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Part14   3月の独り言


2012/03/31 (土)  今月は収穫満点・・・(^_^)v


ワカルパ/フォルクローレを読むと・・・その諧謔精神にアイヌの豊かな心を知る・・・
ワカルパとサンゲレキの年齢差は、30歳くらいだと思うけど・・・
まるで友達みたいな感覚で話していること・・・ツレアンの病気平癒の祈祷をしていること
ツレアンは、恐らく長寿でサンゲレキの上の歳だと思う・・・

金田一博士が学生の頃、伯父の援助で北海道に渡って・・・カネカツクから筆録したもの
paimoka pachepipe (首苞・首肴)・・・厚真の首領がツレアンの処に酒飲みに来て
やったものだと云う・・・金成マツさんも筆録しているが萱野氏は訳して居ない(*^_^*)

アイヌでもロクデナイのも居るし・・・真摯に文化を残したいと思った人も居るし・・・
それらが・・・後者がワカルパであり紫雲古津の人達であった
営々と語り継がれて来たユーカラ・・・よくぞ残ったものだと思う。
金田一博士の筆録ノートに誰も手を付けなかったのは・・・何故だろう?

矢張り、沙流の雅語を理解するには・・・思考を飛躍(空想)させなければならないから
科学的に思考する学者には・・・踏み出せない領域なのかも知れない。
抽象的な問題を絵で表現出来るが・・・ユーカラの表現力は、その点凄いものだ(*^_^*)

そこら辺・・・これから明らかにしていこうと思っている
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今月のスパムを記録しておこう・・・こちらも大猟・・・(^_^)v
中国20個・・・アメリカ1個・・・韓国1個・・・ウクライナ1個・・・合計23個  累計221個

この調子で来月も頑張ってネ〜・・・スパムの真面目君(^O^)
もうチョット手強い手法を考えてみたら・・・イイかもネ(*^_^*)
 

2012/03/30 (金)  ユキのShinutapkata・・・


これは、短篇でメノコユーカラの色が濃いものだけど・・・八郎さんの奥さんのもの
沙流のものは、出自(出所)がはっきりしていて伝承と分る・・・

伝承である以上、非常に大事な点でもある。そして少しでも変えた時・・・
その人の作品になってしまう。
そこのところをシッカリ区別しないと・・・伝承の価値が分らなくなる
 

2012/03/29 (木)  Okkayo yukara の題名・・・


これは、Tonto pon chep とネーミングしようと思っている・・・(*^_^*)
そして、ユーカラとして扱おうと思っている・・・コポアヌ媼が禁を破って残したものだから・・・
その代り・・・コポアヌ媼が残したものを転記して上げようと思う・・・

金田一博士は、全部で200位のものを筆録されていたんですが・・・
代表的なワカルパ翁のユーカラ全部も訳せず・・・亡くなってしまった
金成マツさんのものを知里博士に手伝って貰ってどんどん訳そうと約束したのに・・・
知里博士は、一つも手を付けず・・・死んでしまった。
しょうがないから・・・8曲だけ金成マツさんのをヤケクソで訳した・・・(*^_^*)
それが無かったら・・・ワカルパ翁のユーカラを全部訳せたと思われる。
アイヌ文化の研究を邪魔するような働きをした知里・金成家・・・が浮かび上がる

一般のアイヌは、既にアイヌの心を失っていたんだと思う・・・
アイヌの為に神罰も覚悟してアイヌの秘密を全部残したワカルパ翁・・・
赤貧の金田一博士と寝食を共にした数ヶ月・・・でも、感謝してた。
ワカルパ翁の筆録ノート10冊のメモ程度の一言が・・・真実を伝えている
 

2012/03/28 (水)  コポアヌ媼の Okkayo yukara ・・・


アイヌの社会は、エカシイキリ フチイキリと云って・・・男はパスイにその形象を刻む
女は、紐みたいなものを編んでその形象を体に付ける・・・

沙流の豪族の・・・ユーカラの場合、男のやるものをユーカラと云い・・・女のものはメノコユーカラ
はっきり別のものとして認識されていた・・・使う言葉も男の場合限られている・・・
メノコユーカラは、矢張り言葉が豊かだけれどはっきりとした特徴がある。
Hauも男のユーカラと同じ言葉を使うけれど・・・特徴がある

コポアヌ媼のOkkayo yukara は、男のユーカラであると思う・・・今月中に転記アップするつもり
後、阿寒のサコロペと新冠のハウ二曲追加して公開すると・・・良く分ると思う
金成マツさんのものが・・・どのようなものであるか?(*^_^*)
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真鍋さんのサイトに行ったら・・・ウクライナの美しい人が・・・歌を歌っているのを紹介されてた
早速、聴いてみると・・・女神のように美しい声・・・昨日からずっと何回も聴いている
チェルノブイリの原発から3.5キロの村に住んでいたらしい・・・
自分だって・・・可成り放射能を浴びた恐怖があると思うけれど・・・
人間は、色々な過ちを犯すけれど・・・忘れたら駄目だと・・・

