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Part13   5月の独り言


11/05/31 (火)  WenDarapYukara・・・


コポアヌ媼(博士はイムーバッコと呼んでいる)の悪夢の曲も筋書きが浮かんできた(*^_^*)
前に訳した最後のユーカラとの関連が見えてきた・・・
これは、有珠と虻田に関する言い伝えだが・・・噴火の時期を調べると
何時の時点でポイヤウンペがイケスイ (何処かに行った) したかが解る情報

メノコユーカラとかウゥエペケレでも・・・沙流のものはシリアスで・・・
他の楽しむ創作ものとは、確かに次元が違いますネ〜(*^_^*)
それと博士はウテカレという人のものを沢山筆録されているので
それも興味津々と云ったところです。
オイナから始まってユーカラに進みカムイユーカラで楽しんで・・・
ユーカラ後のウゥエペケレで時代考証をする・・・これが見えてくるんですネ(*^_^*)

沙流以外のサコロペ・ハウなどは、それを補強するお話しのようだ
そういうのは、各地のリーダーは弁えていたようですネ
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さて、月末の記録・・・スパムの数・・・期待通り6個来た
アメリカ2個 韓国2個 中国1個 日本一個
合計6本の銀の矢飛ばして・・・累計126本の銀の矢

日本のは、本来であれば、その管理者に談判するのだが・・・談判の窓口を
敢えてか分らないが用意していないレンタルサーバなので・・・
こちらも敢えて受信拒否をした・・・(*^_^*)
スパムの巣窟になったら潰れる事も知らないのが日本に存在する(-_-;)
チャント苦情窓口を分かり易い処に設置せよ・・・!!
災害から立ち直るには、儲かるなら何でも有りのことでは・・・いけんぜよ!!
真面目にやらにゃいかんべさ〜
色々な面倒臭いことをイトも簡単に出来るコンピュータの使い方を
日本独自のシステムとして・・・確率せねばならないような気がする

資源も無いくせに消費に浮かれて・・・浪費していると飢饉が来るぞ
津波よりもっと恐ろしいことだとアイヌは、考えていた・・・飢饉
人が生きていく上で必要な衣食住・・・
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生活保護を受ければ何とか命は続く・・・
そうしたらホームレスの人達って・・・未だ誇りが残っているのか???
段ボールで小さな空間を作る知恵がある・・・サバイバル
それは、自決権の問題・・・人間の尊厳なのか?
何れは必ず死ぬ生命・・・生きている間に他の生命が喜ぶことを
やって・・・晴れやかにバイバイしたいものですネ

老子の講義の中に・・・為政者は何もやらないことが一番の方法とある
人は生きる為に体を鍛え頭を鍛え・・・子供の為に真剣に働く
自然にそうなると教えている・・・

その中から一番強い者が選ばれてリーダーになるとベストかも知れない
 


11/05/30 (月)  なんとかアップ出来た・・・(*^_^*)


Iyochiunkuru 余市彦今月中にアップしたかったが何とかアップ出来た・・・

実は、irampekaと云う言葉の訳に何日も掛かってしまった・・・私の辞典にも載っていないし
他の辞典にも出ていないので・・・勘で訳した
iram(心・気持ち)peka(通る・向かう)〜親切と訳してみた(*^_^*)

iram+〜と云う言葉は心模様なので微妙な変化があるので難しい
 


11/05/29 ()  アイヌ文化の研究・・・


金田一博士の筆録ノートを見ると・・・ワカルパ翁の三回忌で紫雲古津に滞在したときの
最後の10月8日にホリ アンナ「エテアンマッ」と云う人からも一曲筆録している
これは、ひょっとして平賀エテノアでないのか?
後に久保寺博士が絶賛した人・・・当時30歳ですネ
クツネシリカ「虎杖丸の曲」では一番長い人・・・(*^_^*)
この頃、ユーカラは楽しむ為の詞章ではないと唱えていたのは金田一博士だけ
テープレコーダーは一切使わずにその場で筆録された・・・

演者との真剣勝負と考えておられて・・・その瞬間を尊重されたこと
樺太のラマンテとワカルパから受けた印象・・・今を逃したら
創作の無い原典が永遠に消えてしまうと言うギリギリの限界・・・
その時に本当に原典を受け継いでいる人の情報を収集している

その後の研究者は、文学と捉えて・・・テープレコーダーで収録した・・・
そう言った楽しむものを残すことも大変なご苦労な作業です
近年のアイヌの生活の豊かさ以前の歴史・・・
信じがたいが・・・大昔に豪族は既に鉄器を使っていたとか・・・
交易がダイナミックに行われていたとか・・・
神謡・・・カムイユーカラがアイヌの思想の中心だとか・・・
色々なことが伝えられているけれど・・・

肝腎の沙流のユーカラ・・・男のユーカラを区別視しなかったのは、誤謬であったと思う
博士が亡くなったとき・・・奥様が生まれ変わって又、翻訳をして下さいな!と
仰ったのは、訳せる人は居なかったと云うことなのかも知れない?
知里博士は、本当は訳せなかったのかも知れない。
一語解らなくても訳にならないんです・・・詩だから・・・
それとユーカラの定義は沙流にしか無かったので・・・他の地域の
ものをやった人は、楽しむものにしか触れることが出来なかった不幸

WenDrapYukaraから始まるユーカラ・・・オイナからの続き・・・
それに手が付けられなかった不幸
ユーカラ伝承者でも解らない言葉が含まれている原典のユーカラ
沙流がアイヌの都だったことも既に忘れさせる程・・・大昔の物語
それが奇跡的に残った大正2年の出来事
 


11/05/28 (土)  今日は休み・・・


Iyochiunkuruもようやく筋書きが繋がってきた・・・
メノコユーカラは、心の襞を取り扱っているので・・・難しい(*^_^*)
男のユーカラも勇気を貰えてイイものだけど・・・
女のユーカラの本物は、此又凄いものを語り継いだものだと・・・思うと
それを知る機会に恵まれたことは、一生の宝になる
そういったものが100年も埋もれたままに成っていたのは
民族の全てを表現している文化・・・これは一筋縄ではいかないこと
ガセネタも横行するし・・・洞察力を研ぎ澄まさないと・・・溺れる(*^_^*)

これが終わったら・・・知里博士の著作集を調べておこうと思っている・・・
現行のアイヌ語辞典では、古い言い伝えの読み解きは出来ないこと解った
金田一博士と約束したのに・・・それを敢えて破ったことを突き止めようと思う(*^_^*)

真実を明らかにしないと・・・何時まで経ってもアイヌ文化は甦らない
文化として優れたものは、世界の中で光を放つ・・・
目先の口に糊する為のアイヌ文化から・・・昇華しなければならないでしょう
何時までも混沌とした中での生活は、精神が腐ってしまう

