Part13　　　4月の独り言

11/04/30 （土）　　晴れーーー・・・(^_^)v

一昨晩は、風雨酷かったが昨晩は穏やかで今朝晴れた・・・清々しい朝

今、訳している最後のユーカラ・・・22枚目まで進んだ
後6枚・・・今晩は何処まで進むか?
何かメノコユーカラのような気がしてきた
その微妙なニュアンスのある処を見抜くのは難しい(*^_^*)

ユーカラとメノコユーカラの違いは・・・
ユーカラは、その当時の戦略に重きを於いていて・・・あくまで戦いを表現
メノコユーカラは、人間の感情とかを表現する場合多い
ユーカラは、或る約束事がシッカリしていて・・・隙がない

一見、メノコユーカラは、ユーカラのものを使っているけど・・・崩れている
金成マツ媼・エテノア媼・・・長いけど創作が多い・・・楽しむもの

ユーカラは、現在残ったのは、ワカルパ翁の10篇のみ・・・
それを知っていたのは、金田一博士だけだったと誰も知らない(*^_^*)
ユーカラってアイヌの人達も知らないと思う・・・
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今月は、コポアヌ媼とユキのものに挑戦して正解だった
ユーカラというものが特別なもので在ったということ確信出来た

ユーカラが正しく認識されたときがアイヌ文化の蘇りのスタート
その豊かさが香り立つと想像する・・・

ユーカラを読むには、アイヌの衣食住の知識が無いと少し面白くない
それと神と人間の相対性・・・(*^_^*)
人が成長していく上で何度も読んで行く中に段々面白く成っていく
ゲーテのファウトのように深いものだと思う

ユキの母親タウクノのものも博士は筆録しているので・・・
今後の課題として考えている・・・
沙流のものは、素朴で美しい・・・
 

11/04/29 （金）　　GW突入・・・

私には大して関係ないが・・・でも、春になった実感が出てくる・・・
なんと言っても山菜が食べられるのは、嬉しいナ〜(~o~)

今月も後一日・・・明日は、月末で早出だからスパムを記録しておこう
中国・韓国・オランダ各一つずつ・・・3本の銀の矢飛ばして合計120本
来月は少し頑張って増やして貰いたいが・・・どうなのか?(*^_^*)
 

11/04/28 （木）　　翻訳作業・・・

熟語（ユーカラの雅語）を覚えるのに翻訳辞典を頼らずやつていたら・・・
昨日まで10枚隙間だらけで埒が明かないので・・・とうとう翻訳辞典を使った
それで最後のユーカラの半分14枚粗訳出来た・・・

ヤッパリ翻訳辞典が無いとユーカラのような長いものは、翻訳が無理です・・・ホント(*^_^*)
使い方は未だ、私にしか使いこなせないと思うので・・・
アイヌ文化を勉強してみたいとか・・・何かウゥエペケレなど訳してみたいとかの
人達の為に雅語の語彙が詰っている翻訳辞典の使い方を編集して
残そうと思う

書籍に成っているアイヌ語辞典だけでは、殆ど不可能に近い翻訳・・・(*^_^*)
金田一博士の筆録ノートが、全て明らかになると・・・
アイヌ文化の全容が浮かび上がってくると思われる

現在のアイヌの情報は、近年作られたものであって・・・
北海道（ヤウンモシリ）のものでないのが主流・・・
しっかりした核が在って・・・基準が在って・・・周囲を取り巻く豊かさ
其れによって周囲の豊かさが生きてくる・・・
それを事細やかに伝えているのがユーカラ

ウイマムは、松前にアイヌの首領が喚ばれたものとしている絵図
とんでもない話しで・・・地域の首領が仲良くするのに酒宴を開いたのが
その源流で・・・招待を受けた首領が手を繋いで家に入る・・・???
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金田一博士の優れた手法は、その筆録にある
テープレコーダーなど安易な方法を執らずにひたすら・・・筆録された
直ぐ翻訳に手を着けられる状態を作り上げておられた。
そして、読み返して音の違っている処を直されている・・・その場で
アイヌ語は、一音違うと全く違う意味になる場合多いから・・・

簡単なものでも、後日録音したものを訳す場合起こりうる誤謬を嫌ったものらしい
22日に書いて於いたのが良い例ですネ〜(*^_^*)
正しく伝わらないのは、少し問題です。

そして、博士は、後世の人の為、工夫をされている
ワカルパ翁所伝の10篇の中、最初に訳された最長編「虎杖丸の曲」
これは、全ページの3分の1を訳注スペースに当てている
後「八串の肉串の戦い」「草人形」「蘆丸の曲」4篇で10篇の60パーセント訳されている
訳注だけでは、翻訳は無理ですが・・・ユーカラの雅語の本質に迫れる

