←サイトマップ  

← 2012/ 4月の独り言    2012/6月の独り言→

Part14   5月の独り言


2012/05/31 (木)  今月は良かった・・・(^_^)v


Hure epeshep の発見は、ユーカラの概念をすっかり塗り替える程の価値がある(*^_^*)
ユーカラは沙流にしか無かったと云うことを他地域のアイヌも知らなかったという・・・こと
只、樺太のアイヌの古老は知っていたと云うことでしょう。

ワカルパ翁が残そうとしていたユーカラは、14曲で、その内博士が筆録出来た11曲
筆録出来なかったHure epeshep も恐らくサンゲレキ翁の兄さんから聞いて・・・
サンゲレキ翁の処に嫁に行っていたコポアヌ媼の娘ハルがその場に居て
それを忘れずにいた・・・6年後に博士が筆録出来た。
ワカルパ/フォルクローレを整理しなければ、気が付かないことでもある。
----------------------------------------------------------------------
八月いっぱいで金田一博士の筆録ノート樺太除いて全部転記してしまおうと思っている。
そして皆さんの目に触れるよう公開して・・・
虎杖丸の曲・蘆丸の曲・八串の肉串の戦い・くさひとかた草人形の四曲も
カタカナでなく筆録原文転記に直そうと思っている。
その方がワカルパ翁が発音した音に近くなるような気がして・・・
それなら著作権の問題は、博士も許して呉れそうな気がする(*^_^*)

知里博士辺りがユカラと云うのは、間違いでユカルと云う方が近いと云っているが・・・
私は、金田一博士の筆録ではyukara と書いてあるので・・・沙流ではユカラだと思う
-----------------------------------------------------------------------
沙流のユーカラ曼陀羅を100年目に公開出来るのは・・・不思議な気持ちする
そして、これを翻訳すれば・・・アイヌ文化の真価に注目する方・・・
全世界の中にはきっといらっしゃると思う・・・

2010/11/03に知った金田一博士のマイクロフィルム・・・
2007/03に道立図書館で整理されたばかりだった
それを更に自分なりに整理して・・・片っ端からコピーして・・・転記
知ってから1年7ヶ月でユーカラと云うものを理解出来た・・・

そして、矢張りユーカラを皆さんに知って頂きと思う・・・(*^_^*)
 

2012/05/30 (水)  今月のスパム・・・


明日は、月末の早出だからスパムを記録しておこう・・・
中国1個 日本1個 ・・・計2個・・・累計237個 (*^_^*)
後、63本の銀の矢残しているんだから・・・もう少しスパムに頑張って貰って・・・
目出度く300本の銀の矢打ち上げたいものなんだが?・・・ネ
スパムの動きをみると微妙な感じ・・・(*^_^*)

私の理論・・・IPアドレスは、有限であると云うことを証明出来るし・・・
スパムの張り巡らせたルート網の限界も解明出来るものだけに面白い

スパムをゼロにするのは、簡単なんだが・・・実態の解明が出来なくなる
来月のスパムの動きに注目しよう・・・
 

2012/05/29 (火)  本当のユーカラ・・・(*^_^*)


金田一博士が沙流のユーカラ定義を書かれているのに何故?・・・と云うことがずっと引っ掛かって居た

沙流以外の地域にユカラ(豪族の選ばれた人達同士の伝承)が在る筈もなく・・・
ワカルパ翁が伝えた11曲が本当のユーカラ

タウクノ媼の一曲は、本来、女子がやってはいけないものを・・・お世話になったと思って伝えた。
コポアヌ媼の二曲は、アイヌの女としての意地で伝えた。
コポアヌ媼の娘ハルのは、純粋に残したいと伝えた。

何れにしても、男のユカラは、それは厳しいもので端折ったり・・・変えたりしてはいけないものと
認識していた筈・・・ウテカレ媼の虎杖丸の曲の終章は、最早、ユカラでは無い

ウィキペディアでさえ・・・ユカラというのは、アイヌ民族に伝わる叙事詩の総称である・・・とある。
ユカラと云うのは・・・そっくり真似をする男が伝えるものを云う・・・これが正しい。
総称ではなく・・・ユカラとは、そのままそっくり真似ることを云う・・・
知里博士達の男も女もやる・・・と云うのは沙流では間違っている。

ユカラ(男の)・メノコユカラ(女の)・オイナ(オキクルミ=アイヌラックル)・カムイユカラ(神々の)
これらは、厳格な韻律と雅語によって成り立っている。

ウゥエペケレなどは、散文で比較的近代の大事なお話し・・・
知里幸恵のものは、カムイユカラ(神謡)とは、云えないもの・・・
キリスト教(絶対神)を信じて・・・アイヌの神々について論ずるのは、???(*^_^*)
-----------------------------------------------------------------------------
ワカルパ翁は、神に関する各地の違いを明らかにしている・・・
比較的近隣の厚真でさえ・・・イオマンテについては根本的に違うと云っている。
まして、白老辺りではすっかり違うのであろう・・・
ユーカラは、トミサンペツ・シヌタプカの英雄を沙流で記録していたという事に
目を向けなければ何時まで経っても真実は解らない・・・

ヤウンクルと云うのは、シシリムカ・シヌタプカ・イヨチの三大拠点の防衛網であろう
ユーカラを読むとトパットミのこと・・・イオルのこと・・・ウッシウ・ウェンクルなど
昔のアイヌ社会が見えてくる

ワカルパ翁は、後のアイヌの為に真実を残したかったんだと思う。
ツレアン翁もウトムリウク翁・サンゲレキ翁も・・・
それに女性達も・・・

沙流では、コシャマインの蜂起は、渡り党の内輪もめと捉えていたから記録がない
シャクシャインは、メナシクルのテロリストとして忌々しく思っていた。
メナシクルとは云ってもトクッチャルンクル(ポンケマラッキ)のようなツキノィエの弟
カシユンデのラッチイレンカ(穏やかなる裁量)の人は高く評価している。