アイヌ民俗の為に命を賭してユーカラを残したワカルパ翁を解らなくなって
現在に至っているのは・・・本当に悲しいことです。
娘のユキのシノッチャを読むと・・・本当のアイヌの精神と思う
それを金田一博士は、大事に記録していた・・・
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最初、ユーカラって何なの?・・・そうしたらイキナリ金成マツ・知里幸恵に
出会す・・・へぇーそうなんだ〜
金田一博士にアイヌ語を教えたんだ〜・・・幸恵って偉い!!
でも、ラマンテ・ワカルパ・タイノアシ・コポアヌ・ウテカレ・シコサンケ
ウトムリウク・タウクノ・チセンカウク・サンキロッテ

これらの人々からとうの昔(7年前)に色々教わっていたんです
バチェラー博士の辞典は、殆ど役に立たないものだったが・・・
金成家の人々は・・・尊敬していたようで(*^_^*)

金田一博士の踏査の中で・・・苦い経験の中に金成翁が出て来ます・・・
又、金成太郎と云う人は、アイヌの墓を暴いて骨を渡して
函館で客死(変死)したとか・・・
その他にも知里家のことも他のアイヌの人が色々云っている・・・
知里真志保博士にアイヌ語を教えた人に金田一博士は近寄ったが
旭川のイベントで逃げられたとか・・・(*^_^*)
それを書いた人が・・・アイヌK氏をアイヌは好きでないと云っている
それで参議院選に落ちてしまって・・・誰かが亡くなって繰り上がった(*^_^*
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日本人の書くものは、兎角自分を卑下したように書かれたものが多いが
アイヌ自身が書いているものは、自分も反省しているものが多い

アイヌのことは、アイヌにしか解らないと云うのは・・・人間(アイヌ)を自己否定している
ことに・・・気が付かないのが今までの論(*^_^*)
これは、頭の悪い人達の論で・・・ナンセンス
もっと素直にワカルパ翁のように・・・アイヌに出来ないならシサム(和人)に
頼むしかないと・・・考えるのが頭の良い人

それで、同じ人間として・・・信頼感が生まれる・・・
和人では絶対真似できないことを持っているアイヌの天才・・・
それを知りたくて全神経を傾ける和人・・・そしてユーカラが残った
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こうして思ったことを残して・・・後で読んでみる・・・のが
ホームページの醍醐味ですかネ〜
人生には、思い違いが沢山あって・・・失敗はナカナカ認めがたいところある・・・
自分の迂闊さを認めたくない処もある・・・
断固、其処は自分が正しいと云う処もある・・・
自分が間違っていれば、素直にゴメンナサイと云えばイイ・・・
何れは死ぬことを考えれば・・・素直に生きた方が・・・素直に死ねるような気がする。(*^_^*)

人生では、その場を取り繕っても・・・必ずそのツケが廻ってくる・・・
そのツケを後に残さないように生きるって・・・結構難しい
それを出来るのが・・・人生の達人と云われている人かも知れないネ
 


11/05/27 (金)  昨日はパス・・・


EIZOのディスプレイが余りにも綺麗なので・・・あちこちのサイトを見ていて独り言忘れた(*^_^*)

そよかぜさんのネリネダイヤモンドリリーをデスクトップに貼り付けているんだけど
実に美しくて・・・よくもこんな絵描けるな〜・・・と溜息が出る(^_^;)
水彩なんだけど・・・深みが在って色遣いが絶妙・・・
ユーカラの姫の中で一番美しい姫のイメージと決めている絵
優れた絵は・・・森羅万象を表現する場合ある・・・混沌から抜けたとき
どこそこの展覧会で一等賞を取っても・・・審査員の審美眼によっては疑問(*^_^*)

ルノアールは、スザンヌがスケッチして捨てたのを拾って・・・宝のように思って大事にした。
ルノアールは、絵に思想は要らないと云っている・・・美しいものだけで良い

世俗が余りにも貪欲で・・・人間の醜さを浄化するのが絵と考えていたよう・・・
優れた作品を観ると・・・何か込み上げてくるものがある・・・

今、訳しているIyochiunkuruは、メノコユーカラの最高峰のような気がしている。
沙流の男のユーカラとメノコユーカラを解き明かすと・・・アイヌ文化が解るようです。
決して男尊女卑の世界ではなくて・・・情けない男は、嫌われる
商売で巧くいっても・・・調子に乗って義理を忘れたら・・・酷いことになると云うお話し
女性を侮ると・・・酷いことになるというお話し・・・静かな女性が怖い(*^_^*)
 


11/05/25 (水)  アイフ文化の黎明・・・#2


昨日の続き・・・現代のアイヌでユーカラって何だ?って知っている人居るか?
クツネシリカの一曲でも良いから・・・実演出来る人居るか?

100年前・・・ワカルパとツナレは、全く同じに伝えていた・・・そこで本物は消えた
筆録ノートを見ると・・・樺太のオチョポッカから昭和10年まで
約30年に渡る筆記です・・・内容は多岐に渡る・・・

楽器のトンコリ・ムックリはメナシを調査しているとか・・・博士はアイヌ文化を見通していた
これを整理したら・・・今までのアイヌ文化のイメージが一変するでしょうネ(*^_^*)
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今日、念願の液晶ディスプレイ EIZO FlexScan S2000が届いた(^_^)v
いやーーー素晴らしいですネ〜
早速Linuxも起動してみた・・・いいネ〜(*^_^*)
20インチで13,000円(中古)イイ時代になったものです

今のところ私の翻訳辞典がなければ・・・訳すことが殆ど無理なこと解ったので
語彙と言い回しを充実すれば、未訳のものが殆ど訳せるようになると思う
各地で読み解きたい言い伝えを訳すのに役に立てるようにしようと思う
パソコンの力を利用しないと嘘ですよネ(*^_^*)
 


11/05/24 (火)  アイフ文化の黎明・・・


オイナとユーカラで古代・中世のアイヌの民族史が分り・・・規範とかがカムイユーカラ
そして、生き生きとしてダイナミックに生活していた・・・
でも、人間(アイヌ)として生きて行くのに欲望とか怒りとか嫉妬とかで罠に嵌る
その教訓を残しているのが・・・本当のアイヌ文化
ユーカラとは、楽しむ為の文学と・・・かけ離れていてアイヌ精神を学ぶもの(*^_^*)

一見都合の悪いものまで・・・人間の性(さが)を表現しているメノコユーカラも
アイヌ文化全体の中で光り輝く存在ですネ

金田一博士が訳して世に出そうとされた筆録には・・・詳しい訳注が記されている
100年前とは、到底思えない・・・
博士の筆録ノートは、超一級でおいそれと手が出なかったのが・・・
本当のところのような木がする・・・学者であれば余程の見識と洞察力が要る

下手にアイヌものの本などを読んだりして予見があると・・・それが邪魔をする
私のように本丸と知らずに・・・核心に乗込んで七転八倒して
それから周辺を見渡し方が・・・混沌から抜け出せる

混沌の周辺ばかりで占めていた今までのアイヌ文化・・・
本当は、世界でも貴重な叙事詩を持つ民族で・・・それが100年前奇跡的に残った
ワカルパ翁のものだけでなく・・・メノコユーカラも凄いものがある
云っちゃー悪いが・・・金成マツさんのとは、次元が違う

カムイユーカラは知里幸恵と鍋沢ユキのものも、チト次元が違う(*^_^*)
沙流のものを訳したほうが良さそうだ・・・
でも、オイナ・ユーカラ・カムイユーカラ・ウゥエペケレ・シノッチャ・
その分類が見事に混乱無く整理されている沙流のもの・・・本流文化

それに迫るには、頭の良いパソコンの力を借りないと到底無理
今あるアイヌ語辞典で、訳すのは不可能に近い・・・(*^_^*)
過去にテープレコーダーで録音したものを聞き取れる人が今要るか?
 