シヌタプカが実存していたことからユーカラを研究するとアイヌの歴史が
浮かび上がってくると思われる。
 

11/04/27 （水）　　今日は休み・・・

シヌタプカがスリバチ山と考えていたけど・・・何故?形が違うのに擂鉢山と言う???
明治30年には、本当に擂鉢を伏せたような形だったんですネ〜(*^_^*)
浜益の人達もそのことは、知らなかったみたいです・・・

赤崎さんに知らせて上げたら・・・将にシヌタプカとハッキリ説明出来ると言える・・・
と仰っている
ヤウンクル（こちら側の人）とレプンクル（あちら側の人）の葛藤の歴史がユーカラ
それでポイ（小さい）ヤウン（本土）ぺ（者）・・・の大将がポイヤウンペ
敵方の蔑称・・・味方はカムイネアンクル=神のような方と呼ぶ
又は、カムイラメトク=神の勇者

日本の神も同じで・・・益を願ってお祈りしても聞き届けは、先ず無い
只無事に過ごせたことを感謝するのみ・・・氏神様に
難を逃れる時・・・酷く損した事柄が起る場合ある・・・
飛行機に乗り遅れたとかトラブルに遭ったとか・・・普通マイナスのことが
裏を返せば命が助かっているとか・・・パラドックス

ユーカラには、そう言ったパラドックスが含まれている
 

11/04/26 （火）　　Facebook・・・

InnaさんがFacebookで友達沢山作って楽しんでるようで・・・(^_^)v
彼女は、何カ国語も出来るから楽しいんでしょうネ

矢張りロシアの友達が多いみたいだけど・・・リアルタイムで通信出来るし・・・
何と言っても実名でなければ登録出来ないと言うのが・・・Mixiと違う
それと本当にインターネットは、全世界だとつくづく思うナ〜(*^_^*)

アイヌ語=アイヌ文化・・・ユーカラがその代表・・・
世界でも独自の構造を持つアイヌ語・・・思考の発露が言葉だとすると・・・
アイヌ語を研究すると・・・人間の本質が見えてくるかも知れない
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ワカルパ翁の未訳の6篇は、只読んでみたくて超特急で訳して・・・
アイヌ語の雅語を味わう暇が無かった・・・
今、ゆっくりとコポアヌ媼の最後のユーカラで勉強している・・・

旭川にいらっしゃるユーカルンクルを是非筆録して残したいと思っている。
お土産にワカルパ翁の10篇を差し上げようと思っている
 

11/04/25 （月）　　歌人・・・バチェラー八重子

「伝え聞く　トミサンペチの　シヌタプカ　カムイイワヒキ　今何処なる」 バチェラー八重子　に捧ぐ
とコンテンツ作り始めの頃書いて於いたが・・・
金田一博士が彼女に会った時は、既にシヌタプカが消えていたんですネ(*^_^*)

矢張り、アイヌにとって・・・強いポイヤウンペは、心の支えだった
自分を信じて・・・ひたすら戦う姿に媛達は心を寄せる(*^_^*)

ユーカラで徹底している考えってある・・・攻め入られたとき・・・戦が起ったとき
首領が逃げた時と・・・首領の言うことを聞かない村人を殺した時
人殺しの血筋と呼ばれる・・・(*^_^*)

それを哀れなこととポイヤウンペは、憐れみの気持ち持つ・・・
人は何処から来て・・・何処へ行こうとしているのか?・・・
 

11/04/24 （日）　　一世紀・・・

ワカルパ翁が亡くなった年・・・大正2年が私の親父の生まれ年(*^_^*)
来年が数え年で100年なんです・・・

ワカルパ翁が残したユーカラの価値が今まで疎かにされていたのは・・・
余りにも高度な叙事詩だったからだと思われる。
金田一博士が仰っている

「アイヌ民族の古辞・雅言をたずね、部落生活の秘密へ触れていく研究になると
もはや女子の関知するところではない
心を傾けて、神罰とも時に覚悟をして教えてくれるという信頼を古老に受けなければならない。
なんでもなく思えるような言葉の端も、部落の人にとっては、
脈打って生きている信仰であり、でたらめな者の耳に入れるということは、
もっとも強く忌みおそれられるところのものであるからである」

これは、誇張でも女性を蔑視するものでなくて・・・
ユーカラは、男の中でも優秀でそのまま受け継ぐ能力を持っている者にしか
解らないことだったように思う・・・特別なもの

民族が民族として生き残る厳しさとか教訓をアイヌ男に教えているユーカラ
メノコユーカラとは、次元がかけ離れているのに・・・今まで気付いた人
金田一博士だけが気付いていた

アイヌネタで何とか生活しようと思っている人には・・・チト疎ましい存在(*^_^*)
それで、私は・・・博士は孤立無援だったと想われます
その時を過す為に民族の大事なものを疎んじていた人達

座談会の記録が在るんですが・・・語気を荒くしている場合あるんです
温厚な博士が・・・(*^_^*)
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:現在、手間取っているコポアヌ媼の最後のユーカラは、
ユーカラなのか?メノコユーカラなのか?・・・慎重に検討している為
ヤヤシ所伝の蘆丸の曲のように途中で端折っているから・・・(*^_^*)