それを残したかった・・・沙流三大豪族の真実ユーカラ曼陀羅
 

2012/05/28 (月)  全国植樹祭・・・


昨日、テレビで植樹祭の様子を映していた・・・天皇陛下が丁寧に種蒔きをされておられて・・・
妃殿下が暫く立って待っておられた・・・ 何とも微笑ましい光景か (*^_^*)
太古の昔から木の文化が・・・自然災害の被害を少なくする知恵を生んだ

アイヌのシランバカムイ(木の親分)は、大抵の獣の主神・・・食物連鎖のウレシパ(共に育てる)の
神様・・・海の生物も豊かにする森林・・・日本の宝は、これでしょうネ(*^_^*)
弥生時代の農耕による米の生産による食料問題を克服した大和の知恵・・・
現在では、一番美味しい米を作れるようになった北海道
でも、狩猟の世界も食物連鎖の大きな部分でもある・・・家畜飼育の行き過ぎが色々問題を引き起こした

ユーカラに出てくる熊は、アイヌにとって一番のご馳走としている・・・
狸は、脂が豚に近くて又、旨いものだと云う・・・熊のトポチ(家来)だとも云う
--------------------------------------------------------------------------
コンビニの弁当を考えたことがあるだろうか?・・・売れ残ったものを?
便利というだけで・・・食べ物を粗末に扱っている現代
サービス業が増えすぎた危機だと思う

江戸時代の士農工商の制度って・・・優れた制度だと思う・・・
只、固定されていたから・・・既得権が横行しただけ・・・
武士は、農工商を守る役目・・・農工は物作り・・・商はそれを流通させる役目

それぞれに切磋琢磨して・・・助け合えばウレシパの精神が生きる・・・
自由っていうのは・・・士農工商を選べると云うことだと思う

工の部分では、日本刀が最も象徴的なものだと思う・・・
鉄が鉄を切り裂く破壊力・・・力学の究極
------------------------------------------------------------------------
アイヌの世界は、全く自由であって・・・能力によって富を得ていた
それを妬むのが人間の世界・・・(*^_^*)
 

2012/05/27 ()  金成マツさんのユーカラ翻訳打ち切り・・・


金成マツさん筆録のユーカラ?が33話で打ち切りになり・・・残ったものは50年掛かるとする論
そして、全部翻訳されたときが、アイヌ文化を見直す時・・・だとか
これは、全くの出鱈目な論だと私は思っている・・・(*^_^*)

過去、沙流のコピーを変造して幌別のユーカラだとされてきたものに税金使って・・・訳しても役に立たない
打ち切ったのは正しい判断だったと思う・・・(*^_^*)

知里博士は、ヤヤンイタク(日常アイヌ語)を纏めたのは、偉いと思うが・・・
チトンテイタク(沙流の雅語)に接するには時代が過ぎていて・・・訳せなかった
金成マツさんのは、沙流のパクリだから解らない言葉が一つ在っても・・・恥をかく
バチェラー博士も扱き下ろした・・・金田一博士の虎杖丸も扱き下ろした。
何が目的で・・・そうしたものだろうか?

今までの説・・・ユーカラは、夜長を楽しむ娯楽だった・・・と云うのは正しい(沙流以外では)
でも、沙流の全容が解った時点で・・・愚論になり果てる
天動説と地動説くらいの違いがある・・・(*^_^*)

ユーカラは、そんなに安っぽいものではなく・・・本当に世界五大叙事詩の一つの深みがある。
これは、日本文化の豊かさを誇れるものでもある。
金田一博士が筆録されていなかったら・・・永遠に消えていたもの
----------------------------------------------------------------------------
アイヌの宝物・・・沙流のユーカラ曼陀羅・・・
ツレアン翁のハイのパスイ・・・ワカルパ翁の狐の守り神
金田一博士は、どうされたのだろう?・・・
 

2012/05/26 (土)  今日は休み・・・(*^_^*)


ユーカラって何だ?・・・で始まったのが2009年9月・・・長かったような短かったような(*^_^*)
あっと云う間に2年9ヶ月・・・後三ヶ月で丸三年

金田一博士の筆録ノートの全容を公開出来ると思う・・・
原文を読めるとかは別として・・・アイヌの世界を世に出せると思う

yayan・・・日常語 use・・・ユーカラ語
知里幸恵の神謡集に使っている言葉は、Yayan itak に気が付いている人少ない。
金田一博士だけが気が付いていらっしゃる(*^_^*)
------------------------------------------------------------------------
考えてみると・・・簡単なことなんだが・・・
沙流のものは、伝承で個人の創作の楽しむものとは、別物で・・・
近代になって創作物が増えていった・・・

他の地域は、ユーカラの言葉をそのまま使ってその地域の英雄を作り上げた

ユーカラを文学と捉えると伝承と創作の区別が曖昧になるのではないか?
例えば知里幸恵のものは、個人の創作ものとして・・・アイヌの伝承ではなく
アイヌの言葉を使った作品と捉えるべきではないのか?

沙流以外は、男も女もユーカラをやるとしている・・・
沙流では、男のやるものをユーカラとしている・・・
本来は、それが原形であると思う。
-----------------------------------------------------------------------
ワカルパ翁がサンゲレキの兄さんから聞いたという・・・虎杖丸の曲
Kutune のkutu は、古くは虎杖のことを云う・・・とか
ケチャウ小袖・メヨイ小袖を着たカミアシ(化け物)の子供

kutu を虎杖と訳すのは間違いと云った知里博士と鍋沢元藏翁
その鍋沢元藏翁は、謎の言葉ケチャウ小袖・メヨイ小袖をすっかり省いている
その時点で伝承ではなく・・・研究の対象外になる。

ワカルパ翁も知らなかったケチャウ小袖・メヨイ小袖・・・只、カミアシとだけ聞いていた
この世に残ったユーカラと云うのは・・・15曲のみだということを認識しないと
アイヌ文化の研究は、進んでいかないと思われる。

地震・津波・台風・火山噴火・・・自然災害の百貨店みたいな日本列島
その極地で生き抜いてきたアイヌの本流yaunkuruの叙事詩ユーカラ
悠久に語り継ぐべきものであると確信する(*^_^*)
 

2012/05/25 (金)  パソコンとは・・・(*^_^*)


