の象徴となる空間｣の整備及び管理運営に関する基本方針

民族共生と言う文言は、ズバリ、ユーカラのテーマであってアイヌは、それを放棄したために
今日の問題が残ったことを自覚しなければならないと思う。　(*^_^*)
同じ閣議決定をしようとしている集団的自衛権も然り・・・民族共生から外れた考え
共生を目的に法律が機能しなければ争いの拡大して収拾がつかなくなる。

時代が変わろうと人間社会の暗部を克服するために努力が為されて来たのに・・・
それを破壊してしまう恐れがある・・・シャクシャインの二の舞を演じることになる。
その意味でも、ユーカラを学ぶべきであると思う。　(*^_^*)
人類の永遠のテーマが唱われていると感じている。

2014/06/19 （木）　　 キャンバスの張り直し・・・# 2

以前張ってあったキャンバスも張り直して・・・皺を取り除くと気持ちもスッキリした。

F５０号の杏の樹の絵を善盛園の奥さんのお店で飾って頂くようにお願いして・・・飾らせて頂いた。
五年ぶりに人様の前に日の目をみた・・・(*^_^*)

今、描いて居るトミサンペツ　シヌタプカ（擂鉢山）の絵の具が乾く間・・・F１００号の
『シャルパンティエ公爵夫人と子供達』の部分が未完なので加筆している。
この部分が完成すると元の勘が戻ると思う・・・? (*^_^*)
油壺なんかの掃除をしたりキャンバスを綺麗に張ったりしているうちに、イメージが固まるでしょう。
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独りで生活すると、時間の制約が無いので創作には良い環境ですね～
『蘆丸の曲』を何度も読み返してトミサンペツ　シヌタプカの地図を確定出来ました。
ルエサニとツンニポクの位置が落ち着きました。・・・只、独断と偏見　(^_^)v

2014/06/12 （木）　　キャンバスの張り直し・・・

１０日に三枚とも全部張り直しした・・・
以前、持って行ってあったのを中塗りをしてみると・・・これも皺が寄っている　(*^_^*)
乾いたら張り直ししようと札幌に帰って来た・・・メールをチェックするとどうやら明日届くみたいなので、
F50の仮額縁届いたら持って行こうと思う。
札幌で絵の材料など買おうと思うと・・・駐車場とか捜して結構大変だけど、
インターネットで注文すると、京都、大阪でも３日で届くのは、便利ですよね～
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築港に何やら魚の群れが居るみたいだから釣りもしなくっちやなるまい。
山女も釣りたいしね～　田舎独り暮らしの気楽さを満喫している・・・(*^_^*)
只、冬を乗り越えること出来るものだろうか?・・・旭川の修ちゃんの知恵を借りようか?
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物作りの原点って人間の手によるものだと思う・・・農業も工業も・・・
いつの間にか?消費をする都会の論理で経済が成り立つように成ってしまっている・・・
アベノミクスは、虚言であって・・・エルニーニョで一発で吹き飛んでしまうと思う。
小賢しい人間の虚言なんて・・・浅ましいと思う

ロシアにしたって・・・クリミアに手を出したけど・・・プーチンは余り頭が良く無い
土地を取得したら管理をしなければならない・・・世界一広い国土を持っていて持て余しているのに、
アメリカ・EUが制裁をするというのは、足下を見透かしていると言うこと・・・
独裁に近く成ってくると・・・過信してしまう嫌いがあります。
北朝鮮にしたって・・・ちゃんと拉致者を返さないと・・・制裁を解くことは罷り成らないのが常道
鎖国と言うのは、必ずしも悪いことでは無い・・・(*^_^*)
腐れ縁を断ち切る覚悟も、或る場合・・・必要だと思う。
人攫いは、人類の許しがたい犯罪だと思う・・・

そんな国と何故?・・・平和条約が結べるのだ?
ソ連時代に取られた北方四島・・・何故?・・・-崩壊したその時に返されなかったのか?
その当時の日本の政治屋が馬鹿だったから・・・(*^_^*)
物事には必ずパラドックスが存在します・・・

日本の憲法第九条がそれに当たります・・・他国の人を殺せないです。
自衛隊は、自国の国民が殺されたら・・・報復をします。
侍、日本です。・・・それで良いと思います。原爆を二個も落としたアメリカまで助けること無い　!!

もしも、集団的自衛権が閣議決定されたなら・・・現地には国会議員が必ず参加させると言う
確約を取れば良い・・・それで成立させれば良い・・・時には首相とかランダンムで・・・(*^_^*)

2014/06/09 （月）　　仮額縁F50号・・・

ユーカラの翻訳をやるようになった杏の樹の絵を仮額縁に入れて見たくて・・・注文した。
本物の額縁だととても手が出ないので・・・(*^_^*)
２３年前は、古径のチーク無垢材F100号とF30号を買う元気あったが・・・今では無理ですね～
注文生産だから十日くらい経ったら届くらしい・・・
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F６０号でトミサンペツ　シヌタプカを描き始めたが、どうもイメージが湧かないので
蘆丸の曲を読んでいると、sanota を砂州とか砂浜とか訳している・・・
知里博士の場合は、satota としている部分・・・ここで発見したことは、
沙流の古語と他地域の言葉は、全く発想が違うことに気が付いた・・・
沙流の場合は、san-ota で下った処の砂浜と言う概念
幌別の場合は、sat-ota で乾いた砂浜と言う概念・・・

ユーカラでは、makun masara 次にpishun masara 最後に sanota と表現する場合多い。
ルエサニの chashi の正確な位置を推定しておかなければ解説書が書けない。
未だに確定していないツンニポクも推定しておかなくてはならないし・・・(*^_^*)
でも、段々イメージが固まりつつある。