それとユーカラでは、混沌の戦いの中から昇華されたものを導き出している・・・
メノコユーカラには感じられないもの・・・
 

11/04/23 （土）　　カムイユーカラの解りづらいところ・・・

熊でも何でも・・・神の国では人間のような形と生活をしていて・・・
アイヌモシリに出て来るときは、個別の形に装って来て
肉とか毛皮を提供する代わりに酒とイナウを神の国に届けて貰いたくて来る
コッチで用意した酒1升はその60倍に成って届くという・・・
それで神々集まって酒宴を開くらしい(*^_^*)

ちゃんとお祭り出来る人の矢を自ら欲しがる・・・それで狩りの名手は、怪我などしない
血から脳味噌まで全部食べ尽くす料理法がアイヌには有るらしい

例えば、この度の津波が来たとして山に逃げた場合・・・
アイヌは、そのまま生き延びる知恵が在ると思う
それを学んでおいた方が北海道に住んでいる価値が高まる・・・
 

11/04/22 （金）　　#2　　アイヌ語翻訳

下の訳でホタルと言う欄にカジキマグロが来ている訳は、訳でないと思う私(*^_^*)
カムイユーカラは、子供の情操教育のものだと私は思っている・・・
最後まで聞かないと・・・落ちのホタルだと思わない展開で進んで行って・・・
最後に笑ってしまう・・・諧謔精神
ポイヤウンペの美貌をどう表現したら良いものか?・・・考えあぐねていました(*^_^*)
良い男前は、目が大きくて黒目で眼光鋭くて・・・鼻筋が高いのがアイヌ女性の好みと解った
それと髭の黒み・豊かさ・・・ワカルパ翁は美男子だったんだ〜(*^_^*)

ワカルパ翁をポイヤウンペにして描いてやろうか?
 

11/04/22 （金）　　独り言・・・

この独り言は、元々2001年5月20日からLinuxの勉強の備忘録として
雑記帳として始まったもの・・・満10年経ったんですネ

膨大だから何時書いたか?探すのに大変なんですよネ〜(*^_^*)
そこで、一瞬にして探せるサイト内検索窓を用意してある。
昨日みたいに長々と書いておいても何にも心配ないんです。
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それを応用したのがユーカラ翻訳辞典
ワカルパ所伝のユーカラに使われている語彙を全て利用出来る。
造られたアイヌ語辞典だと高価だしユーカラの韻文では訳すのに難しい
実際の韻文を博士がどう訳しているかが一目で解る・・・生きた辞典(*^_^*)

韻文だから読む人の感性と教養によって随分違ってくると思う
だから余り説明的に訳さないほうが良いと思う
金田一博士の筆録ノートでは、注釈が東北弁で書かれていて
本では古語を使っている
例えば・・・ine ap kusun=ine kusu nep un・・・「こはそも如何に」　「まことに」
とか訳されていて・・・その情景とかからして・・・「それにしても」と訳すとしっくりする(*^_^*)

「こはそも如何に」なんて言葉が出てくるとそこで話が途切れてしまった私
そこで私が何とか読めて粗筋だけでも解るようにした現代風訳(*^_^*)
それが全部検索の対象に出来たことで未訳の6篇も訳せた
著作物には、著作権があるからアルファベット表記は抵触するので
カタカナ表記にしたのが返って功を奏した

現在のアイヌ語アルファベット表記は、ユカラ=真似をするというのを
yukar と書く場合多いが・・・金田一博士の初期の頃はyukaraと書いてある
音そのままの方が初めての人には馴染めると思う
私も最初はyukarをユカルと書いていたが後でユカラに変えた
R音は前の子音に連動すること知らなかったから・・・(*^_^*)

又、知里博士がykar=ユカルと云うのが一番正しい発音だとしているし・・・

大正2年に博士が筆録したワカルパ翁の発音が正しいとするなら・・・
それで統一したほうが良さそうです
大正12年のユキの筆録は、yukarと書いている場合が多い
それも、みんなyukaraにしてしまった(*^_^*)
チト著作権に抵触するかもしれないけど・・・訳の難しさを一つご披露してみましょうか?
これは、カムイユーカラの一つで愉快なものです。