インターネットに繋がないで使用している分には・・・そこそこ動く・・・古いパソコン
パソコンの最も重要な部分にCPU【Central Processing Unit】(中央処理装置)がある・・・それとメモリー・・・

三次元のレンダリングは、CPUがフル回転するのが良く分る・・・ワークステーションがヒューと
冷却のファンを廻すから・・・少し時間は掛かるが終ったら解放される

HTMLの恐ろしさって知る人余りない・・・(*^_^*)
画像とかを使わないから・・・テキストだけだと思って・・・表組みをするとトンデモないことに
ナローバンドの世界も在ることを前提に作るのがホームページ・・・
私も表組みは、多用している・・・一番重いのはアイヌ語辞典の300KB・・・(-_-;)
しかし、自分用に設えてあるから・・・そんなに迷惑お掛けしてないつもり・・・
-----------------------------------------------------------------------
或るサイトでアイヌ語辞典をやっていたが・・・7000語までは私も利用出来た。
光通信で、CPU3Gヘルツ・メモリ2GB・・・のガッちゃんが動かなくなった???

12000段位の表組みにびっしり書き込んだらしい・・・ナローバンドでは、破壊行為
それを絵に描いたような出来事・・・リンクは、消した・・・掲示板のも
知らせて上げたいけど・・・又、ガッちゃんが固まってしまうしナ〜(*^_^*)
 

2012/05/24 (木)  とんだ失敗・・・(*^_^*)


Hure epeshep をゆっくり訳してみようとやってみると・・・一枚2頁分そっくり飛んでいた
編集し直した・・・

金田一博士の筆録ノート2頁は、私の場合3頁になるから半端が出る(-_-;)
半端の部分は、幻のユーカラとしての説明に当てた・・・(*^_^*)

ただ、これは沙流のユーカラ定義・・・男同士の伝承をユーカラと云う・・・それを確認出来るもの
それを証明できるものとして他の地域とは、別物・・・
つまり、男のユーカラ・女のユーカラがはっきり別れていたのが原典だと思われる。
ユーカラは、乙名(Ottena)クラスが引き継ぐ理由があったと云うことだとも思われる。
即ち、過去からの軍事機密情報・・・
それを精確に伝承されるよう・・・そしてこれはユーカラであるという形式が確立された。
言葉も普段使う言葉ではない雅語を使って・・・
----------------------------------------------------------------------------
今回のHure epeshepの発見で、しっかりユーカラというものが見えた感じだ。
アイヌの精鋭には、それを感じ取る人現れると期待している・・・
 

2012/05/23 (水)  金田一京介ユーカラノート・・・


ユーカラ・ウゥエペケレなど物語・・・ウポポ・シノッチャ・・・など除いた調査記録を
数えてみると約50カ所あることを知った・・・以外と少なかったが
これの中身が濃いだけに・・・結構大変だと思われる(*^_^*)

でも、ノートの全体像が見えてきたのは、登山で云えば六合目辺りに差掛かった感じ・・・
当分間、原文を北海道の人達がどの地域でも読めるようにしようと思っている。

今まで幌別のものがアイヌの物語と云うことばかり表に出ていて・・・偏っていた
しかし、それは個人の創作性の強いもので・・・伝承から一歩発展?したもの
純粋の伝承の沙流のものが埋もれていた為に様々な間違った認識だったアイヌ文化

これを公開して・・・何方にも読めるようにすることがアイヌ文化を理解する第一歩だと思う
その上で、北海道に世界五大叙事詩の一つが存在していたことを
しっかり認識して・・・アイヌ文化との共存を考えるべきだと思う。

一度で良いからユーカラ(男の)の実演を聞いてみたいものです。
 

2012/05/22 (火)  スパムメールのプロパガンダ・・・


本人は気が付いていようが・・・気が付いて無いとしても・・・スパムを増やすのがフィルタ
スパムは、届くとお金に成る仕組み・・・収集ロボットを使って世界中のメールアドレスを集める
フィルタと云うのは、分別するだけ・・・はねつけるのでは無い
其れ以下の方法・・・メールアドレスを隠す方法・・・それがスパムの思うつぼ
永遠に生きられるのを増長している・・・(*^_^*)
一見、スパムに対抗しているように見えるけど・・・スパム環境に貢献しているパラドツクス・・・
知らない間にプロパガンダを演じている・・・(*^_^*)
企業も何れは、個人レベルでやっている受信拒否の手法を取り入れるのではないのか?
-------------------------------------------------------------------------------
インターネットは、将に世界中の人の活動を見たり、通信が出来るもの・・・
全面受信拒否が常識になりつつあるし、メールアドレスは、公開するのもNet巧者の常識
になりつつあるような器がする。(*^_^*)
個人レベルでは、そう言ったサービスを充実しているプロバイダを選べば良いだけ
------------------------------------------------------------------------------
本当のアイヌの世界を知りたいと思えば・・・沙流のユーカラ曼陀羅を理解すると良い。
しかし、それが埋もれてしまった・・・

神事に関してコポアヌ媼は・・・女は神事を聞くものでもやるものでも無いから知らぬ・・・と云っている
ポン フチの著書の中にブシ(毒)神は姉妹神だと書いてある・・・
知里幸恵は、ヌサコロカムイは婆さん神だと云う・・・

ワカルパ翁は、ブシ神は、カムイフチの弟でヌサコロカムイは、夫婦神だと云う
カムイノミとか祈祷するときに呼び掛ける正式の名を呼び間違えると・・・却って禍となる
迂闊に断片的に神を扱うものではない・・・
ポンフチは、和人で静内の婆さんから聞いたらしい・・・幸恵は幌別の祖母と養母であろう

でも、其の地域では、それが正しいと信じられていたんだから間違いではない・・・と
大概の人は云う・・・(*^_^*)
それならアイヌの神事は、女がやるものなのか?・・・と言う単純な疑問が湧くが・・・
 

2012/05/21 (月)  短篇もの・・・


今後転記しようと思うものをざっと数えてみた・・・

コポアヌ媼・・・42 タウクノ媼・・・14 ウレカレ媼・・・15 シコサンケ媼・・・6 ユキ・・・5
後、ハル・ウセンカタ・チセンカウク・など全部で88にもなった
それに樺太のハウキは9曲・・・(*^_^*)