11/05/23 (月)  アイヌ文化の完成度


ワカルパ翁のユーカラは、或る形式と語彙も無尽蔵に使っていない特色がある
一語一句・・・そのままに継承する目的があった為だと感じる

コポアヌ媼のメノコユーカラも精神活動の機微を映していて胸にぐっと来るモノがある
それを表現するのに語彙を拡げている・・・しかし創作性が感じない

大正2〜4年に樺太と沙流のオイナ・ユーカラ・カムイユーカラ・ウゥエペケレ・カムイノミを
集中的に踏査されている金田一博士・・・
基本は嘘(創作)を嫌ったアイヌ精神だと思う・・・その純粋性が愛おしいものだった。

本物は、人間の裏表全てを表現していて・・・或る程度の人生経験がないと・・・
耐えられないものかも知れない(*^_^*)
そして人間だけが感じる神(力)に対しての憧憬・・・
科学的に蜘蛛の糸がこの世で一番強度があるというのを・・・表現している蜘蛛の神
カムイ(神)と云うのは、悪神にしても善神にしても強いものを指している

沖の神は、鯱・・・蛸も神・・・山の神は熊・・・コウモリも重い神
その最高峰が狼(狩りの神)・・・雷と龍は別格(*^_^*)
その憑き神によって武運が決まるという・・・相対性
ユーカラを読むと・・・自分の意思で何処かに行くのではなくて・・・行かされる
と云う発想・・・客観性ではなく実体験
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知里博士の・・・金田一博士の面白い話は作り話だと云うのは完全に間違い
失礼な話であると思う・・・

筆録ノートの記述と随筆集の事柄が完全に一致している・・・
金田一博士の筆録ノートを整理すると・・・今だ未訳の各地の言い伝えが
短期間に明らかになるでしょう(*^_^*)
旭川に現存されているという・・・ユーカラ伝承者に会う機会があるとイイのだが
意味は分からなくても・・・筆録しておきたいですネ(*^_^*)

最近は、アイヌ語の音に少しづつ慣れてきていて・・・
丁度、3歳児のような感じに成っている・・・
筆録ノートに記されている語彙とか言い回しを明らかにすると・・・
殆どを訳せる辞典が出来上がると予感している

ワカルパ翁の愛娘ユキを金田一博士は、自分の子供のように考えていた事実を
筆録ノートとユキのシノッチャから分りました。
大正4年にワカルパ翁の三回忌を主催した博士・・・
その日に運動服を着ていたユキを見て・・・胸が詰ったと思う
そして隣の、ワカルパ翁が東京に来る前に病気回復の祈祷をした古老に会って
色々話したことも書いている・・・

その古老が生きていて・・・ワカルパ翁の方が先に亡くなった・・・無念
その古老からワカルパ翁はユーカラの幾つか教授されたのでしょう
その日又、シャケが一匹捕れて・・・ワカルパが鮭を送りたくて
沙流川に入って風邪を引いて亡くなったことを聞いたのでしょう
それを聞いて・・・涙が止まらなかったというのは、本当だと思う

ワカルパ翁は、ユーカラ伝承者として後世のアイヌに残さなければならない宿命
沙流川筋の奥の若い連中は、メチャクチャに変えてやっているし
今の若いものは、昔の言い伝えを知ろうとしなくなった・・・
この時点でワカルパ翁は、アイヌでは無理だと考えた
そこで、文字による筆記による保存を和人Shisamに求めた・・・

その後、ユーカラとかはお金になると思って・・・色々なパフォーマーが現れた
沙流でも・・・平賀・荷負など情報は博士は分っていた
門別の情報も収集している・・・

まぁ生き延びる為とは言え・・・本当のアイヌの精神を歪めた連中が台頭する
農耕でやってきた和人に欠けているものを持っているアイヌ文化
もっと大切に扱わないとイケナイと思う・・・(*^_^*)
 


11/05/22 ()  今日は休み・・・


山菜採りと浜益温泉に入ってのんびりしてこようとと思っている・・・
娘の車に乗せて貰うと・・・風呂上がりのビールが飲めるのが嬉しい(*^_^*)
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先ず擂鉢山の麓でウドを採って・・・朝市に行ったらヨシコちゃんが居て
ヒラガニとヒラメ呉れた・・・ハマボウフウ一束150円で二束買った
ハマボウフウは、久方ぶり・・・春の香り
タケノコの皮むきなどして・・・3時になったので、温泉は諦めて帰宅

でも、のんびり過ごせたので良かったナ〜(^_^)v
 


11/05/21 (土)  アイヌ語辞典・・・


色々な人が辞典を編纂して出版・・・可成り高価で私には手が出ないが・・・(*^_^*)
それでもユーカラの翻訳は、殆ど無理でしょうネ
日常では、もう既に使われなくなったYayanitkの辞典だから・・・

アイヌ文化を研究するには、古い事柄と古い言葉で表現されているもの・・・
これを読み解くには・・・雅語Atomteitakでないと出来ないことを今まで
はっきり云った人・・・金田一博士だけなんですネ(*^_^*)

アトムテイタクは、詩に使われる言葉だから・・・その人の感性で大きく変わる
前後の出来事でも一つの言葉の意味が変化する・・・一筋縄ではいかない(*^_^*)
日本の国語辞典・古語辞典のようにはいかない複雑さがある。
しかし、ついさっき起ったような錯覚に陥るほどの描写力がある
フラッシュバック゜みたいな手法も使ったりして巧みです・・・

その構成力・・・嘘の無いところを突きつける真実・・・凄いものだと思う
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パーソナルコンピュータが12年前に普及して・・・インターネットも充実して
電子計算機コンピュータを使えば色々なことが出来る時代
今では、10年前何十万もしたものが1万5〜8千円で手に入る時代
5万円も出すと・・・昔のスーパーコンピュータ並みの性能・・・
何だって出来る・・・
それには、インターネットが健全でなければならないですが・・・
ウィルスも無くなった・・・私の環境ではスパムも月に4〜6個程度になり・・・
毎日来るメールが遙かに多いので・・・スパム狩りが楽しくて仕方ない(*^_^*)

インターネットのWebサーバの機能CGIを使うと素晴らしい辞典が出来る
アイヌ雅語→日本訳語 その逆引きも簡単に出来る。
 


11/05/20 (金)  Iyochiunkuru・・・メノコユーカラ


コポアヌ媼の余市彦は、創作の無いメノコユーカラのような気がしている・・・
その描写力は、外連味がなくて・・・心理を見事に描いていて・・・素晴らしい
今月いっぱいで何とか纏めたいと思う・・・