カタカナ表記をアルファベット表記に変えた

或る人の訳

私キムタコ訳(*^_^*)

chimut kane　（chimukkaneでは?）

大きな体の私は

気の向くまま

atui kuruka

海の面の隅々まで

海の上

e makkakuru

強い光で照らしながら

そこを照らして

atui tomotuye

海の上を横切って

海の中を横切って

chiyaikotomkap

自分に似合う婿さんが

自分に相応しい人

chihunara kusu

いないものかと捜しに行った

探そうと

paye ash awa

しばらくの間飛んで行くと

旅立った

pirika okkaipo

いい若者が目に入った

良い男居た

chinukara koroka

だんだん近づくと

良く見たけれども

utonna shiko

そのお方は斜視であった

やぶにらみ（ヒラメ）

chiekopankara

それが嫌で私は

それが嫌だから

orowano sui

しばらくの間飛んで行き

それから又

chimut kane

大きい体で飛んで行った

気の向くまま

atuiso kuruka

海の面の隅々まで

海の上

e makkakuru

強い光で照らしながら

そこを照らして

paye ash aine

しばらくの間飛んで行くと

さんざん行って

shine okkaipo

一人の若者に出会ったので

一人の男居た

chinukara koroka

よくよく見るとそのお方は

良く見たけれども

konkane shiko

目の色が黄金色

金色のまなこ（サメ）

chie kopankara

それが嫌で私は

それが嫌だから

orowa un sui

そのあと再び飛んで行くと

それから又

paye a saine

その次ぎにまた私は

行って次ぎに

pirika okkaipo

いい若者に出会ったので

いい男が居た

chinukara koroka

よくよく見るとそのお方は

良く見たけれども

shine rettu koro

顎のところに一本のひげ

髭が一本生えている（タラ）

chie kopankara

それが嫌で私は

それが嫌だから

orowano sui

そのあと再び飛んで行き

それから又

chimut kane

大きい体の私は

気の向くまま

atui kuruka

強い光で海の面の

海の上

e makkakuru

隅々まで照らしながら

そこを照らして

paye a saine

海の向こうへ飛んで行き暫く行くと

行って次ぎの

pirika okkaipo

いい若者に出会ったので

いい男が居たので

chinukara ruwe

よくよく見るとそのお方の

よく見たこと

ene okahi

器量といえば

このようであった

shikihika poro

体も大きく目も大きい

目が大きく

etuhuka tanne

鼻だけ少し長いけれど

鼻の上が長く

kiwa ne koroka

私のようないい女に

しているけれど

chiyaikotomka

似合いの男と思ったので

自分に相応しい

shirikap ne ruwe

その若者を私は

メカジキマグロである

ne sekoro

お婿さんに選んだので

と

ninninkeppo

私の夫はカジキマグロ

ホタルが

hawe an shikoro

強い魚が私の婿だと

婿の話

ne hawe un

一匹のホタルが言ったそうだ

言っていた

11/04/21 （木）　　今日はお休み・・・(*^_^*)

シヌタプカがもう既に無くなっていたのが解って・・・何だか少し気が抜けた感じ・・・(*^_^*)

ユーカラは、ポイヤウンペの戦記なんだけれど・・・一流の諧謔精神に溢れている
その舞台が残っていたら・・・世界の民族史としての財産の一つだったと思うと・・・
開拓の名の元にそう言ったものまで破壊してきた日本の文化って???
効率とかコストだとかばかり追い求めて・・・自然の摂理とかけ離れた生活

毒（薬）を扱うには、パラドックス（背理）が絶対必要で・・・絶対性を拒む
相対的に世の中廻っているんだから・・・原発は安全と云うのは嘘に決まっている
コントロールする人間の働く期間を超えるものを扱うと必ず破綻するし
物質は、全て変化する・・・

日本は、地震・台風には慣れっこになっているけど・・・液体の津波の破壊力は
記憶から消えていた・・・コントロール不能のことが在るというのを・・・

津波の被害は、悲惨なものだけれども・・・現地には人が行ける
原発の場合は、海に沈んだ方が良いんでは???

施設丸ごと海に沈むように設計すれば良いのと違うのかな〜???
:原発は陸に造ってはいけないと云う国際合意があれば良いこと
それでも、海の神が怒るでしょうネ(*^_^*)

広い国土が在っても・・・冬でも舟を出せるのが理想なロシアの南下政策も解る(*^_^*)
その場合は、どさくさに紛れて北方領土を取ったところで解決しない
素直に成って・・・日本に返す・・・そして島国日本と仲良くしようよと・・・
そうしたら巧くいくんでないかい!!

ユーカラも同じなんです・・・アイヌ民俗が比較的安定するには・・・
その前から住んでいた原住民族が居た・・・
それがモシリチクチク・コタネチクチク・・・それを滅ぼしたのが悪夢の曲
恐らく縄文人の中には洞窟に住んでいた人が居たと思う
アイヌ文化は、言葉にしろ独自のものを保有している点で
謎の多い文化・・・一筋縄では到底手に負えない代物

近年のものでアイフ文化としている現在・・・
古代・中世の10代に渡るポイヤウンペの戦いとしてアイヌが記録したものが
史実としてのユーカラであって・・・一語一句間違ってはいけないもの
10篇訳してみて解ったのは・・・可成り厳格な構造を持っていると云うこと
韻文（atomteitak）雅語で構成されている・・・
軍の暗号文みたいな感じがする

金田一博士は、史実として悠久に語り継ぐべきものとしている・・・
大正6年にコポアヌ媼を通じて・・・平賀ヤヤシ所伝Shupune shirika（蘆丸の曲）を
聴いて筆録しているが・・・途中で端折って日本語で書いている