故郷に帰れない人の悲しさ・・・村の全部を土の下に埋めたそうな・・・
それでも、帰れない悲しさ・・・福島がそう成っている深刻さ・・・
 

2012/03/27 (火)  翻訳・・・


転記した時点で私は読み終えるので・・・当分の間、転記に専念しよう思う
訳は、アイヌ語に興味を持っている方と楽しみながらやっていくとしよう・・・(*^_^*)

先ず、金田一博士が筆録されたもの全部を公開するのが良いと思っている。
金成マツさのものをオイナ含めて八曲訳されているが・・・それどころでは無かった筈(*^_^*)
カムイユーカラなどは女子がやっていたので直ぐ無くなる心配はなかった。
只、男のものはそういかず・・・ぎりぎりの危機一髪であったこと・・・
筆録でしか残せないユーカラ・・・雅語である為

それを復活出来た時が、アイヌ文化として輝きを放つであろうと思う・・・
蝉のウパシクマを只読んだだけでは意味が分らないが・・・
津波の周期を教えているんではないのか?・・・と考えたりすると面白い
六代目に起きること・・・とっくに忘れた頃・・・

コポアヌ媼が伝えた最後のユーカラ・・・ポイヤウンペがイケスイ(何処かへ行ってしまう)した理由
人間のイクサでは、モシリを取られなかったが・・・ひたひたと海から神々が押し寄せてくる
津波のことを云っているんではないのか?・・・折角守ってきたものが全部無くなる儚さ
可愛い妹だけ守るわい・・・とイケスイした・・・何か解るような気がします(*^_^*)

ポンケマラッキ(クッチャルンクル)がカミアシ(魔物)に力を使うのは駄目と
ポイヤウンペを諭している・・・それで私はポンケマラッキが好きになった
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ワカルパ/フォルクローレを公開したことに依って・・・
アイヌ文化を大切にしようと云う気運が高まることを願っている

公開するのを迷った話が幾つかあって・・・その一つに・・・
「鼻つぶれ 馬のワランヂ」
婦 もと道ばたで畑耕してると 夫婦づれの旅のもの 子いらぬかと云う
冗談のつもりでいると答えたら 手へ渡して カタカタと
駈け出して行ってしまった。 途方にくれて家へつれて来たが
自分にはたくさん子あるから ワッカタの姉が貰って育てた。
イイ子だが 鼻つぶれ馬のワランヂとよばれて居る。

と云うものなんだが・・・アイヌ女性の優しさを紹介できるものとしてアップしようかな?(*^_^*)
 

2012/03/26 (月)  休み・・・(^_^)v


ワカルパ翁が大正2年・・・金田一博士に伝えたHauと云うもの・・・アップした。(*^_^*)

今月はもう一つ、コポアヌ媼の Okkayo yukara を転記してアップしようと思う。
これは、大正2年にワカルパ翁が亡くなって・・・博士は慌てたと思う
大正3年の早春、男のユーカラをコポアヌ媼に知らないか?と訊いたと思う。
それで禁じられていた男のユーカラを一曲だけ伝えたんだと思う・・・(*^_^*)

金田一博士の筆録ノートの中身が・・・随筆に書かれていたことをより鮮明にイメージ出来る。
こんなにも面白いものが埋もれていたのは・・・不思議な気がしてならない。
 

2012/03/25 ()  ワカルパ翁のHau・・・


転記終えたから・・・明日休みなのでアップしようかな?(*^_^*)
32枚63頁が3日掛かって出来る・・・金田一博士が筆録されたものの大部分を転記して
残しておくと・・・雅語を学んで読みたい方居たとき・・・直ぐ読める
只、先に日常語(yayanitak)を勉強した人は、読めないかも知れない(*^_^*)

アイヌ語の雅語って面白いんです・・・特に沙流のものは・・・
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yukaraと呼ばれるのは、沙流にしか無かったこと・・・その言葉を真似して
石狩・十勝などで独自の英雄を謡ったのがHauであること・・・
幌別にユーカラが在ったと言うのは、恐らくでっち上げであろうと思う・・・
沙流では、ユーカラは男しかやらないもの・・・その代りメノコユーカラがある・・・
oinaは、オキクルミの物語だけれど・・・メノコバージョンもある(*^_^*)
カムイユーカラは、子供用の教訓を扱っている以上・・・神の序列はシッカリ教えている。