大正14年にコポアヌ媼は、68歳だと云うから・・・金田一博士と出会ったときは54歳
アイヌの掟が染み付いていた人で頭が頗る良かったと思う・・・
男のやるものには決して・・・分からないとと言って話さなかったと云う
そこが幌別(登別)との差がある・・・
沙流には、メナシ勢力[シャクシャイン(サンクス)・ツキノィエ]の首領達とかの情報も在った
シャクシャインの情報が紛れ込んでいたら面白いが・・・
恐らく無いでしょうネ・・・素性を大事にするアイヌ社会では、流れ者は異端児

シャクシャインが失敗したのは、そこなんです。
大昔から石狩彦は、唯我独尊でポイヤウンペと喧嘩ばかりしている
沙流の中枢を説得出来なかった・・・そこで逃げた
自ら鉄砲の弾に当たって死ねば・・・アイヌが結集したかも知れない。
戦の指揮官が最後まで戦うのがユーカラ・・・(*^_^*)
和人(武人ではない人)を350人も殺して逃げたのは、拙かったと思う
流れ者のコンプレックス・・・それを敵に悟られてしまった。

アイヌの云うニシパ(首領・長者)と云うのは指導者と云う意味で重いもの
ラッチイレンカ(穏やかなる裁量・掟)ラッチプリ(穏やかな風習)で村を治める
それが首領の役目・・・一旦事があると
村人を守るために命を賭ける・・・村人を守れない場合、人殺しと云われる(*^_^*)
この哲学は、生き物の哲学のように思える

民衆が選ぶ国会議員・・・一人でもイイから原発の一番危ない処へ送ろうではないか?
過去、特に原発を推進していた政党の人達の一人・・・でも
こう書くと顰蹙を買うのが今までの日本・・・

何時かは人間死ぬんですよネ・・・人々の為に死ねる覚悟を持った人が指導者かも
そう言う人は、度胸が据わっているから・・・嘘は言わないと思う
正直に言うと思う・・・ヤバイから逃げろと!!
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真実を言うとパニックになると云われているけど・・・
人間そんなに柔じゃない・・・
子孫を守ろうと思うと・・・地盤確かな・・・津波が来ても大丈夫な処に家を建てる
それでも駄目なのが・・・放射能の問題・・・全てを駄目にする

人間のささやかな知恵を無に帰す・・・残酷さ
自然の現象は、年寄りとか先祖に聞いて学ぶのが・・・良い人間関係
 


11/05/19 (木)  翻訳環境・・・


Iyochiunkuruの粗訳が中程まで進んで感じたことは、メノコユーカラでも
沙流のものは、全然その完成度が違うような気がする。
そして、メノコユーカラと男のユーカラと決定的に違うのが酒宴席順の表記
私が最初に感じたことが・・・正しかった
金田一博士もそれで判断されたように思う・・・それでヤヤシ伝は端折ったと思われる(*^_^*)
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アイヌ文化を考えたとき・・・矢張り古い言葉を含んでいる雅語のユーカラと
その周辺のメノコユーカラ・カムイユーカラ・ウゥエペケレだと思う

それから各地に独特の方言なんかが出来上がったんだと思う
それならば雅語の辞典が無ければ・・・本当のアイヌ文化の核って靄の中・・・
金田一博士の筆録ノートの中で最も濃密なのが大正2年〜4年なんですネ
全神経を研ぎ澄ませて多くを筆録している・・・

その部分を解き明かすと・・・アイヌ文化に光が射すように思えてならない。
アイヌスピリッツが愛すべき人間の魂が見えてくるような気がする。
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そこの処を調べ上げ・・・雅語辞典を残そうかと思っている・・・
しかし、インターネットでしか使えない辞典では、お粗末過ぎる(*^_^*)

そこで、インターネットに繋がなくても辞典が使えることを考えると・・・
翻訳してアイヌの物語を読みたい人は、LinuxのWebサーバApacheを利用して
どんな地域でも自宅で出来るツールを残して於こうと思う
金田一博士が虎杖丸の曲で訳注に1/3を使って残したように・・・(*^_^*)
 


11/05/18 (水)  アイヌ文化の豊かさ・・・


日本人と違って狩猟に依る生活は、自然の恵み環境を破壊しない知恵がないと成り立たない
農耕に依る或る程度安定した生活方式の日本・・・
アイヌは、ウイマム(交易)に依って現代人の想像を遙かに超えた情報と
生活をしていたと思う

その知恵を学んで・・・北海道独自の文化・・・海外からも注目される文化を
作り上げていく時期だと思う・・・後世に残さなければならない
FacebookでのInnaさんのお友達は全世界に跨っている
それがリアルタイムでお話しが出来る・・・私は出来ないが(-_-;)
原則、実名でなければならない・・・信用性の問題だと思う

ホームページは、お遊びの段階は既に終わっている・・・
折角、リアルタイムで通信出来るメリットがあるのだから・・・
最大限に利用するネットワークを築き上げるとイイと思う・・・
一度対面してお話しをしてみたいと云う魅力的な人

スパムなんかなんのその・・・蹴散らしてやる!!と云う元気な人(*^_^*)
そう言った人が手を組めば・・・面白い環境が出来るんですが・・・
 


11/05/17 (火)  ウゥエペケレは手強い・・・(*^_^*)


コポアヌ媼のWenDarapYukaraがたった7枚しかないのにマスが埋まらないし
全然訳にならない・・・
ギクシャクの訳でも何とか話の道筋だけでも分かれば良いけど・・・それすら出来ない(*^_^*)
これは、近年のものだから急ぐこともないから・・・後回しにしよう
知里博士の辞典にも無ければお手上げ状態

Iyochiunkuruの方を先にやってしまおう(*^_^*)
色々やってみて・・・私の作ったユーカラ翻訳辞典が今の処、
最強の辞典のような気がする(*^_^*)
北海道各地で未だ訳されていないお話し沢山あると思う・・・
それを訳して読んでみたい方もいらっしゃると思う・・・そしてネットワークを作って
お互いに教え合って・・・語彙を豊かにすると楽しいでしょうネ
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パソコンの場合も同じだったけど・・・毎日一所懸命続けて・・・
丸2年くらい経つと・・・ある日突然霧が晴れ(chakosampa)・・・行き先が拓けて来て
あちこちに飛び回って・・・色々なことが出来るようになって良かった。

アイヌ文化に関しても後3ヶ月すると丸2年が来る・・・何か見えてくるのか?
何となく感じているのは、金田一博士の29年間の筆録を整理する方向に
向かうような気がしている(*^_^*)
どこまで進むか分からないけど・・・北海道に住むものとしての責務のように思う
そして、浜益村にそれを残したいと思っている
実際にアイヌに依るユーカラの実演を残したいと思っている・・・
聴衆一体となって・・・古の蝦夷に思いを馳せ・・・勇気を貰う
凛とした潔さ・・・それがみやこ人の美しさ・・・沙流人