これは、どういうことかと云うと・・・メノコユーカラで創作と観たからだと思う
その後、久保寺博士が収録して・・・北海道教育委員会で訳注
寧ろ、コタンピラ所伝を別伝として刊行している・・・(*^_^*)
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ウウェペケレ（昔話）は、誰もが持っているものではなくて・・・
個人が大事に宝としてお守りとして誰にも話さなかったものらしい
個人レベルのもの・・・

ユーカラは民族全体のもの・・・オイナとユーカラは続いているものだが
オイナは、神の段階・・・ユーカラは、人間の段階・・・
カムイユーカラは、おとぎ話・・・子供の教育用のお話し
メノコユーカラは、自由に創作して楽しむもの・・・文学

ユーカラには、6がアイヌの聖数とか一語一語に意味が込められていて
そのままでは、深い意味を見落としてしまう
大天才のワカルパ翁でさえ解らないケチャウ・メヨイとかが含まれている
近代のアイヌでは、完全に訳しきれないユーカラ

樺太アイヌが沙流の言葉は、尊いものとしていた事実に向き合うのが
アイヌ文化の理解に不可欠のような気がする。(*^_^*)
北海道独自の歴史が明らかになるのは素晴らしいこと
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今までアイヌ文化を構造的に把握していたのは金田一博士お一人で
その核となるユーカラに出逢えたのは、奇蹟に近い
それと博士は、ワカルパ翁がだれか文字を持っている人に話して
死んでしまいたいと云う・・・深刻さを全身に感じたんだと思う

文字を持たない為に聴力と記憶力を鍛えていたアイヌの能力に尊敬の念を
持っていたんだと思う・・・増して盲目となって能力を増幅したワカルパ翁
古老から受け継いだユーカラをそのままの形で残さなければならない宿命の
その重責に押しつぶされそうな必至の叫びが博士に届いた

民族の核を担っていたユーカラ継承者・・・聖人の様相を呈している
それは、見識の高さに較べて子供のような純粋性も持っている点
そういう人が存在していた沙流は、矢張り古は都だった証拠
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博士の筆録ノートに・・・
ムカシチナミアリ皆山へニゲル・・・鍋沢ウレシパトクとの記述がある
昔は、津波を予想してちゃんと逃げていたことを示していて・・・
人間の感覚の方が災害には強いことも示している
感覚を研ぎ澄ますことを怠けて・・・正しい判断を機械なとに託すように
成ってしまった結果・・・今回の災害の酷さ

便利とは、人間の知恵・能力をどんどん奪っていくもので・・・バランスを考えないと
いけない時期に来ていると思う・・・
浜益には、烽火台が有って・・・恐らく余市との連絡に使ったと思われるが
狼煙と云うのは光の速さを使うもので世の中最速の手段
そして皆が認識出来る・・・原始的に思えるが実際は超科学的
見た人は、救われる・・・ぼーーっとしてたら命を落とす

本来、自然災害はその人の運に掛かっている問題
原発は、人災の類で・・・損害賠償は、造った者のみで済ませるべき
その覚悟が無いまま・・・過去の政府も認めてしまった誤謬

核の平和利用と云うのは・・・幻想で
核は、神の領域に属する・・・永遠性を持っている者にだけ許されるもの
高々、頭がシッカリしている人間は40年位のものだと思う
自然の摂理を無視した計画は、必ず破綻する・・・
割れ鍋に綴じ蓋でやっていても何にも解決出来ない
いっそ捨てた方が良い・・・奢りを捨てた方が良い
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ユーカラの中で・・・Ponkemaratkiは名作中の名作だと思う
長閑に暮らしているのを妬んで・・・新興勢力の女が企てた罠
ヤウンクル本土のポイヤウンペとレプンクルメナシの雄を戦わせる悪だくみ

自分はツムンチカムイ（魔神）のクルイセイを頼みにしている
それをポイヤウンペは、言葉巧みに騙して・・・滅ぼす
その絡繰りを両雄が解って和解するが・・・ポンケマラッキの方が見識高い
けど、事を徹底的に終息させるパワーは、ポイヤウンペが勝っている
クルイセイの真っ只中に身を置く覚悟・・・

世界には色々な勉強になるものが在るけれど・・・
例えば・・・荘子・孔子・老子・仏教・・・格言・金言・・・

人間の縮図を表現しているのがユーカラだと思う・・・
リンチ（私刑）を禁止されている現代・・・人間の原罪に関わること
自然界は、他の命を食べている・・・アイヌ語でウレシパ（お互い育てる）
仏教でウサギが火に飛び込んでお釈迦さんの食べ物となるに等しい