知里幸恵のkotan koro kamui(梟)を屠るのは、アイヌの世界では有り得ないこと
幌別では、アイヌの哲学が無かったことを意味していて・・・
弟の真志保博士も気が付かない程だから・・・kutune を虎杖と訳すのは間違いと云った
その為に、アイヌ文化の研究がすっかり停滞してしまって・・・
定款の作成に携わった団体が税金を湯水のように使って不正やり放題
一年に一曲金成マツさんのものを訳して・・・何億円も使った道庁・・・
納税者として・・・追求しなければならない問題のように思う(*^_^*)
 

2012/03/24 (土)  Hauと云うもの・・・


ワカルパ翁が伝えたHauを半ば迄、転記してみて分ったこと・・・描写力が弱い。
それだけ想像力が貧弱なのかも知れない・・・面白さが弱い(*^_^*)

サコロペは、ワカルパ翁に依れば・・・女の謡いものだと云う点
金田一博士は、女性から筆録している・・・八重九郎翁は男???
何かメチャクチャ(闇鍋)に考えていた当時の混乱が窺えます・・・(-_-;)

当時、イイ振りこきの知ったかぶりの連中がアイヌの事はアイヌでないと分らないと
嘯いていたのを・・・ワカルパ翁は嘆いていて・・・金田一博士に託した。
しかし、余程の勉強と経験をしていないと形而上学は、体感出来ない。

金田一博士には、弟と同級生の啄木が身近に居た・・・啄木は
形而上学を理解するだけの見識を身につけていたんではないのか?
だから自分の大切な本を売ってでも窮状を救った博士のような気がする。
 

2012/03/23 (金)  ワカルパ/フォルクローレの一つに・・・


ワカルパ翁は、ユーカラの他に一曲だけ Hau を伝えていて・・・これも公開するつもり
今、転記しているのだが・・・使われている言葉ユーカラと全く同じ・・・構成も極似している
恐らく石狩のHauだと思う・・・Otasamunkuruのものだから・・・
十勝の方のものは、Otashutunkuruだからそう思う(*^_^*)
Hauも男のやるものだと思う・・・

Otashutukuruのものは、新冠のHauもあと二曲コピーしてあるので・・・比較できる。
サコロペも一曲あるので・・・転記するつもり

金成マツさんのものにメスを入れた人、何方もいらっしゃらない(*^_^*)
知里幸恵の神謡集の注釈にメスを入れた人も・・・
虎杖を古語でKutuと云うことを知らないアイヌばかりで・・・100年過ぎた訳だ
知里博士の云ったことが・・・アイヌ文化の蘇りの足枷になったパラドツクス
yayanitakでは、アイヌの深部に入り込めない・・・:現実(*^_^*)
 

2012/03/22 (木)  論争の終止符・・・


ワカルパ/フォルクローレを整理することに依って・・・虎杖丸の曲の問題に終止符が打てた
知里真志保博士と金田一博士の確執の根元だと思われる・・・論争
知里博士は、Kutune shirika を虎杖と訳すのは間違いだと云う・・・
ワカルパ翁は、
ikokuttara oro mun ホントは kutu と云う・・・

ユーカラは、雅語(古語)によって成り立っている・・・私は、ワカルパ翁の方が正しいと思う。
後々、金田一博士だけがワカルパの言葉を信じてじっと耐えておられた。
そう言ったことも、顕在化されるワカルパ/フォルクローレでもある。
それで初めてアイヌ文化の研究が進んで行くんだと思う(*^_^*)
 

2012/03/21 (水)  改めて・・・


改めて・・・ワカルパ/フォルクローレを読んでみた・・・
やっている時は、気が付かなかったことが・・・次々成る程と云うことが沢山ある・・・(*^_^*)
 

2012/03/20 (火)  お彼岸・・・


今日は、お休みの日(^_^)v・・・五ヶ月間に渡って勉強して来たワカルパ/フォルクローレ
なんとも凄いものに出逢えたものだナ〜・・・と言うのが実感
アイヌに関する色々な本とか読んだり・・・サイトなんか見ても今一分らなかったアイヌ

知里幸恵の神謡集を最初読んだ時、アイヌって村を守っている神(梟)を個人で殺すんだ〜・・・と
自然の神々を崇拝して自然を大切にするアイヌのイメージがブレた
カムイユーカラは、童話の類で哲学を弄くってはいけないもの・・・普遍性
それから・・・アイヌのものに疑念が芽生えた・・・(*^_^*)

沙流紫雲古津のユーカラ群には、心にすーーっと入ってきて抵抗感が全くない・・・
美しくさえ感じるものがある・・・伝承の美しさと云った方がよいかも・・・(*^_^*)
ユーカラ群は、そんな安っぽいものでなく・・・伝承するには覚悟が要るもので・・・
個人が勝手に一部でも変えられない重みを持っているもの・・・だから美しい。