これを転記し終わって、原文で読めるようになって初めて・・・アイヌ文化の研究が
スタートになると思う
今まで博士が訳されたものと私が転記した分約60とすると160位が公開されると思う
筆録ノートの重要な部分に当たる調査記事を除いても膨大な量である
迂闊に入り込めない領域である・・・盲、蛇に怖じずとは、良く云ったものです(*^_^*)

金田一博士の明日にでもこの世から消え去ろうとする伝承を一つでも多く残そうと
内容は後で検討すれば良い・・・兎に角、保存が第一義だ・・・と云う
お気持ちがひしひしと伝わってくる筆録ノート
----------------------------------------------------------------------------
色々な人が録音器なども使って・・・伝承話が出尽くしたのでは?と思い。
又、ロックフェラー財団の支援も得て・・・悠久に残るマイクロフィルム化も完了した。
さて、そろそろ各自、保存出来たものを訳そうじゃないか・・・と思い立ち

博士は、自分の保存したものを古い順から訳そうとされたんだと思われる。
つまりワカルパ翁から・・・オイナは、色々取り混ぜて第一巻と二巻に載せた。
金成マツさんのものは、知里幸恵から役に立てる筈と云う弟、真志保を大学に進学させて
訳して貰おうと約束が出来て・・・預っていたノートを渡した筈・・・
それに一つも手を付けずに・・・金成マツさんとも死んでしまった。

そこで、題名は、同じでも内容が別の物語になっているもの・・・
蘆丸の曲・草人形・八串の肉串の戦・川口びとの戦・ポンケマラッキ・金獺記・紅焔白焔
悪夢の曲・首づと首肴などを避けて六曲訳された・・・

その中に朱の輪姫があるが・・・昨日のユキのKane Karip をパクッたものだと思う(*^_^*)
金成マツさんのものは、平取に11年間居たときに耳にしたものを
自分なりに編集して創作したものだと思われる(36曲)
半分以上は、知人とか親戚とかのものであるらしい・・・

古くから残っている伝承には、アイヌの哲学のテーマがはっきりと含まれているが
金成マツさんのには、それが感じられない・・・
エテノア媼のものは、何故?長いか今回解ったのは、蛇足が多いこと

ユーカラは、詩曲であって選ばれた言葉でリズミカルに流れるように
展開していくものだと思う(*^_^*)
--------------------------------------------------------------------------
金田一博士が踏査で目にしたアイヌの生活振り・・・
嘗て、誇り高く生きていたアイヌの現状をみると・・・急速に変化する世情の残酷さには
言葉が出なかったのでしょう。
残すには残したから・・・それをどう受け止めるかはアイヌ次第だと・・・(^_^;)
 

2012/05/20 ()  今日は休み・・・


朝一で・・・浜益の朝市に家族で行ってきた
ヨシコちゃんの処で・・・ホヤと生蛸・飛びっきり生きの良いヒラメ一匹・・・ヨシコちゃんが一匹オマケ(^_^)v
しめて二千円・・・幌村で目的のイベントを終らせて・・・一休み

三女と築港へナマコを見に行く・・・道路にチョコンと北狐が座っている・・・
私は、オイ、チロンヌプ・・・と声を掛けるとじっと見ている
三女は追い掛けて行って・・・携帯で動画を撮ったみたいだ・・・
暫くすると戻ってきて・・・二人でナマコ見学・・・10匹数えること出来た
三女も医療の最先端で働いているせいか・・・そう言ったことが何かホッとするらしい・・・(*^_^*)

そして、義弟夫婦が山に入って採ってきたウドとワラビを貰ってトンボ帰り
今晩は、ヒラメの刺身が又、食べられる・・・卸したアラの味噌汁が又、絶品・・・(^_^)v
---------------------------------------------------------------------------
鍋沢ユキが伝えた話の中に・・・私にとってユーカラが見えてきたものを書いておこう・・・

yukaraに                                       ・
kanto ta Horokeu の tureshi が 下りて シヌタプカに婚し 子をもつ
後 その母 kanto へ かえって又 kanto で子をもつ
しかし 天の子よわく 地の子はつよい 母それをそねみ ころさんとす
kane karip をつくり 海上をまわして それをとろうとする
人々皆しぬ事あり Piyaumpe それを逐うて 遂に天へゆき
天のその家へゆき 天からスキ見する 中で天の弟が
その事を母へ だんぱんしてるのを きき 初めて弟や母や
ある事を知る はなしあり

これは、ユキがアイヌの女子の風俗に関しての話の中に・・・紛れているお話し
 

2012/05/19 (土)  サンゲレキバッコ(ウテカレ媼)・・・


金田一博士が、高年齢の人から先に筆録しているのは・・・緊急課題だった。
事実、ユーカラは、15曲しか残っていない。

ウテカレ媼からも沢山筆録されているが・・・もう一つ大物があるのを見つけた(*^_^*)
次のコピーは、ウテカレ媼のものを集中的にやっておこうと思う
 

2012/05/18 (金)  筆録の優位性・・・


Hure epeShep を発見出来たのは・・・金田一博士の徹底的な筆録のお陰だと思う。
大正二年にワカルパ翁から聞いたことをノートの片隅にでも書いてあるから・・・

音声を的確に把握しないと・・・筆録は、出来ない
沙流の雅語は、一般のアイヌには理解できない言葉も多い。
実際の処・・・筆録出来た金田一博士のノートを整理・研究すれば、そのアイヌ文化の
凄さに気が付いた筈なのに・・・何故?
---------------------------------------------------------------------------
最近、あることに気が付いた・・・金田一博士のローマ字表記
明治30年の浜益(ハママシケ)の地図にヲハキチヤン?と云うのが載っているが・・・
ようやく解ったんです意味が(*^_^*)

それは、ohakichan つまり ohak+ichan〜浅い魚(鮭・鱒)の産卵場と云う意味
大概 i を y で表記しているアイヌ語辞典・・・金田一博士の方が正しい。
y を使うのは混乱を招く・・・
--------------------------------------------------------------------------
幌別の知里幸恵と沙流の鍋沢ユキ(アイヌ名chitano)は、同じ年齢