ユキのシノッチャを読むと・・・その気高さに涙が出そうになる
知里幸恵が滞在して・・・神謡集の校正をして・・・亡くなる
その間に書いた日記・手紙・・・幸恵を見た人の話・・・
それは、世にでている

翌年ユキが大阪から来て半年滞在する・・・
ユキからは、筆録している博士・・・幸恵からは参考にしている・・・

ユキの場合は、父母ともユーカラ・オイナ・カムイユーカラの第一人者
雅語を扱うというのは、アイヌのエリート・・・其れなりの弁えがある・・・
 


11/05/16 (月)  今日は休み・・・(^_^)v


インターネットを使うと・・・ホントすらすら訳せるんだが・・・その代わり余り覚えられない(*^_^*)
恐らく3000語以上覚えないとアイヌ語のものは読めないだろうと思う
それも雅語だけで・・・

一音違っただけで・・・全く違った意味になる言葉・・・
音声で記録したものは、それを聞き分けるだけの知識が必要で・・・それを筆記しないと訳せない
金田一博士以外が陥った・・・落とし穴(*^_^*)
楽をした分・・・どうしようもなくなる

例えば金成マツさんの筆録したものを金田一博士が幾らか訳している
博士の筆録されたものは、膨大でやっとワカルパ翁のもだけで亡くなった
博士の残されたオイナ・カムイユーカラ・ウゥエペケレ・メノコユーカラは、
質が違うように思える・・・
メノコユーカラでも金成マツ媼とコポアヌ媼では、次元が違うように感じる。
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ユーカラ(男のもの)とメノコユーカラ(女のもの)との違いをハッキリ確認出来そうな
コポアヌ媼のIyochiunkuru(余市彦)・・・メノコユーカラの名品だと感じる。
これは、是非世の中に出さないといけないものだと思う・・・

現在、地震と津波で原発が破壊され・・・メルトダウンがようやく発表されている(*^_^*)
それも初期に・・・最初云っていたのが3月14日に可能性があると・・・
それがいつの間にか・・・あやふやに成っていった・・・
可能性の問題でなく・・・起っていたことを隠していただけ・・・
水素爆発は、メルトダウンでなければ発生しないだろう・・・

地震で下がった東北の土地・・・津波で何もかも無くなった街・・・
神(自然)の仕業・・・頑張ればなんとか成るかも知れないが・・・
人間が魔神を操ろうとしてやった場合・・・制御出来なきゃ皆殺しになる

そう言ったものがクルイセイ=影を作るもの
ポンケマラッキの話と今回の地震・津波の話は、同じ次元のものだと思う・・・
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明治40年〜昭和10年まで29年間の記録が確認出来るマイクロフィルム
学術的に非情に価値の高いもの・・・
何故?・・・それが研究されなかったのだろう???
ユーカラでは、確認出来なかった交易のルートがIchiyounkuruで明らかになった。
矢張り、メノコユーカラでは極秘情報が漏れてしまうので・・・
ユーカラは、男子のみとされていたのが裏付けられた形だ
カムイノミは、女子は聞かないしやらないので分からないとコポアヌ媼が
金田一博士に告げている
そのイレンカ(掟)がしっかり残っていた紫雲古津と貫気別・・・

それが崩れていた幌別にも歴史上の興味があった博士
と考えると・・・本伝(ユーカラ)別伝(メノコユーカラ)の区別が
初期に確立していたことが窺える。

金田一博士は、質の高いものだけ自分自ら筆録されている点に
気が付かないと・・・アイヌ文化が迷走することになる
ユーカラ10曲を核にすると周辺地域のお話しが見事に生き返る
ことを認識しないとイケナイと思う。

現代人の想像を遙かに超えるダイナミックな交易(ウイマム)が
展開されていたころのお話しがユーカラ
決して楽しむ為のものでは無く・・・誇りと勇気を喚起させる・・・聖典
イレンカがしっかりしているメノコユーカラも又、素晴らしいもの

金田一博士は、原則として文字が書けない人のものに限って筆録している
ローマ字が書ける金成マツさんとか知里幸恵には自分で
書いて欲しかったのでしょう(*^_^*)
それをアイヌの手で訳して貰いたかったのでしょう。

樺太アイヌが沙流の言葉は尊いものだと・・・古老が若者を窘めた話
この話しは、心が洗われる重いがするしアイヌを尊敬出来る
そう言った古老を邪魔にする近代の危うさ・・・
人間には、全ての人に100ワットスーパーコンピュータ(頭脳)が
備わって生まれてきて・・・何十年も生き延びる間の知恵
狡く生きると楽かも知れないが・・・何時かは破綻する
不器用でも苦難を乗り越えた知恵を年寄りから学ぶべき・・・

一語一句そのまま間違わずに伝承するというは、どれだけ難しいことか
でも、大正2年まで存在していたアイヌの叙事詩・・・
アイヌに一人としてユーカラを残せる能力が無くなったとして・・・
文字で残そうとしたワカルパ翁は、矢張り天才だと思う
その天才にして・・・言葉の天才に会えた喜びは、大変なものだったと思う
ワカルパ翁が東京に行く前に・・・病気の古老の祈祷をしてから出掛けている
帰る時、博士から貰ったお金を使って上野で写真を撮っている
覚悟していたんだと思う・・・イレンカがある

ユキは小さい乍ら自分の両親が中年で盲目になり・・・
父親が東京と云うシサムの都に行って・・・伝承者として後世に残せた誇り
帰ってきた父を見て感じたんだと思う
そしてワカルパ翁は、妻のタウクノとか兄(ウトムリウク)とかに話したんだと思う
極貧ながらの博士の扱いがアイヌの首領のように行き届いていたこと
ワカルパ翁は、博士をニシパと云っている点からも解る
ワカルパ翁の名声を聞いて・・・訪れてくれた首領格の人達との挨拶
雅語での格調高いもの・・・
ユキにしてみれば殿としている点・・・
しかし、扱いは兄のような可愛がりよう・・・ユキは父を誇りに思っていた

博士が踏査の中でお守りのようにワカルパ翁の虎杖丸の曲を鞄に入れていて
札付きのアイヌに聞かせたところ・・・喜んでボロボロの傘まで
直してくれた話・・・本当だと思う

その頃は、日本人もアイヌも生き抜くことは、大変な時期・・・何時でもそうだが(*^_^*)
ニシパ(首領)と云うのは、体が大きくて腕力が在るだけでは駄目な訳で
抽象的な事柄も取り扱える能力も必要な訳で
懐刀的存在も必要・・・ラマンテと山辺安之助が良い関係・・・
そう言ったアイヌ社会の優れたところを博士は、理想とされていたと思う

陰陽・・・どちらも持ち合わせる人間は居ない・・・どちらかに偏る
アイヌの思想の優れたところは、その相対性にある・・・バランス感覚
仏教に似ている・・・
オイナを金剛界として・・・カムイユーカラは、菩薩界・・・
ユーカラは、天界・・・八部衆の阿修羅の物語
後は、人間界のメノコユーカラ・・・修羅界・・・畜生界・・・餓鬼界・・・地獄
ポイヤウンペは、修羅界を司る神で天界になる・・・(*^_^*)
 