2014/06/08 （日）　　五年前の杏の樹の加筆・・・

完全に乾くと本来の色が出て来て・・・落ち着いた画面になる・・・
直射日光ではない・・・薄曇りの穏やかさを表現したかったので・・・沈んだ色調になる。
そこで、雲を少し浮き上がらせたり・・・明るい色をハイライトさせて完成させた・・・(^_^)v
この絵は、手放したくないから、渡辺さんの奥さんのお店に飾らせて頂こうと思う。
F５０号の額縁を買わねばならないな～取り敢えず仮縁で・・・まっ良いか? (*^_^*)

F６０号の木枠にキャンバスを張ったら・・・皺だらけに成ってしまった　(-_-;)
最初の基本を無視したから・・・罰が当たってしまった・・・
最初、綺麗な菱形を作れるか? で決まってしまうのに力任せにやってしまった・・・
三枚全部張り直ししようと思うけど・・・果たして使えるものだろうか?

急いては事をし損じるとは、このことで・・・
最初のバランスは、無視して皺が少し有っても強行すると・・・使い物に成らない。
集団的自衛権を行使する方向に政府がやろうとしているけど・・・
恐らく・・・私のように臍を噛むことになると思う・・・

日本は、自然災害に対しても強い・・・原爆を落とされた唯一の国・・・
その国が、不戦を誓っているのだから・・・ポンケマラッキと同じ・・・
妹が殺されてから怒りに狂う・・・第三者の思惑で戦わなければ成らないのを憂慮しての不戦

やられたら国民みんなで報復すれば良い・・・原爆を使えば人類滅ぶだけ・・・
原発も然り・・・憲法違反を許しては、日本だけで無く世界滅ぶ・・・
歴史的に見て・・・人種の坩堝の浅い歴史のアメリカに何故? 合わせなければいかのか?
貧乏でもイイのではないのか? 人々が笑える環境が一番良いのではないのか?

2014/06/03 （火）　　白老の民族共生の象徴空間・・・

アイヌ文化復興のナショナルセンターと規定して白老に中核施設として位置づけるとしている。
又、アイヌ文化振興ではなくて、復興との表現を使っている・・・
早くも、秋辺日出男氏が一極集中を懸念しているが・・・(*^_^*)

復興となると伝承が問題になると思う・・・果たして白老に伝承の核があるのか?
選ばれた男子のみが伝承する沙流のユーカラの存在を無視し続けることは、最早、出来ない。
又、ユーカラに出て来るチュプカ（択捉）ウカンペシカ（知床）樺太など沢山の地域。
ロシアと話し合って、世界五大叙事詩の一つとして観光地域にした時、白老は空洞化する。

白老には、慰霊塔だけ建てた方が良いと言っている人も存在する・・・
なかなか解決し難い問題が山積していると思う・・・(*^_^*)
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お昼からキャンバス張り用の釘をホームセンターで買ってきた。
よーーし、準備は整った !!

2014/06/02 （月）　　風邪気味かな?

２８日の夕方日が暮れて少し涼しくなってきたら悪寒が走った・・・長い間、毛布に包まってじっとしていたら
収まったが ? 初めての経験でした。・・・暑い中、自転車で坂を昇って熱中症か ??? (*^_^*)
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今日は、中央図書館に借りていた本を返しに行って・・・
以前から買おうと思っていたF６０号の木枠３セット、ペトロール・ペィンティングオイル
加筆ようルツーセを夢画材に注文した・・・何時、届くかな?

キャンバスは、予め張って置いて、何年か枯らすと良いと聴いているが・・・
ロールキャンバス自体が枯れているので良いかな ? (*^_^*)

太鼓のように音が出ると・・・気持ちがシャキーン！とします。
キャンバスは、大きな筆の圧力にも跳ね返す力が無いとなかなか鋭い絵が描けないのも事実。
又、技法の全てを使うにも絶対、自分で納得する堅さにしておかないと後悔することになる。
今回の三枚と枯らした一枚=合計四枚あれば、勘を取り戻して描けるようになるかな? (*^_^*)

でもね～・・・油彩はなかなか手強い相手です。

2014/06/01 （日）　　創作環境・・・

潮風に吹かれて自転車で走り回るのは・・・矢張りイイもんですね～　(^_^)v
ルノアールの場合は、コレット荘と言う小さな家をアトリエにして創作した・・・
田舎に行くと、インターネットから先ず解放される・・・創作するならたった独りの方が良い。
ニュースは、テレビで報道されるから・・・良いし、新聞は一回限りでまるでブログのようなもの
流れていくだけ・・・取材と言う手段で情報を得るから・・・結局、嘘を言っていても分からない。

絵を描くにしたって、油彩の技法とかデッサンの仕方だとか本が沢山あるけど・・・描けない
紙に水彩絵の具で塗るとは違う・・・レイヤーの世界がある・・・
それを発明したヨーロッパの油絵は、凄いと思いますね。

それを真剣に学びたいと思っている・・・自分の感性で捉えるしかないと思っている・・・
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昨日、嬉しいことが有りました・・・自転車で坂を昇っていって果樹園　善盛園に行って
渡辺さんが居たので、シコロ（キハダ）の樹がこの林の中に無いだろうか?・・・と訊いてみると
教えて呉れた・・・へぇーーこれがアイヌの言っているシケレペか～ !!
食文化が和人と違う動物性タンパク質と脂質を消化するには、必需品だったのでしょう。

今年は、何とかシケレペを採集出来るような気がしている・・・(*^_^*)