その伝えている内容は、子供と大人の違いがある・・・アイヌに関しての情報(お話し)
何故?金田一博士は、金成マツさんのユーカラからユーカラ集に乗せたか?
が解った・・・ユキのお陰で(*^_^*)
 

2012/05/17 (木)  大物転記ひとまず完了・・・(*^_^*)


コポアヌ媼が大正三年春に息子のタイノアシと上京した時、伝えた
メノコユーカラ・・・
それを転記終えた・・・後一曲大正十一年に知里幸恵の前に上京して伝えたものは、
ポイヤウンペが出てくるが・・・言葉が乱れていて散文的で創作みたいな感じ・・・
それで、転記はパス・・・(*^_^*)
---------------------------------------------------------------------------
結局、この世に残ったユーカラは、15曲だと云うことでしょう
でも、これを絵にすると15枚は、最低限描かなければならない・・・
しっかり描くのに一年に4枚描いても4年掛かることになるな〜(*^_^*)

65歳でリタイヤする前に・・・ロールキャンバス・木枠・絵の具・筆・溶き油・・・備蓄しなくゃなるまい
年金生活に成ったら買えないもんネ〜(*^_^*)
F50・F60号のフレームも買っておかないとネ〜・・・何か楽しく成ってきたナ〜(*^_^*)
 

2012/05/16 (水)  面白いメール・・・(*^_^*)


私はスパム発信のアドレス収集ロボットに引っ掛かるように敢えて公開している・・・
それで誘き寄せて叩いている・・・日本のレンタルサーバも何件か受信拒否をしている

スパムメールを送りつけるユーザーの為に受信拒否をされる数が増えているのでは?
ーーー その内容はこのよう ーーー

色々な最新情報メールを配信しております。
今後、最新情報をお送りさせて頂くにあたり最終確認を行っております。
お手数をお掛け致しますが、今後最新情報メールを
希望されない方はこちらまで「希望しない」とご連絡ください
----------------------------------------------------------------------------
2・3・4月と大量に来ていたスパムが今月に入って動きがおかしい?
増加するスパムメールの現状と対策/キーマンズネット
と増えているのに・・・(*^_^*)

もし、個人レベルでスパムゼロを目指すには3年の月日を経ないと到達出来ないと云うことかも?
全メールの70%がスパムメールでその損害額は何千億円にもなるらしい・・・
放って於いて良い筈がない・・・それで貧しい国の子供達を救える
その温床になっている国を割り出すのにやってきた受信拒否

もし、受信拒否設定が300に至らなかったら私の完全勝利になる(^_^)v
現在236で後64残っている・・・
私の遣り方は、ポイヤウンペの戦い方を参考にして犬に集る蚤まで殺し尽す方法(*^_^*)
64×64500=約413万のサーバを駆逐することになる
たった一通のスパムメールの為に64500のサーバが受信拒否される
そのサーバを保有している機関の機能が段々衰えていくのを真剣に考える
時がきたのではないのか?
 

2012/05/15 (火)  今日は休みで・・・Chakkosampa !!(^O^)


Hure sepshep を百年ぶりに発見出来た喜びは、将にChakkosamp !!(パッと明るくなること)

今日は、一日遅れの休みなのだが・・・何にもせずに、このご褒美に感謝しようと思う。
大物(比較的長編)の転記を終らせようとしていて・・・最後に当たるとはネ〜(~o~)
2009年9月から殆ど毎日6時間継続してきたユーカラ研究・・・ワカルパ翁に通じたかな???

若干、残っているが・・・ワカルパ翁のものの90%は、世に出せたと思っている・・・
後、色々な人の短篇が沢山あるけど・・・八月いっぱいゆっくりやっても転記は終る。
問題は樺太のハウキなんだが・・・これも何点か転記して上げた方が良いのかも知れないネ
是非は、兎も角・・・埋もれたままは良くない・・・支持を得るのが本物の常道
---------------------------------------------------------------------------
金田一博士の残された筆録ノート46冊は、文字を持っていなかったアイヌ文化の記録
それを転記してみると・・・色々なことが解ってくる
指先と頭脳が繋がっているのをマザマザと感じる・・・筆録された時、そのままに記述されているから
例えば・・・その場で分らない語句には?マークが記されている・・・
口述者の言い間違いでは?も記されている・・・沢山記録してるうちに直感で解るのでしょう(*^_^*)

金田一博士の耳は、聞き取りに非常に適していた形をしている・・・(*^_^*)
だから博士にしか出来なかったことなのかもしれない
沙流の言葉と発音・・・古語を知っていたワカルパ翁に出逢えてローマ字で表記されているのは
古い言葉は、ローマ字表記出来る日本語に近い発音なのかも知れない。

本来のユーカラ・オイナ・メノコユーカラ・カムイユーカラは、韻律を大切にして
流れるように構成されていて・・・テーマを表現する美しさがある・・・名画のように
ワカルパ・タウクノ・ユキ・・・親子の伝えるものは、その名画のような心地よさがある。

転記すると良く分る・・・何かしらホッとするノスタルジーにも似た感覚
満たされている・・・完成度みたいな
-------------------------------------------------------------------------
蝦夷は、対馬海流と千島海流の流れの洗礼を受けていた地域・・・
それを見事に表現しているのがユーカラだと思う・・・
ユーカラに出てくる・・・Yaunkuru atui と Repunkuru atui の Uturu とは?
襟裳岬では?
それから推理すると・・・エサンノットは、襟裳岬に落ち着くのだが・・・
そうやって妄想逞しくしてユーカラを読めば・・・貴方もポイヤウンペに成れる(*^_^*)
 

2012/05/14 (月)  幻のユーカラ発見 ! ! ・・・(^_^)v


後半の6頁、転記し終わって・・・仮題をルペットム媛の鎧としてスタートしていたのだが(*^_^*)