ワカルパ/フォルクローレには、手紙も何点かあって・・・心遣いが心を打つ

アイヌの歴史は、日本文化を尊重しながら何時の日か統一を果たそうとするyaunkuruと
それを阻止しようとするrepnkuruの葛藤の歴史と見た方が分かり易いかも・・・
日本を敵対軸とする考えは近年のことのような気がする。

特殊な言語とその雅語による叙事詩を持つアイヌ民族の秘密が沙流に在った。
秘密だから・・・他地域のアイヌは、判る分だけ模倣した・・・hau
胆振にポイヤウンペのユーカラが在ったというのは・・・完全な誤謬であろうと思う。

知里博士がアイヌ語を習ったのは、砂沢友太郎氏であったのは・・・クラさんが書いている
それも、金成マツさんに頼まれてのこと・・・何か可笑しい?
そういったことに殆ど整理がついたワカルパ/フォルクローレであった。(*^_^*)
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この世に残ったユーカラ11曲とワカルパ伝承・・・兄ウトムリウクの補強
女性群のカムイユーカラ・・・オイナ メノコユーカラ ウゥエペケレ
その真の伝承に出逢えたことは、私の一生の宝だと思う。
二年半、毎日6時間・・・5000時間掛けてようやく辿り着くことが出来た。
でも、これがようやく入り口に辿り着いたことだと思う(*^_^*)

金田一博士が真剣に自ら筆録されているものは、伝承と認められるものだけ・・・
金成マツさんのKutune shirika の筆録で幌別のものは、伝承でないと判った
だから後は、本人達に残すのを任せたと思う。
知里博士との確執の原因は、そのことだったのかも知れない(*^_^*)
 

2012/03/19 (月)  ホッとしたところで・・・


後、言葉と言い回しを纏めると一段落するから・・・ツナレの「鹿の皮衣」をHTML転記した。
これは、見たことないものだと思うので原文だけ公開しておこう。(*^_^*)

金田一博士が大正12年にツナレを訪れたのは、深い意味が在ったんですネ〜
大正11年に先ずコポアヌが来て・・・次ぎに知里幸恵が来て・・・
それに合わせたように平取のコタンピラが来て・・・幸恵が筆録する「蘆丸の曲」
翌年・・・ユキが来て足掛け2年滞在する・・・そして、ツナレをコポアヌの案内で・・・
久保寺青年も同行して訪れる・・・その前に博士はコタンピラを訪れている。
挨拶はしっかりされたと思うが・・・オキクルミの出自をコタンピラに聞いている(*^_^*)

大正2年にワカルパ翁からコタンピラのことは聞いていて・・・(*^_^*)
随筆でも仰っている・・・ツナレに合って
「あぁ これが、アイヌの民族的大叙事詩がこの世に影を没する最終の幕か!」
コタンピラをユカラクルとは、見ていないんです・・・(*^_^*)

でも、知里幸恵の労に敬意を表してユーカラ集に掲載しているんです・・・
でも、ずっと感じていたのは・・・言葉短かに云っていること(*^_^*)

金成マツさんのユーカラノートに在る・・・首苞・首肴(Paimoka pa pachepipe)は、
本来、幌別に在るわけがない代物・・・(*^_^*)
金田一博士が学生の頃、伯父さんの援助で初めて北海道に来て・・・平取のカネカツクから
筆録したもの・・・その前にマツさんが平取で11年間キリスト教の伝道している・・・

下場所と白老・有珠・虻田辺り・・・そこいら辺をバチェラーも攻めていたと思う
アイヌの哲学が薄い地域をターゲットにしていた・・・戦略
平取のエカシキリを見てみると・・・それが良く分る。(*^_^*)
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十勝・石狩辺りのユーカラHauと東部のサコロペを筆録出来たのは金田一博士だけで
その言葉遣いを見ると・・・色々なことが分ってくる。
モナシノウクのものは残っていないが・・・金成マツさんのは沙流のものを
色々取り混ぜて・・・創作したもので伝承ではないものであることが分る。
胆振には、ユーカラが存在していなかったのが真相であると思う(*^_^*)

折角、ワカルパ翁が残してくれたアイヌの哲学をアイヌは、大切にしなければ
ならないと思うし、世界五大叙事詩を持っている民族として自信を取り戻す時
道民皆応援すると思う・・・
 

()2012/03/18 ()  エカシキリ・・・完了(^_^)v


アイヌ文化に興味のある人には、目から鱗のようなことばかり・・・(*^_^*)