アイヌの自然との関わりは、日常に起る・・・
どうしても眠られない・・・何かの予感・・・
憑き神に体が運ばれる・・・自分一人に対して謀議の酒宴が催されている
何の武勇伝で命が狙われるのか?・・・解らないポイヤウンペ
そりゃーーずたずたにされます・・・(*^_^*)
辛くて苦しくて耐えがたくなっても最後の雄叫び発して奮い起こし
動けなくなるまで戦う・・・そして媛が来て息吹きで直す
 

11/04/20 （水）　　考えてみたら・・・#2

TurboCADにも三次元メッシュが付いていること思いだし・・・少しやってみた(*^_^*)

一マスを50m四方にして升目が一辺13あるから・・・650m四方のメッシュを
10枚の二乗=100枚並べると浜益トミサンペツの地形を表現出来そうだ(*^_^*)

14×14×100枚のコントロールポイントは19600個・・・
一枚の設定を一日で出来るとすると100日で出来る
建築をやっていると・・・初めから完成までの行程を・・・ネットワーク工程表で
一番経済的なものを見つける癖がついてしまっている

政府が云っているマニフェストに近いことだけれど・・・余程のデータの洞察力無いと
途中でクラッシュして敗北してしまう
ネットワーク行程は、元々軍隊の戦略に使われたもの・・・参謀本部の核
勝利に導く戦略・・・ありとあやゆるものの分析が要求される

物質の性質・資金・人・・・それらを一番良い効率で完成（勝利）に導くもの
これは、最高指令の立場の者が造る能力が無いと・・・紙に書いた餅(*^_^*)

人はそれぞれの立場で勝手なことを宣う・・・勝利の足を引っ張る方向に働く
一本の勝利する道筋を断固主張する見識が示されると・・・
頭の良い人は、理解して・・・従うようになる
年齢・社会的地位に関係なく・・・
 

11/04/19 （火）　　考えてみたら・・・

シヌタプカの三次元模型を造れば・・・どの方向からも姿が想像出来る
私は、建築をやってきたので・・・CAD3Dが優先だった・・・

三次元専用ソフShade R4ト・・・O氏の肖像画をF60号で描いて10年くらい前に
手に入れた・・・Win2000では使えるけどWinXPではインストール出来ない
バージョンアップしておけば良かったのにネ〜(*^_^*)

でも、自宅のワークステーション　ガッちゃん（Win2000）にはインストールしてある
自由曲線が使えるので・・・勉強して三次元でシヌタプカを再現してみようか?
勿論、油彩も同時進行形だけれども・・・(*^_^*)
その当時Illustratorと二つ買ったが高いソフトだった・・・
どちらもベクターだから相性は良いんです・・・そして今まで使ったことない(-_-;)
ぎひろさんならアッという間に出来てしまうんでしょうけど・・・

Xeon搭載のワークステーション　ガッちやんならShadeでも余り持て余さないと思う
自由曲面は、CPUをフル活動させるからネ
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明治30年のハママシケの三次元模型を造っておいて上げようか?
三次元は、ぎひろさんと云う・・・師匠が居たこと思い出した(*^_^*)
アイヌ文化の為にも・・・残して上げた方が良いと思う・・・

シヌタプカは、アイヌの人達でさえも・・・確定出来なかった超機密情報
 

11/04/18 （月）　　最後のユーカラ・・・

ワカルパ翁の未訳六篇訳し終わって2ヶ月半経つと・・・殆ど忘れている(-_-;)
それとその思考の概念が違うので・・・慣れるのに10年掛かるのでは???

最後のユーカラは、ポイヤウンペが何処かへ行ってしまうお話らしいから・・・
最後の11代目ポイヤウンペらしい・・・(*^_^*)

古老の話の中に・・・アイヌが何時までも勝手なことをするので・・・
怒って内地に行って暮らしていると云う話も在った(*^_^*)
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でも、全部訳さないとメノコユーカラかどうか?・・・解らない
 

11/04/17 （日）　　大荒れ・・・

昨晩から今朝の雨・みぞれ・大風・・・凄かった〜
冬の吹雪も凄いところだけどネ(*^_^*)
 

11/04/16 （土）　　不思議な現象・・・(*^_^*)

博士の筆録を転記するのに・・・WinXPのノートパソコンでやると・・・
otuと入力してスペースを空けるとoutに自動的に変わってしまうんです(*^_^*)

それを自宅のワークステーションのWin2000で直すんです。
どちらもATOK15の同じソフトなのに???・・・何故???
WinXPには欠陥があるのか?
腹立つんだよネ〜・・・・勝手に変えるから・・・(*^_^*)
笑い事でなく・・・
電子機器で出来ている現在の世の中・・・重大な過ちが隠れているかも知れない・・・?
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パッシブソーラーを研究しだしたのは、地球温暖化もあるけれど・・・
災害などでライフラインが途絶えたとき・・・冬に遭遇したときに
指導的立場の人達が避難所代わりに自宅を提供出来るようにも考えてあるプラン
それで暖炉を設置している
アイヌは、火を非常に尊いものとして・・・身近の神として崇めている
扱いが難しいものだからでしょう
建物は、社会資本の一つです・・・住宅は確かに個人のものだけど・・・
偶々運が良くて（努力もあるけど）成功した人達は、災害の時
仮説住宅が建つまで何人か収容出来るようなものを建てておくと立派(*^_^*)