転記している内に引っ掛かっていた言葉があって・・・一度聞いたような言葉???
Hure epeShep 〜ヤリ(槍)と書いてある
ワカルパ/フォルクローレを開いて見てみると・・・博士が筆録出来なかった幻のユーカラ !!
ええええぇ〜・・・これだけは読んでみたかったな〜〜と思っていたユーカラ
うわぁぁぁ・・・大発見じゃないか !!・・・うぅぅぅ幸せ(T_T)

ことを推理してみると・・・虎杖丸の曲をワカルパ翁は、サンゲレキ翁の兄さんから聞いている。
コポアヌ媼の娘ハルさんは、確かサンゲレキの息子さんへ嫁に行っていた筈?
サンゲレキの兄さんから聞いたことのあるユーカラを忘れずに居た・・・
只、題名は、知らなかった(*^_^*)

Hure epeShep 〜 ワカルパ翁は、先が広がった刀と博士に説明している。
ツムンチカムイ(戦の魔神)の持っている刀だと云う・・・
刀でないところが・・・ユーカラは、女子がやってはいけないと云う・・・所以なのかも知れない(*^_^*)
--------------------------------------------------------------------------------
通りで面白い筈だわ・・・本物のユーカラだもの・・・(~o~)

でもネ・・・金田一博士は、気が付いておられなかったようです・・・(~m~) ぷっ
そう言うところが憎めないですよネ・・・金田一京介博士(*^_^*)

博士も捜しに捜しておられたと思うんです・・・でも、忙しすぎて見落としておられたと思う。
そして、文学と捉えて分類しようとされていたのが・・・仇になった(*^_^*)
--------------------------------------------------------------------------------
この発見の意義は大きいと思う・・・ユーカラの定義に楔を打ち込むに等しい(*^_^*)

金田一博士の云われておられた・・・世界五大叙事詩は、沙流に残っていた男のユーカラを
代表とするユーカラ曼陀羅を意味していたと云うことになるから・・・
決して単独のものを指してしるものではないこと。

確かに・・・オイナ・ユーカラ・メノコユーカラ・カムイユーカラ・カムイノミ・・・etc
これらは有機的に繋がっている
 

2012/05/13 ()  面白い !! ・・・


今、転記しているコポアヌ媼のユーカラ・・・題名が固まりつつあるが・・・

ワカルパ翁のWendarap yukara のようにカントリモシリ(神の国)が出てくる・・・
これは、アイヌのアイヌモシリとカントリモシリの概念を説明するもので・・・面白い

近年の各地のアイヌの概念が可成り、混乱していたことが・・・窺える
知里幸恵の神に関する記述が、祖母のモナシノウク媼かイメカノ(マツ)媼から聞いていたとしたら
幌別には、ユーカラ曼陀羅が存在していなかったことになる・・・(*^_^*)

方言論で済ませていたことが・・・眉唾ものとして映ってきてしまう
アイヌ団体の虚構・・・それに携わった面々のオンパレードが浮かび上がる(*^_^*)
アイヌを一括りにして見ては、誤謬を生むことをユーカラで教えている・・・
エカシキリ(男の系図)がハッキリしないのは、何処からか流れてきた者達

アイヌは、エカシキリとフチイキリを最も尊重していた・・・
その形象を男はパスイに刻み・・・女は腰紐を編んで身につけていた。
その腰紐のことを説明しているのが鍋沢ユキなんです・・・
見せてはいないけど・・・図解している(*^_^*)

一般的に知里幸恵が金田一博士にアイヌの言葉を教えたと云うのは、全くの誤解で
たった一つの事を教えたのが・・・博士にとっては成る程と納得したに過ぎないこと
---------------------------------------------------------------------------
大正11年・・・知里幸恵が上京する寸前まで

大正2年から殆ど、アイヌのユーカラ群は、筆録を終えているんです。樺太のハウキも
それから、大正12年から周辺のサコロペなどを探し求めた・・・あくまでも筆録
大正11年に知里幸恵の神謡集を各方面に働きかけてアイヌの手によるものを
出版して上げると・・・アイヌにも勇気が湧くと思ってやったのが仇になった。(*^_^*)

祖母のモナシノウクは、幸恵が死んでしまったと・・・泣いてばかりいて死んでしまった。
それじゃーー・・・と幸恵の七回忌の前年昭和2年に金成マツ媼から「虎杖丸の曲」を筆録
なんじゃーーーこりゃ・・・(-_-;) 酷すぎる
翌年、金成マツさんが、上京する・・・忙しく振る舞っていると、その内帰るだろう・・・(*^_^*)
一向に筆録してくれないので・・・自分で書き出す
煽ててノートを用意してやる・・・最初は、律儀にびっしり書いていた・・・
そうしなくても良いから一句を次々に書いた方が良いとアドバイスした・・・
その結果・・・100冊にも成ったらしい・・・(*^_^*)

有名な話に・・・エテノア媼の虎杖丸の曲の語句が倍の数量だというのは面白い
久保寺博士は、長いほど古いと思っていたらしい・・・
だから金田一博士は、出版を禁じていたんですが・・・息子の春彦博士がそれを解いた
パンドラの箱を開けてしまった・・・其れくらい難しいアイヌ(人)の世界
 

2012/05/12 (土)  アイヌ文学・・・


近年では・・・各自工夫したり創作したりして楽しんでいたんだと思う・・・アイヌの人達
特に女性がそうであるようだ。

只、しかし・・・文学と一言で云いきれないものが・・・紫雲古津に存在していた・・・
所謂、伝承・・・Yukara(フォルクローレ)
Uwepekereは、近年のもので訓戒として大事にするものらしい・・・
Ainu(アイヌ) uwepekere もあるし Shisam(和人) uwepekere もある・・・ユーカラではない(*^_^*)

色々な人が色々な人から聞いて本にしているけど・・・殆どがユーカラは、男もやる女もやると云う
ワカルパ翁以外・・・ユカラは、男がやるものを云うと定義しているワカルパ翁

その当時、沙流のオッテナ(酋長)から一目も二目も置かれていたワカルパを知っていたアイヌ
幌去のチャランケで宝を集めていた悪に・・・博士は、踏査で遇っている(*^_^*)
ワカルパ翁から聞いていた・・・悪い奴
でも、ワカルパ翁の虎杖丸の曲を聞かせると・・・もっとやってくれ!!と云ったという・・・(*^_^*)
そして、ボロボロの傘を綺麗に直していてくれたという・・・部下に命じて
 