11/05/15 ()  金田一博士の筆録ノート・・・


筆録初期の大正2〜4年のものは、内容が多岐に渡り内容が濃い・・・
その中にツキノィエのことが在って・・・ツキノィエと云えばクナシリ・メナシの蜂起の時の
酋長のことで・・・アイヌ側の情報として興味深い

それにしても・・・博士の随筆集に出てくる場面が実際に記録されているのを見ると
全部真実であったと確信します。
知里博士の作り話と云うのは、不遜な言葉であったと思われる。

アイヌ文化資料として超一級のデータを記録している筆録ノート・・・
2003年にそのマイクロフィルムの細目が明らかにされ
インターネットの検索に出てくるようになって初めて存在を知った。
インターネットをやってて本当に良かったと思う
 


11/05/14 (土)  ユキのシノッチャ・・・


大正2〜4年に樺太と沙流のものを集中的に筆録されて・・・それが博士の核になったこと解った
この時に小さいユキに逢いに足を運んでいて・・・大正12年に成長したユキに再会している

そのことをyayanitak(日常語)でシノッチャ(歌)にしたものだと気が付いた。(*^_^*)
父母も盲目になり亡くなって・・・家族のように扱ってくれる博士に感謝している気持ち
ストレートに表現されていて・・・格調高いものだと感じた。
カムイユーカラ 鳥の集会も原典なのでしょう・・・外連味がなくて素晴らしい
 


11/05/13 (金)  今月は・・・


未だ寒い日が続くナ〜・・・今月はキャンバスに分割線を入れておく位かな?
コポアヌ媼のもの後2篇は、訳しておいて上げないとネ〜(*^_^*)

今まで訳されてきた・・・ウゥエペケレとかカムイユーカラを調べておく必要が出てきた
ワカルパ翁のユーカラは、その構成の堅個さが揺るぎないものだが・・・

メノコユーカラは、人の感情とか男女の遣り取りとか愛情とかを扱っていて
一筋縄では、なかなか難しいけど・・・
一つの言葉に・・・その人の持っている感性で色々変化するようになっている詩
100年前当時・・・ワカルパ翁と古老でさえ分からないことがあったユーカラ

色んな方の辞典があるけど・・・沙流のものは、訳せないことに気が付いた。
辞典では殆ど分からない(*^_^*)
一語分からなかったら・・・逆の意味になる恐れがある・・・
日常言葉の辞典を今まで作ってきて・・・実際に使いもしない辞典は?
地名のことを分析するのも大事だけれど・・・ちょっとずれている

民族の元を描いている叙事詩・・・悠久に残すべきもの・・・
カムイユーカラは、子供用のお伽噺で・・・丁度、森鴎外の寒山拾得・・・
大人に成らないと真意は解らない(*^_^*)
でも、年寄りがお伽噺に聞かせるのが・・・価値を生む
そうやって人が生き抜く知恵を代々伝えていく・・・

津波の恐ろしさは、ユーカラで表現している・・・昔の土地のように何も無くなると
それに引き替え・・・土地があるのに毒が吹き出す原発
目に見えれば良いけど・・・クルイセイみたいなもの作ってはイケナイと思う
 


11/05/12 (木)  Facebook・・・


Facebookの使い方が余り分らずに過してきてしまったが・・・
Innaさんが赤いドレスを着てご主人とダンスを楽しんでいる写真を沢山アップしている(~o~)
小平で肖像画の為ポーズしてくれた部屋も写っている・・・

アイヌ語の翻訳も大分慣れてきて楽しい段階になって・・・余裕も出てきたので
絵の方にも集中力を廻せるかも知れない。
キャンバスに向かうときの集中力を高める為に自分で太鼓のように音が出るほど
ぱーんと張っておくんですよネ(*^_^*)
張りが弱いと全てのテクニックが使えないことと・・・絵の具が剥離する場合ある
絵が破綻してしまう・・・油彩の場合
 


11/05/11 (水)  最後のユーカラ


ようやく最後のユーカラの粗訳がなんとか埋まった・・・(*^_^*)
ユーカラでは、使わない言葉が出てくるので・・・苦労した
結論から言うとメノコユーカラの色が濃いものですネ〜(*^_^*)

金田一博士の筆録に誰も手を付けなかったのが、ようやく分ったような気がする。
アイヌでも知らない言葉が含まれているからだと思う
日常言葉yayanitakと雅語atomteitakの両方を辞典にして初めてアイヌ語と云える

今回出てきたteine otaは、知里博士の解説では、pet otaの部分・・・
どちらが日常語なんだろう?
アイヌ語は、世界中で独自の独立した言葉でこんなにも面白い言葉って無いかも?
大昔の蝦夷で展開されていた人類史・・・和人の知らない人類史
それが昨日のことのように表現するユーカラ・・・
絵描きに成りたかった金田一博士は、その想像力を掻き立てられたのでしょう
 


11/05/10 (火)  連休二日目・・・


昨日、浜益まで車で走ってみて・・・現代人は如何に馬鹿に成ったかと言うこと分った
道端にはアイヌの人達が食べていた植物が無尽蔵にあって・・・
それを雪解けから・・・秋までに収穫。保存すれば・・・人間生きていける気がしてきた

タンパク質・ビタミン・油脂・ミネラル・糖分・・・自給自足
子育てをする世代は難しいかも知れないが・・・それを終えた世代は、自分の
生き方の総決算として・・・自然界のものだけで生き延びれるか?
試してみるのも面白いかも知れない(*^_^*)

磯の岩場へ行けば・・・魚などのタンパク質は・・・いとも簡単に手に入る
それを長い冬に備えて・・・保存する技術・・・知恵
内地(本州)では余りにも近代化されて分らなくなった・・・海の恵み山の恵み
太陽のエネルギーの凄さに気が付かず原子炉を作った人間の馬鹿さ加減
人間は段々馬鹿に向かって進んでいる・・・
核爆弾は消えたわけではなくて・・・地球を何度も壊す数が存在している
神の領域に立ち入ると・・・その報復もあり得る

人間の正常に働く脳の期間は高が知れている・・・
それを超える問題を扱うべきでない・・・原発を作ったのは本当の馬鹿のやったこと
物質は変わるということを無視した所行
不変というのは、物質界では無いと知らずにいると・・・天変地異の悲劇に遭う(*^_^*)
自然界では、毎日が喰うか喰われるかの世界・・・

現代の人間だけが・・・それに気が付いてない・・・
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道州制を施行した場合・・・北海道は自立出来ると思う・・・
衣食住が最低限自力で出来る・・・アイヌの知恵がある
澱粉を採るウバユリなんて何処にでもある・・・浜益には
 