四月いっぱいまで予定していたワカルパ/フォルクローレ・・・今月いっぱいでイイとこ行きそう。
Kamuinomi は、赤崎さんに見て頂いて・・・ご感想・ご意見を頂いて・・・
浜益温泉のS氏には、この五ヶ月間の成果をお話しして来ようと思っている(*^_^*)

色々な疑念が・・・顕在化してしまうのは、アイヌの将来を考えると・・・今が大事
本当の意味でアイヌ文化が甦る為には、少し痛みが伴うけれどネ〜(*^_^*)
今まで秘密のベールに包まれていたアイヌの世界・・・皆さん知る権利がある。
税金を使ってアイヌの救済とか・・・悪いことではないけれど・・・狡いアイヌも居る(*^_^*)

さぁーーて、エカシキリをアップしておこうか !
 

2012/03/17 (土)  沙流のエカシキリ・・・


大酋長 Turean とかの系図をやってみると・・・沙流が半分くらい見えて来た(*^_^*)
後、サンゲレキとか各村のエカシキリをやればユカラクルの位置が浮かび上がる

ヤヤシ カネカツク コタンピラ モトアンレク・・・全部解る
大正2年にアイヌの全てを教えて貰ったと言う金田一博士のお話しは、本当の事で・・・
何故?・・・金田一博士は、久保寺博士の本を出させなかったのか?・・・とか
知里真志保博士との確執・・・云々とか

アイヌの植物・動物に関する知識は狩猟民族ならではのもので・・・深い
熊に助けられた話は希で殺された人多い・・・(*^_^*)
それらは、伏せて纏めているけど・・・ワカルパ翁はそのまま伝えている。

久保寺博士の葬礼の言葉は、何方から聞いたのか知らないが・・・
余りにも丁寧過ぎて・・・ワカルパ翁のとは違っている
仏教では、サンスクリット語でやっているんだが・・・(*^_^*)

基本が違っていると思う・・・ワカルパ翁の場合・・・先に火の神 Kamui huchi に同じこと云う
人間がなんぼ丁寧に云っても仏には、理解できない存在に成っていると言うお話し(*^_^*)
 

2012/03/16 (金)  エカシキリ・・・#2


ワカルパ翁のエカシキリをやってみた・・・ワカルパ翁は、沙流では少し異端?

沙流全体のエカシキリが解ると・・・本当のアイヌの世界が解る
 

2012/03/15 (木)  エカシキリ・・・系図


エカシキリをどうやったら良いか考えていて画像でやると簡単だがファイルサイズが大きくなるし
テキストでやってみることにした。

ワカルパ/フォルクローレに金田一博士が
樹の枝を描かれていて・・・気になっていたが
山で熊を獲った時に使うものではないのか?・・・と推理してみた・・・(*^_^*)

ワカルパ/フォルクローレの全部が公開されたら・・・寧ろ外国の人が注目するかも知れない。
そしてアイヌ文化の研究が進むかも知れない。
エカシキリのページの冒頭にアイヌの起源のようなことが書かれているので
面白いです。単なる神話として読み流すにはチョット引っ掛かるものがある。(*^_^*)
 

2012/03/14 (水)  今日は休み・・・


アイヌの神々に祈る言葉が大まかにHTML転記出来たのでアップしておこうと思う。
沙流でもワカルパ翁とサンゲレキ兄弟しか知らない祈祷の言葉が明らかになる ウフ(^m^)

知里幸恵の祖母モナシノウクが何故?・・・金田一博士に筆録させなかったがようやく解った。
大正7年に旭川近文で(恐らくバチェラー博士の薦め)金成マツさん宅を訪ねた時、
博士は、ワカルパ翁のことも話したと思われる。
ワカルパと聞けば・・・アイヌの物知りは、身がすくんだと思う。
その当時、チャランケでお宝を集めていた悪いアイヌも居て・・・博士の踏査で役人かと疑われ
ワカルパのKutune shirikaと聞いてすっかり打ち解けて傘を直してくれたとか・・・

アイヌの間では、名が馳せていたこと解る

ワカルパ翁の教えには、ブレが全く感じられない・・・オキクルミが基本だと・・・
カムイノミ(祈り)の言葉の中にも必ず出てくる・・・
兎に角、ワカルパ翁の教えは、アイヌの魂と云うか・・・切れ味がイイ(*^_^*)
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切れ味と云うと・・・10日に中砥で研いだ和式ナイフを仕上げ砥で研いだ
刃が鏡のようにピカピカになった・・・紙に当てて引くとすーーっと切れてしまう(*^_^*)
まるでカミソリのようだ・・・青紙2号と云う鋼は、長く使えるようで良いもの選んだ
 

2012/03/13 (火)  少し春らしく・・・


ワカルハ/フォルクローレを纏めるとアイヌ高校を卒業出来るって感じかな〜(*^_^*)