昔の庄屋さん的なもの・・・今回の災害ではライフラインが壊されると・・・
避難所も劣悪な環境になってしまう
命が助かっても・・・心に大きな傷が付いてしまう・・・
家族を亡くすと本当に悲しいけど・・・周りの人達に地震列島を共に生き抜く
知恵があると幾らかでも慰めに成るのではないか?と思う

自然災害は、無知成るが故のこと・・・心が癒える可能性高いと思うが・・・
人間が造ったもの・・・しでかした事は・・・しこりが残るずっと
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ユーカラを読んで不思議だったのは・・・ポイヤウンペは非情な奴に見える
噂を立てるもの・・・イヌに集る蚤まで殺し尽す・・・(*^_^*)
捲土重来で又同じ事を繰り返すのを断ち切る手段・・・
全く新しい環境にするためだと思う・・・怨念の排除

幾ら科学が進んだとしても・・・自然界の力には無力だと認識すべき時期に来ている
自然界にないものを作り出して利用しようとするのは間違っているかも?
もっと謙虚に成らないとホントに人類は滅ぶかも知れない
自分が出す毒の為に・・・(*^_^*)
微妙なバランスを学ぶ時が来たように思う・・・腹八分目ではなくて・・・
腹六分目の黄金比
それが一番美しいと感じるのが遺伝子にインプットされているんだと思う(*^_^*)
 

11/04/15 （金）　　今日は休み・・・

最後のユーカラをホントゆっくり訳しているが・・・なにやら面白そうだ
今までのユーカラと違う点が出てきた・・・
最後まで訳してからメノコユーカラかどうか?判断しようと思う(*^_^*)

アイヌ社会では・・・大概のトラブルはチャランケ（談判）の賠償で片が付くが・・・
ポイヤウンペは、徹底的に腕力で解決する方法を執る

言葉は、心理をそのまま表現したら酷いことになるので・・・繕うこと多い
ユーカラの特徴として・・・人間の感情そのままに表現しているところ在る
憎たらしいと思ったら直ぐWen（優れた・美しい・良い・正しい・富裕とかの反対）を付けて
Wen menoko Wenkuruとか云う・・・差別社会
それは、客観性が無く・・・主観的な立場からの判断・・・相対的
見方によると・・・正邪反対に働く・・・パラドックス
 

11/04/14 （木）　　ユーカラ翻訳って探検みたいだ・・・パズルみたい(*^_^*)

今日からコポアヌ媼の最後ユーカラをポツポツ・・・解るところから訳している
そして埋めていく・・・丁度クロスワードパズルって感じなんです
でも、使われている言葉は、ユーカラのイトムテイタク（雅語）だから・・・流石、沙流人
これには、ワカルパ翁が立ち会っていると思われる

沙流アイヌの社会では、ユーカラとカムイノミ（祈り・礼拝）は男のやるものとされていた
しかし、出だしだから未だ解らないが・・・メノコユーカラかも知れない(*^_^*)
全部を訳すまでその判断は出来ません。
ワカルパ翁がユーカラと認めると・・・ユーカラだと思う

金田一博士の金成家に対する興味は・・・幸恵の祖母モナシノウクが男の古老を差し置いて
昔、カムイノミをしたことがあると云うことだったと思う(*^_^*)
掟を破る女性に興味があったんだと思う・・・
コポアヌ媼は、それを弁えていて・・・決して表に出なかった
 

11/04/13 （水）　　ようやく転記済んだ・・・(*^_^*)

ユキのサコロペPonotashutunkuruの転記が済んでホッ・・・(*^_^*)

これからどれを一番目に訳したら良いのか考えてみた・・・
矢張り、ワカルパ翁の10篇＋最後のユーカラでしょうネ(*^_^*)

今回のユキのものは、ユキもスピードに余裕が生まれたのか?
博士の筆録が全く綺麗なものでした・・・演者と筆録者の息が合わないと難しいもの

でも、博士の方が大変だったこと・・・文字を見ると解る
手が強張った部分が見受けられる
博士の筆録の転記を沢山やるとスラスラいくけど・・・
幾らアイヌ語に堪能な人でも・・・スラスラとは転記出来ないと思う・・・
私は、博士の書いたままをなるべく書き写すようにして於いて
訳すときに修正、編集している・・・博士も間違っている処あるんです(*^_^*)
でも、凄いことをやってこられた博士は、tumunchi kamui（魔神）か?

コポアヌ媼もnupurumat（巫女）的な要素を持っていたいたと思われる。
カムイと云うのは、正にしろ邪にしろ・・・力を持っているのをカムイと云う
 

11/04/12 （火）　　やっと暖かく成ってきた・・・

私は夜間勤務だから・・・今まで夜は結構気温が下がっていた・・・
暖かくなると震災に遭われた方も少し気持ちが落ち着くでしょうか?