11/05/09 (月) 今日はお休み・・・連休初日


朝、仕事を6時半に終え・・・浜益に直行・・・7時半に着いてコンビニで日替わり弁当と
しじみの味噌汁カップにお湯を注いで・・・腹ごしらえ

それから幌村の築港へ・・・フノリと海苔を採って・・・少し戻った処でシャクとアザミ採って
渡部さんの果樹園に行くと・・・今日は逢えた(^_^)v
先日或る会合でユーカラの話が出て・・・浜益温泉のS氏が何やらお詳しいとか・・・
渡部さんが電話して呉れて・・・お会いすることになり・・・行って来た
なるほど話が通じる・・・話せばキリが無いので我がサイトのアドレスを渡し
一度見て下さるようお願いして返ってきた・・・

石狩市の観光課にも関係されているらしく・・・何か楽しく成ってきました。
幌村廃校の利用が最初の発端だったことも力説して来た(*^_^*)
石狩市の方が観て下さると・・・廃校ギャラリー&アトリエが実現出来るかも知れない。
なんたって世界五大叙事詩の一つだとも力説して来た(*^_^*)

廃校ギャラリーが実現できたら・・・ユーカラ集9巻石狩市に寄付してもイイと思う(*^_^*)
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人はそれぞれの立場で価値判断をする場合多いけど・・・
サバイバルのことを考えないと・・・頓死することになる
紙一重で運命が決まる・・・苦しくても生きて居られることは、価値が高い


11/05/08 ()  気になっていたもの・・・


大正4年にワカルパ翁の追善供養をしたことが筆録ノートに記されていたのは読んだ。
それがどのようだったか?・・・しっかり焼き付けようと書いてみた・・・(*^_^*)
この時に沙流の主なものは、把握されたようですネ特に女性のもの

ワカルパの兄さんからも儀式のことを教わったことも書いている・・・
大吉と馬で沙流川を辿ったことも・・・これでストーンとアイヌのことが自分に入ったんでしょう

マイクロフィルムの細目次と照らし合わせてみると昨日のことのように浮かび上がる
では、私の古語の拙さが一部在りますし・・・博士のひらがなカタカナ入り交じっての
ことですが、大体は分ると思いますので・・・
読んでみて下さい。(*^_^*)

ユキの小さい時のことも書いて在って・・・博士は嘘を言っていないと信じる
紫雲古津に行ったときの喜びと人々に逢った喜びが伝わってくる
知里幸恵に多くを学んだとされている今までの定説は、なにか???
未だにそのままでアイヌ文化を捉えている・・・何故なのか?
 


11/05/07 (土)  今日からコポアヌのWenDrapYukara・・・


コポアヌ媼の最後のユーカラの仕上げは、翻訳辞典を使わないと無理なので
今度の休みにじっくりやろうと思って・・・
今日からWenDrapYukaraに進もう・・・何やら手強そう(*^_^*)

これは、Uwepekereの類だと思う・・・でも、金田一博士が面白い話と評価されているもの

 


11/05/06 (金)  atomte itak・・・雅語


ワカルパ翁所伝のユーカラだけ10篇訳してみて・・・使われている言葉は古語も混じっていて
本当のユーカラ伝承者にしか解らない言葉もあると云うこと・・・分った(*^_^*)

詩だから・・・韻があってyayanitakが入った瞬間にユーカラで無くなるということ。
その頃、流行歌のように楽しみにしてやっていたものが多くて・・・
沢山知っている人が持て囃されたのでしょう。

日常語の辞典では、ユーカラの翻訳は、先ず無理でしょうネ
ユーカラ専門の辞書が無ければ・・・(*^_^*)
それも、カタカナ表記とアルファベット表記のどちらでも引けるもの
辞書でもアルファベット表記は、統一されていなくてそれが混乱の元
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先日行ったサッポロピリカコタンは札幌市で運営していて・・・
チセも二つ在って・・・ポロチセがポイヤウンペの家の大きさにピッタリだな?と
思って・・・イメージを焼き付けて来た・・・絵のための取材(*^_^*)

あのポロチセでユーカラが演じられたら・・・素晴らしいでしょうネ
あれと同じポロチセを擂鉢山に作って・・・旭川のユーカラ演者を招いてみたいものです
 


11/05/05 (木)  やっとアップ出来た・・・


ユキのカムイユーカラ「鳥の集会」を何とかアップ出来た・・・
カムイユーカラは、難しいです(*^_^*)
tamiと云う言葉を金田一博士は、ハネと訳されているが・・・どの辞書にも無い(*^_^*)
それとカムイユーカラで多用されているorowano sui・・・それから又
それがどうやら特徴のようであるナ〜

でも、富田氏のアイヌ語電子辞書は、素晴らしい・・・7700語を入力するのに腱鞘炎に
成ったとBBSに書き込み下さった(*^_^*)
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アイヌ文化を紹介する施設に金田一博士のユーカラ集が無いのが・・・
ずっと気になっているんですが・・・なかなか9巻揃わないからか?

1996年の推定では、約1万5000人のアイヌの中で、
アイヌ語を流暢に話せる人は15人しかいなかった ...
yayanitak(日常語)とatomteitak(雅語)の区別がナカナカ難しいものだったのでしょう
そういう点から云えば・・・ユキは殆ど両親から教わっていたことになる。
久保寺博士もユキからテープレコーダーで何かを録音しているが・・・
どこかで保存されているのか?・・・解らない
あると・・・ユキの肉声が聞ける貴重なものだと思うが・・・
 


11/05/04 (水)  昨日、大発見した・・・(*^_^*)


今、訳しているユキの「鳥の集会」を調べていく行く内に・・・ホタルの話が出てきて・・・
久保寺博士は、chimut kaneを頸に掛かる黄金のピカピカ光るものと訳している?

kaneが最後に来たときは・・・私は動詞と考えている・・・(*^_^*)
黄金と訳すのは・・・チト無理がある
萱野氏の大きな体も無理があると思う・・・
そう言った人達が・・・口を揃えて言ってきたこと・・・金田一博士は、アイヌの本当を知らない???
本当のアイヌ・・・ワカルパ翁が命を賭して・・・ユーカラを残したことを・・・
辞典で素晴らしいのは、田村スズ子氏の沙流言葉です

それと、平賀ヤヤシ伝のクツネシリカを金田一博士は、何故途中で端折ったか?
それは、普通会話語 yayanitakを使っていたから・・・
ユーカラは、あくまでatomteitakで語らねばならない掟・・・(*^_^*)

コポアヌ媼の最後のユーカラは、博士が端折ったと思ったが・・・
とうやらそうでは無くて・・・コポアヌ媼がそれ以上話さなかったらしい・・・
死にたくなかったのでしょうか?(*^_^*)
アイヌの秘密を明かせば神罰を受けるとされていたユーカラ・・・
メノコユーカラは、創作で真実を明かすことでなかったので・・・神罰はうけない?
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私の翻訳辞典と富田氏のアイヌ語電子辞書をCDに焼いておいて・・・
浜益のユーカラ文庫に残しておくと皆さん未訳のもの読めるかも知れないネ
昨日解ったことだけれど・・・田村すず子氏の辞典に無かった言葉も載っている
富田氏の辞典は、現時点で最強かも知れない・・・アイヌ語辞書として