2012/05/11 (金)  ユーカラがもう一つ・・・


タウクノ媼のものを転記し始めて三枚目まで進んで・・・ん? あれ?
このパターン前に聞いた話では?・・・ページ捲って良く読むと金田一博士が既に訳されているオイナだ
一番最後にウトムリウク翁のものが一緒に綴じてあった(*^_^*)

これを転記して読んでみると・・・短篇乍らも
アイヌのイオルに対する考え方が書いてある。
早速、ワカルパ/フォルクローレに入れておいた。
これは、モシリ(土地とか国土)に対するアイヌの哲学を表現するものだと思われる。
それが無いとイオル構想が頓挫する憂き目に遇いかねない・・・非常に大事な事柄
--------------------------------------------------------------------------
それで次ぎにコポアヌ媼の大正八年に娘のハル(45歳)同伴で上京した時のものを
見てみると・・・博士が旅で疲れただろうから明日からやろうと云ったら・・・
挨拶代わりに直ぐやろうと云って・・・伝えたのがどうやらユーカラらしい(*^_^*)
これは、ワカルパ翁のように構成がしっかりしていて・・・テンポも良く面白い
これで、15曲のユーカラが揃うことになる・・・(^_^)v
--------------------------------------------------------------------------
こうして色々なアイヌの話を公開していくと・・・本当のところアイヌは、どう考えていたのか?
和人に土地を奪われたと云うのは、一部の考えで・・・共存を望んでいたとか
極地で生き抜いてきた知恵は、和人も学ぶこと沢山あると思う。
 

2012/05/10 (木)  エテノア媼のもの・・・


転記10枚(20頁)やってみたら・・・オッカヨユカラでもないしメノコユカラでもないし・・・
金成マツさんのように何か寄せ集めの感じがする
11枚目と思って後半部分を見てみると5枚ばかり読みとれないのがあって・・・
これは止めたほうが良さそうな気がしてきた。・・・さっぱりと諦めよう(*^_^*)

タウクノ媼の Okikurumi isoitak=Oina と云うのがあるんだけど・・・それから転記しよう。
タウクノ媼のものは、金田一博士の力の入れようが少し違う・・・尊重されているのが分る
原典と捉えておられたように感じる。学術的に貴重なものとして・・・

ワカルパ翁のものは、金田一博士は、隙が全く感じられないと仰っているのが・・・
転記してみて本当にそれが良く分る。世界五大叙事詩の一つ
 

2012/05/09 (水)  フノリ・・・


昨日、6時半に女房をバスターミナルまで送って・・・そのまま幌村に直行
浜益村の入り口で車を止めて・・・擂鉢山を描く構図が未だ決まっていないので眺めた
未だ雪のある暑寒別連峰がくっきりと浮かび上がり美しい・・・よーーし、此に決めた !!

幌村漁港に行って・・・フノリを味噌汁20回分くらい採った
後は、別荘に行って海を見ながら・・・酒を飲んだ(*^_^*)
 

2012/05/08 (火)  大物5曲の転記・・・


これを転記してしまうと・・・あと短篇ばかりになるので8月いっぱいで転記が終わるのでは?(*^_^*)
そうしたらアイヌ大学一年生の課程を卒業して・・・翻訳課程が二年生
三年生は、雅語辞典を残すこと
--------------------------------------------------------------------------------
オキクルミが居たと云われている「ハヨピラの丘」・・・
ワカルパ翁は・・・shirikap(ツノザメ〜鼻先長い)あり 鼻先haiと言う故にhayopiraと云う=hai o pira 父の父の代迄骨ありき。

平取町の看板には・・・武装した崖の意味だと書かれている・・・誰が云ったものか?

そのようにいつの間にか歪められていったアイヌ文化の元・・・(*^_^*)
 

2012/05/07 (月)  良かった〜・・・(*^_^*)


昨日コピーしたのを整理してみると・・・シャッフルされていなかった(*^_^*)

しかし、同じものが二つ在って???・・・ウトムリウク翁のUwepekereが無い???
私も、大分呆けてきたのか?・・・(-_-;)
しかし、ウトムリウク翁のカムイノミを良く読んでみると・・・うわー・・・知りたかったことズバリ

大正四年に金田一博士がワカルパ翁のシンヌラッパ(供養)をされた時・・・
東京に持ってきていた狐の守り神を兄のウトムリウク翁から譲り受ける時の
カムイノミ(拝み)
であろうと思われるもの・・・今、何処に在るのだろう?(*^_^*)

その神にも護られていたから金田一博士の踏査で大きな禍無く過されたんだと感じる(*^_^*)
 

2012/05/06 ()  大物のコピー・・・


先週、道立図書館に行ってコピーしようと思っていたが・・・天気が荒れていたので止めた(-_-;)

明日と明後日、連休だが道立図書館・・・明日、休みなので今日行くことにした・・・(*^_^*)
コポアヌ媼4曲と・・・エテノア媼の一曲
エテノア媼のは、転記してみてから訳すか決めようと思っている・・・何故か?
ウテカレ媼の虎杖丸の曲の終章転記してみて分ったのは・・・女子のものは、娯楽性高いもので
男同士で伝承するものとは、異質のもので在ること分った。

題名は、同じでもメノコユーカラとして取り扱うべきのものであると云うこと・・・(*^_^*)
-------------------------------------------------------------------------------
9時5分前に着いて・・・インデックスで分かり易くしておいて・・・いざ北方資料室へ
今日は、Sさんが対応された・・・4本のマイクロフィルムから探し出すのが大変(*^_^*)
114枚・・・2時間半掛かって完了(^_^)v・・・其処までは良かった