次は、アイヌ大学・・・金田一博士の筆録ノートの大まかな整理と雅語?
その前に、沢山の人達の残したものを全部、原文転記しておくと・・・イイだろうな〜
サコロペとは?・・・hauとは?・・・どんな特徴があるか?を明らかにしておく必要がある。
全く、ユーカラの世界そのものと云うことを証明しておかなくてはならない。(*^_^*)
 

2012/03/12 (月)  ミンク?・・・


先日狐が事務所の近くに来たと思ったら・・・今度はミンクらしいのが来た(*^_^*)
イタチなら白い冬毛だと思うので・・・黄土色の毛はミンクしかいないし・・・少し大きい
雉が鳴くほど自然状態が良好なのにバランスが心配になる。
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アイヌ語の inomi・・・祈りを今やっているがアイヌ思想って相対論で愉快(~o~)
3.11の津波から1年が過ぎて・・・色々な事に対処するには想像力が必須

アイヌ問題を考えるとき・・・日本の食料問題を考えるとき・・・原発事故を考えるとき・・・
そこに隠れている裏側までも見通すには、想像力が必要・・・
 

2012/03/11 ()  ついに祈りの言葉・・・


方針が決まったら・・・案外スラスラと作業が進むもので・・・神々の祈りの言葉とエカシキリ
言葉・言い回しが残った。これの取り扱いは、非常に難しいと思っている・・・(*^_^*)

でも、考えたら・・・ワカルパ翁が残して死んでしまいたいと?・・・云うことは
アイヌ全体に残したかったんだと思うと・・・公開すべきなんですよネ(-_-;)
その代り・・・今までのアイヌに関する論とか・・・諸々の人達の裏側が顕在化する

矢張り真実を知りたいのが人間・・・パニックに陥るか?とか余計なお世話による被害の増大とか
今回の原発事故も同じ・・・造った以上近辺に住む人何時も考えないといけない。
完全なるパラドックスなんです・・・イザ事故が起きたら制御不可能・・・人が居ないから
詭弁を労して動かそうとする人間も出てくるかも知れないけど・・・
そう云った瞬間に福島の原発に調査する任務に就くと宣言したんだな?・・・と云う法律を作れば良い(*^_^*)
誰も、云わなく成る。
水素爆発が起きた時にメルトダウンだと大概の人解るって・・・(*^_^*)

本当のアイヌ(人間)には、詭弁が無いです・・・オキクルミが云っていたからその通りにする。
師弟関係にも似ていて面白い・・・でも神が云ったことを超えること出来ない。
 

2012/03/10 (土)  纏めの方針・・・


ワカルパ/フォルクローレの整理・纏め方針がようやく整ってきた・・・(*^_^*)
各項目が有機的に結びついているので・・・難しい

ほんのチョットした言葉の中に・・・なーるほど納得と云うのがあるからネ
これを纏めたら、もう一度金田一京介全集のアイヌに関する部分を全部確認して見る。(*^_^*)

ワカルパ/フォルクローレを知ると・・・ユーカラを単なる文学と捉えると・・・
誤謬に陥ることが良く分る・・・又、何故?男だけが伝承するのか?
そこからの視点で考えると・・・古代・中世の蝦夷から近代の蝦夷が浮かび上がる。

オキクルミがこの蝦夷の地を去った三つの理由・・・人間の堕落
ポイヤウンペもオキクルミが居なくなったらつまらないと何処かへ行ってしまった・・・
何か解るような気がするナ〜(*^_^*)
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昨日、手に入れた和式鍛造ナイフの刃を付け直した・・・
工場で付けた刃は、完全でないので直す必要がある為・・・
中砥でしつかり付けたままで・・・今晩の鱈チリの鱈を切ってみると・・・綺麗に切れた
仕上げ砥石で仕上げをしておこう・・・魚を三枚におろすには、威力を発揮しそうですネ〜
 

2012/03/09 (金)  津波・・・


改めて津波を映像を見てみたが凄まじいてすネ・・・言葉が出ない

人間はもっと謙虚に成って自然を畏怖し続ける想像力を鍛えないといけないとツクヅク思う。
 

2012/03/08 (木)  HTML・・・転記 #2


HTMLに転記したものが少し纏って来たので
アップしてみた・・・
マダマダこれからやらなければならないが・・・これだけでも結構アイヌのことが解ると思う。

実際に壮年まで熊とか鹿とか獲っていて・・・神々に祈って・・・病気の平癒の祈祷もし・・・
チャランケの弁士としても沙流一等のユカラクルが残したもの・・・アイヌの全て
周りの女子達の美しいカムイユカラ・・・これがアイヌだ !!