唯、一枚のページに全て表組で作っている為に1MBもファイルサイズが有り
ナローバンドの人にはチト辛いかナ?
でも、保存してローカル環境で使うと全然ヘツチャラだよネ(*^_^*)
 


11/05/03 (火)  今日はお休み・・・


今日は、かねてより計画していた・・・アイヌ文化センター「サッポロピリカコタン」訪問
知らなかったんですが・・・女房が新聞の記事を切り抜いて呉れていたんです。
仕事から朝7時に帰宅して・・・ご飯食べて
8時半に娘の車に乗せて貰って3人で行ってきました・・・小金湯温泉にあります。

こぢんまりとした施設ながら・・・素晴らしいです
ユーカラの参考になるもの写真に撮ったり・・・図書コーナーで今訳している
解らない言葉を辞典で引いたりして・・・あっという間にお昼になった

それじぁ・・・次ぎに予定していた真鍋さんの個展場所 定山渓へ行こうか
最初、エントランスホールの藍染めベストの刺繍が綺麗だったので気になっていた
5〜6着しかないのだが・・・その藍染めの風合いがイイんですよネ〜
娘と女房に勧めたが・・・1着だけポケットのついたのを私の為に買ってくれた
それは、1着だけ1000円高い6000円・・・アイヌ文様の着物を着た美人が
5000円にして呉れた・・・(^_^)v

それと、山歩きでブヨに弱い私を見通したように・・・虫除けの蓬の話をした???
外に出て・・・チセ「家」が大小二つ在って・・・その架構の写真を撮った
板舟も在って・・・その技術に驚かされる

真鍋さんの個展ギャラリーをゆっくり拝見して・・・小金湯に戻って
温泉に入った・・・一人500円
上がって・・・女房は中華丼? 娘と私は天丼850円・・・これは、美味かったので大正解(^_^)v

身近に在るんですね・・・隠れた穴場が・・・
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今日解った重要なことがある・・・
私が小金湯の「サッポロピリカコタン」で調べた辞書を纏めた・・・アイヌ語電子辞書

これを編集された方Tommy(富田氏)さんは高校で英語と韓国語を教えて・・・
2008年にリタイアされた・・・高校教師
1998年私より1年前にNiftyでサイトを運営されている方・・・
恐らく・・・私と同じ歳と思っている・・・お友達に成って頂きたい・・・(*^_^*)

アイヌ語翻訳は、インターネットのブラウザとか検索CGIを使うと素人でも
楽しめるものだと言う環境を整える相談をしてみようと思う(*^_^*)
 


11/05/02 (月)  アイヌ文化の黎明・・・


ハッキリ言って・・・インターネットのサーバの機能・・・Perl言語でインタプリタで
動くCGIが無ければ・・・翻訳は本当に無理なお話で・・・(*^_^*)
アイヌ語の大家と言われて・・・本に成っているのも読んだけれど・・・
逆に正しいアイヌ語の脚を引っ張っているように働いてしまう・・・皮肉

普段の話言葉だけでは、理解し辛い雅語の韻文・・・詩
その素養がないと・・・品が落ちてしまう
自然界には、純色がないので自然の色を感じさせる色彩が品を持つ
絵と同じだと思う・・・
全体のシッカリした構図の中に・・・見事に散りばめた場面が輝く
ユーカラは、それを表現していて・・・虜になってしまう
金田一博士は、本当は画家に成りたかったほど感性が豊かだったから
虜になったと思う(*^_^*)

映画を作っている人なんかがPonkamaratkiを読んだら・・・
一辺に虜に成ってしまうと思う
何時までも、踊りだとかトンコリだとかムックリだとか言ってないで・・・

本当のアイヌ文化の核を認識するのが・・・アイヌ文化を豊かにすると思う
イオルとかコミュニケーションとか人間社会の大切なものを
包含している・・・北海道独自の文化を創り上げられると思う。
それほど、特殊な位置にある北海道
今でも変わらないと思う
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日本のお伽噺とアイヌのホタルの婿さんの話・・・
私はホタルが小さいのにカジキマグロを婿にするというのは
小さくても自分で光って海を照らして探せる能力の凄さだと思う
それを大きな体の私は・・・強い光で隅々まで・・・
ホタルの化け物だろうと思うと・・・カジキマグロは受け付けないと思う(*^_^*)

生き物は同等・・・神の国では同じ大きさ・・・
このパラドックスを理解できないとアイヌのことは解らないと思う

アイヌが和人を指して・・・
アイヌでなければ解らないことあると言うのは・・・これは詭弁
人間としては、同等なのに・・・何故そう言うか???
ワカルパ翁のように嘘だけは付かないのを土産に来たと言うセリフ
天晴れで泣けてくるセリフ

ワカルパ翁は、文字のある人に話して筆記して貰って死んでしまいたい。
と言ったことは、天才故の洞察力だと思われる。
一語・一句・一音間違いなくその場で確認出来ること・・・

tとkを正確に聞き分けるのは、難しい・・・それを文字にして初めて区別出来る
残すには、その作業が必須になることワカルパ翁は、見抜いていた。
古老から受け継ぐ時に何度も指摘されたことを伝える工夫・・・直に話すこと

テープレコーダーに録音しただけでは、起る間違いの確率の上昇(*^_^*)
それによる質の低下・・・
 


11/05/01 (  さぁーーー五月だ !!


最後のユーカラは、少し複雑な内容なので慎重に訳してから公開しようと思う
部類としては、メノコユーカラの色が濃いので・・・ユーカラから外そうと思っている
公開には少し時間が掛かるので・・・

ユキのカムイユーカラを先に翻訳してみようかナ(*^_^*)
確か久保寺逸彦博士の神謡集の中にあったものと比較してみようと思っている。
オイナは、ユキの母親のタウクノのものが私は、素朴で美しいと思っている。

アイヌ語の雅語は、その程度(ランク)の事をシッカリ表現しているものです
数を質で顕わすのに6と言う聖数を使うのが最高・・・

強さの程度も必ず表現している・・・だから強いと言う言葉の無いときに訳で
使うのは間違いだと思う・・・
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怒ると言う表現にも色々な言葉がある・・・程度によって
一番は、狂ったような怒りで前後を忘れる怒り・・・キンラ
それと怒って何処かに去ってしまうと言うのもある・・・イケスイ

そのイケスイがこの度の最後のユーカラに出てくる
ワカルパ翁のユーカラには、出てこない言葉・・・
ポイヤウンペは、絶対逃げないのがユーカラなんです
辛くて泣きそうになっても・・・雄叫びを挙げどこまでも踏ん張る・・・

メノコユーカラは、感情とか愛情を主体に表現している特徴があって
小説のように描かれる

ユーカラは、アイヌ社会の葛藤の記録だから・・・力関係を描写している
自決権を徹底追及しているのも特徴がある・・・
他人の刀(かたな)は決して使わないのも一つ・・・
ワカルパ翁以外の人達のものでは、其処が乱れている・・・(*^_^*)
あくまで自分の憑き神から賜う太刀を使う・・・