一枚A3サイズで10円なので自分でも数えるが、図書館でも確認する・・・
その間、閲覧室で待機する・・・戻って来たのを見ると順番が???おかしい?
お金払ってから・・・順番変えました?と訊いてみると・・・最初の20枚落としたらしい
シャッフルされたかも知れません・・・と平気で仰る(-_-;)
覆舟変化物語でお世話になったので・・・チョット考えて・・・あぁそうですか(*^_^*)と帰って来た。
だけど、シャップルされたら・・・トホホホッ・・・(^_^;)

ユーカラは、常套句を使うので・・・順番が分らなくなるし、ページ番号のないページも多い
いよいよ分らなく成ったら・・・もう一度、行かねばならないかも・・・
-----------------------------------------------------------------------------
タウクノ媼のも一つコピーしてきたので・・・楽しみです。
読んでみて、アイヌの伝承って凄いな〜と感じるのは・・・ワカルパ翁の家族のもの
生きている間に出逢えたのは、本当に幸運だったと思う・・・(^_^)v
 

2012/05/05 (土)  転記・・・


随分前に気になってコピーしたのが3曲ほどあって・・・先に転記した(*^_^*)

今日、出来上がるので明日アップできそうだ・・・
 

2012/05/04 (金)  ゴールデンウィーク・・・荒らしが(*^_^*)


ヨーロッパの不安とか・・・経済の大津波が押し寄せてくるかも知れないぞ !!
とでも云っているように・・・天気が悪い(*^_^*)

明日、日本の原発の稼働がゼロになる・・・
千と千尋の神隠しの主題歌「いつも何度でも」の歌詞の中に・・・ゼロになる身体が耳を澄ませる・・・
その静粛なゼロの状態を観たときに初めて元々豊かさが満ちあふれているのに気が付くのでは・・・

例えば、アイヌとして生きようとすると・・・狩りをして動物と知恵較べをしなければならない。
身体能力も鍛えなければ逆に殺される・・・
自然界に生きている鳥とか動物の方がずっと賢い・・・それから学ぶのがアイヌの哲学
植物と動物の有機的なUreshupa・・・共に育てる

アイヌの三大神様で鳥とか動物の主神の木の親分のシランバカムイ・・・生き物
生物の最高神が木だという発想・・・確かに桁外れの寿命(*^_^*)
生命の不思議さをまざまざと教えているのに・・・人間は、寿命が短いから・・・
目先に気を取られて・・・死んでいくのか?(*^_^*)
 

2012/05/03 (木)  ゴールデンウィーク・・・真っ只中(*^_^*)


ゴールデンウィークが去った7・8日が私の連休・・・(*^_^*)
8日に女房が埼玉の長女の処とか色々廻ってくる旅に出かけるので・・・
8日に幌村に行ってこようと思っている・・・浜益温泉に入ってS氏と色々お話しして来ようと思っている

ワカルパ/フォルクローレは、アイヌ文化の今までの論をスッカリひっくり返す威力があるものだけに
偏に私の責任で対処することを、伝えておこうと思っている・・・
 

2012/05/02 (水)  シャクシャインの檄・・・


シャクシャインが蜂起の時、全蝦夷に飛ばした檄の中身がどのようだったか?・・・気になっていたが
蜂起に賛同しないものは、シャモよか先に殺すぞ !!・・・だったらしい(*^_^*)
石狩のハウカセは、賛同しなかった・・・

ワカルパ翁が残したものは、マイナス部分も正直に事実として伝えるアイヌ側の貴重な資料
人間社会の抱えている問題の縮図のような気がする・・・

私は、ワカルパ翁の「他から来た人は若い人にも ekashi と云う」と云う言葉が大好きです。(*^_^*)
これは、形而上学者にしか云えない言葉の一つだと考える・・・所以

科学では、割り切れない問題が生命現象・・・確かにクローンは、出来るが・・・生殖に至らない
人死んだら第一巻の終わり・・・だから現世で幸せになりたい・・・他を蹴落としても
生まれ変わったら・・・逆の立場になるとしたら?・・・どうだろう?

ワカルパ翁は、こうも云っている・・・生まれ変わってアイヌが日本人になり
日本人がアイヌになる・・・相対性原理
アインシュタインよりずっと昔から・・・アイヌは、それを知っていたということになる
それに気付く人、世界中に何人いらっしゃるか?・・・楽しみ(*^_^*)
------------------------------------------------------------------------------------
シャクシャインを讃えるのは、完全にパラドックスなんです
結局は、謀殺された能なしと云うのを、拭いきれない事実にしようとの思惑・・・
ガタイが立派で誰にも負けないと云うのは・・・ユーカラでは通用しない・・・
未だ遊びもしらない・・・赤ん坊のようなポイヤウンペの超能力で闘う
Turen kamui(憑き神)は、ポイヤウンペが繰り出した時に既にワクワクしている・・・
 

2012/05/01 (火)  五月晴れ(chatkosampa)・・・(^_^)v


さぁーーー今日から活発に郊外で遊ぶことを考えよう(*^_^*)・・・そして、今日は休み(^_^)v
只、道立図書館がお休みなので、ユーカラのコピーは、明日にしよう・・・
それさえやってしまえば・・・金田一博士の筆録ノートの内、樺太もの(ハウキ)を除いて
75%は、転記したことになると思う・・・でも、長編とか短篇に拘わらず大事に転記しようと思っている

明日コピーするものは、コポアヌ媼の menoko yukara 2曲とウトムリウク翁の見逃していたものと
コポアヌ媼の yukara と思われるもの・・・それとエテノア媼の yukara と思われるもの

今日は、ユキの isoitak と思われるものとポンオキクミの話
ウテカレ媼のOkikurumi upashkuma・・・を取り敢えずアップしておこうと思う(*^_^*)
-------------------------------------------------------------------------------
後、タイノアシ・ウテカレ・シコサンケウセンカタ・チセンカウクなどのものも公開するつもり
その他にコポアヌ媼のUwepekere なども沢山ある・・・(*^_^*)

今回、アップしたウテカレ媼のものは、ワカルパ翁の神々の説明と同じだし・・・
ユキの Pishka toa pishka とも有機的に結びついている・・・
沙流のものには、矛盾がなくて・・・アイヌの世界を覗ける

ワカルパ翁のユーカラ定義は、全く正しいことを証明出来る金田一博士の筆録ノート・・・