2月7日に萱野茂氏の国会アイヌ語演説を取り上げたのは・・・本当のアイヌの精神ではないこと
知里幸恵も然り・・・強いアイヌも存在していたいたんだと云うこと
その人達に対して・・・何と失礼なことを云っているのか・・・それが解る(*^_^*)
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四月いっぱいで纏めたら・・・サンプツ村の西塔さんから土地を借りて・・・
今は笹藪に成っている処、畑にして蓼藍畑にしてみようかナ(*^_^*)
剣先スコップと鍬を買わなきゃいけないよナ〜そうだ鎌も買わなきゃ

そして、シヌタプカの絵も描かなくてはなるまい・・・
汗流した後は、浜益温泉で汗流してサッパリして・・・明日の仕事に備える・・・
今年は絶対、もくず蟹獲ってやろうと思っている・・・(*^_^*)
 

2012/03/07 (水)  HTML・・・転記


3冊のワカルパ/フォルクローレにアチコチ散らばっているログを大まか纏めた大学ノートの転記
そこから更に整理編集してHTML化している・・・(*^_^*)
HTMLは、リンク出来るので・・・紙面に印刷したものとは全然違う機能を持っている。

ワカルパ翁の10冊の筆録ノートの中身は、曼陀羅のように有機的に繋がっているので
本では一寸表現出来ないように思える・・・丁度、油彩の絵に似ている(*^_^*)
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巨匠の絵(アイヌの哲学)が紫雲古津に・・・風前の灯火のよう消えかかっていて・・・
それを手本にして過去に模写したものがHau・・・言葉付きも殆ど同じ・・・まだイイ
言葉つきも違うし・・・oina  menokoyukara  kamuiyukara等闇鍋状態にした地域もある
その方が多くて・・・百年経ってしまったアイヌ・・・どうするのか?

2月27日にアップしたPishka toa pishkaのwariunekuruの意味・・・赤崎さんの処で知った(*^_^*)
矢張り時々覗いて勉強しておかなくてはならないサイトですネ〜
アイヌ文化を真面目に勉強しているサイトって少ない・・・(-_-;)

アイヌは、山に入る時神に祈り・・・熊とったら直ぐ又祈る・・・
狩りの神Ashinau kamuiは、Kanna kamuiの末娘だと知った・・・それで女神だと
Kanto kamuiの悪息子(kamiash=化け物)を取り締まってもいるらしい(*^_^*)
そう言った神の序列がはっきり見えてくるのがワカルパ/フォルクローレの正体
そうするとアイヌ曼陀羅の世界の凄さに只目を見張るばかり・・・

シシリムカ(沙流)とシヌタプカの密接な関係が鮮やかに浮かび上がる
壮大な浪漫が浮かび上がる・・・それを皆さんにお届けしたい。
 

2012/03/06 (火)  金田一博士のユーカラ筆録ノート


特にワカルパ翁の10冊は、その後の博士の筆録に影響を与えていると云うより・・・
それを確認するように踏査が進められていたことが窺える。
ワカルパ翁の10冊に一通り目を通した訳だが・・・博士が仰る通り隙がないと云うのが判る。
それでいて・・・諧謔と透き通った精神が溢れている・・・傾倒されるの無理無い(*^_^*)

私もワカルパ翁のアイヌ哲学に触れられて・・・本当に良かったと思う
シェンケービッチの「クォ=バディス」は、人間って・・・って思ったことあるけど・・・
日本列島とかアマゾンのように植物が動物を育てる環境って思想も豊か・・・
沙流では、牧畜民族のキリスト教は、アイヌの思想を捨てた一握りの人達だけだったのでしょう。

矢張りその風土に根ざした思想ってあると思う・・・
 

2012/03/05 (月)  鞘はローズウッド(紫檀)・・・


鞘は張り合わせでなく虎杖丸の剣と同じ刳り抜いて造っていて素晴らしい(^_^)v

ユーカラでは・・・虎杖はkuttaraとチャント書いてあって・・・Kutune shirikaと云うのは筒状の鞘
丁度、虎杖のようで古語ではズバリ虎杖を意味していたと思われる。
であるから・・・知里真志保博士の虎杖丸と訳すのは間違いだと云うのは・・・yayan itakのこと
3人目の奥さんの萩中美枝氏の・・・一人なのに動詞が複数形を使うのは可笑しいとなったんでしう
アイヌは尊敬語に複数形を使うと言う基本中の基本を知らない人の言い分(*^_^*)

今までアイヌの事って・・・幌別の金成マツさん・知里幸恵・知里真志保博士で論じられて来て・・・
差別を受けて可哀想だとか・・・差別は人間も動物である以上在るのは当たり前のこと
集団を維持する時、臆病で腹を見せない場合(負け犬)は集団に多大な不利益をもたらす・・・
本能的にその分子を排除しようとして・・・攻撃する。
 

2012/03/04 ()  切れ味・・・


ワカルパ翁の残したものは、蝦夷で起こっていたことを鮮やかに再現する力を持っている鋭さ

今日、和式鍛造ナイフ届いて・・・ビックリした(*^_^*)
切れ味は、今まで体験しなかった程の切れ味・・・紙がすーーーっと切れる・・・凄いもんだ
日本の刃物の凄さってこうものか・・・って実感出来る。
刀身の厚さは可成り分厚い・・・刃先は見えないくらい鋭い・・・持つとズシリとする
これでイナウを削れるかも知れない・・・ワカルパ翁に出逢えた感謝の気持ちを・・・
浜益のシランバカムイに捧げたいと思っていたんです(*^_^*)

ポイヤウンペの刀の切れ味も鋭かったと思う・・・イナウを60本も作る程だから・・・
刃物の切れ味つてその国の知的レベルを表しているものだと思う・・・
ロシアの刀剣の切れ味って・・・どのくらいのものなのか?
ドイツも優れた刃物があるのは有名だけれど・・・(*^_^*)
アイヌは知っているんですよ・・・和人の刃物の切れ味を・・・獲物の解体の時のことを・・・
 

2012/03/03 (土)  ワカルパ/フォルクローレ・・・


北海道アイヌ協会のやりたい放題を小野寺道義が予算委員会で追及している・・・
千島・道東アイヌ協会分離・独立して・・・まるでユーカラの世界に成っている(*^_^*)

古代・中世のアイヌの世界を詩で綴ったのがユーカラ・・・軍事機密情報
戦略無しにやってしまったメナシクルのシャクシャイン(サンクスアイヌ)

そのアイヌの世界を明らかにしてくれたワカルパ/フォルクローレ・・・
絶妙のタイミングで紹介出来るのは・・・やった甲斐があろうと云うもの
金田一博士は、危機的状態にあったユーカラなどの筆録に忙殺され・・・その真実の追究まで
手が回らなかったように感じる。(*^_^*)

昨日から大学ノートに書き写したのをHTMLで整理・編集作業に掛かったが
メモ書き程度の事柄がアイヌの構図を説明していたり・・・全部が凄い情報
嘘をつかない事を土産に来た・・・と云うだけあって余程の覚悟で伝えたこと判る。
 

2012/03/02 (金)  和式鍛造ナイフ・・・


子供の頃・・・折畳み式のナイフを皆持っていたものですよネ

なんにでも使える片刃の鍛造ナイフと仕上げ砥石を注文した・・・
春になったら漁港に大きなウグイ(shupun)が来るので・・・刺身を造ってみたかったんです(*^_^*)
ハモみたいに小骨を切らないといけないから余程切れる刃物が欲しかった・・・
 

2012/03/01 (木)  ヤッホー・・・3月(^_^)v


今日、面白いことあった・・・キタキツネが事務所から7・8メートルのところでウロチョロしてた
ワカルパ翁の教えにあるように足の先の色とかを観察していると気が付いたみたいで・・・
目が合ってしまった(*^_^*)・・・こそこそ逃げて行ってしまった。

ワカルパ/フォルクローレを読んだお陰で・・・キツネの観察も良いキツネか?・・・化け物か?
と云った具合で・・・観察眼の視点がスッカリ違っているのに・・・唖然とした(*^_^*)
尻尾は、フサフサとした尻尾だったので化け物ではないこと解った・・・(*^_^*)

ワカルパ翁の云っている・・・イナウ(削り花)は、化け物も欲しがるもので・・・
一旦化け物が持つと・・・手が付けられなくとか・・・
手足の黒いキツネは神になるからイナウを捧げるとか・・・尻尾の毛の禿げたキツネにはやらないとか
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原子力の問題がそれに良く似ていて面白い・・・(*^_^*)
Ponkemaratki(ト クッチャラ彦)がShomo okaipe tumunchi kamui kikoro kashure ne ruwe ne kusu
「していけないことは、戦の魔神に力を使うことであるからな」とペイヤウンペに進言していること

核物質を扱うと云うのは、イナウをやるようなもの・・・と定義付けると良く分る。
八串の肉串の戦い物語では、男全員が髪の毛・髭も取られて・・・子供の頭みたいにされる
丁度、被爆したのと良く似ている。(*^_^*)
クルイセイと云う魔神は、放射性物質に良く似ていると云うことが解る。

それとも毒ガスを使う技術が在ったものか?
現代人の想像を遙かに超えた世界が展開していたのかも知れない・・・蝦夷
大和と大陸・千島の三つが合流する要所・・・特殊な文化が在っても不思議でない。