:原発の影響がとんでもない形で顕れていますネ〜
大きな余震も続いているし・・・どうなっていくんでしょうネ
 

11/04/11 （月）　　指導者・・・

有事の時の冷静な洞察力を持っているのが指導者・・・
選挙で人々の考えが反映されますネ

北海道知事は高橋はるみ氏が圧倒的な強さをみせた・・・自分の考えをやり抜く姿勢
党派だけではない・・・人間の魅力
東京都も石原氏を選んだ・・・有事の際に力を発揮するのが本当の指導者

有事でなくても・・・権力を放り投げるのがいた日本・・・茶番劇
そんなことでは、地震国日本は沈没してしまう

折角自然が美しい日本でしか出来ない社会構造を作り上げる時だと思う
都会に住んで・・・生活保障を受けて・・・パチンコ屋に行く不健全さ

弱者救済とは云え・・・行き過ぎている
パチンコ屋とか娯楽の無い田舎に住む人だけ救済すると
汗水して働いた方が自分の為になると解るんでは???
何たって過疎化対策になるんでは???(*^_^*)
 

11/04/10 （日）　　久々にゆっくり・・・

一日中DVDでロストの続きを見た・・・
途中選挙の投票に近くの小学校に行って・・・(*^_^*)

ユーカラを描いていく目途が立ったので・・・少し余裕が出てきた・・・
ようやくイメージが沸々と湧き出るようになった(^_^)v
 

11/04/09 （土）　　アイヌ文化

ワカルパの兄さんウトムリウクからカムイノミ（祈り）など詳細に聞き取ったのを
昨日確認してきたが・・・アイヌの秘儀だったのでしょう

金田一博士のユーカラノートは、全容を研究されなければならないと思う
何故?・・・それをやろうとしなかったのか???・・・学者さんは?
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F60号のキャンバス軽自動車に全くピッタリの寸法だった(*^_^*)
別荘に置いてから築港でミミッコ（銀杏草）が食べ頃の大きさ・・・結構採れた
だけど水は冷たかったナ〜

果樹園に行ってみたが渡辺さん見当たらないので・・・柏木村の奥さんの店で
カツカレー食べて近くのコンビニで浜益村の明治と大正の地図ｺﾋﾟｰして
奥さんに渡してきた・・・明治30年の地図は恐らく初めてみることになるでしょう

奥さんのお話では昔、津波が擂鉢山まで行ったことがあったそう・・・
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昨日コピーしてきた中に大正4年に樺太から帰って紫雲古津の村に行った時の
日記が含まれていて・・・そのときの様子が解った(^_^)v
9月26日から10月8日までを記録している・・・
ワカルパの追善供養に米一俵と酒2升・お菓子など買って村人たちと
盛大にやったようで情景が目に浮かぶよう・・・
儀式のことも書いてある・・・アイヌ生活に溶け込んでいたんだと思われる
逢えた喜びを子供のように喜ぶ純真な可愛さが伝わってくる。

知りたかったことが解ったのは、最高に嬉しい(~o~)
 

11/04/08 （金）　　道立図書館

平日朝9時に行くと・・・利用者殆ど居なくて楽なんです(*^_^*)
北方関係の資料と北海道の資料が沢山有って無料で利用できる・・・
それと、駐車場が無料なのが嬉しい(^_^)v
コピーは、1枚10円掛かるが・・・(^_^;)

リタイヤしたら毎日弁当持って・・・資料を漁っても飽きないのではないか?
今回のコピーでひとまず一段落として・・・
あそこに有る蔵書を一通り眺めておく必要があるみたいだ・・・
私が行くとお一人学者さんタイプの方が先にいらして・・・なにやら勉強している(*^_^*)

ユーカラをやるまで・・・図書館には行ったこと無かった私ですが
無償で高価な本読めるって何と素晴らしいことなのか・・・解った(-_-;)

ユーカラネットワーク立ち上げたら・・・ナカナカ道立図書館に来られない
方々の便宜を計らって・・・代わりに行って上げても良いかも知れないネ
これは、面白いかも知れない・・・
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今回送って頂いたモシリ企画の音楽CDの中にカムイユーカラが在って
「蛍の婿選び」というもの・・・平取のネプキ フチの口述を萱野茂氏が録音
それをアト゜イさんが編曲されたらしい・・・愉快な曲です

訳を付けているのが萱野氏だと思うけど・・・少し変だ???
説明的に云い過ぎるキライがある・・・
素朴に直訳に近いと・・・思わず笑いが吹き出すユーモアってアイヌの詩の特徴
私は、カネエサマンでわざと・・・囓ったと表現した
カワウソの真似をしてひょこひょこ歩くポウヤウンペの諧謔精神は
超一流だと思う・・・思わず顔が綻ぶのがユーカラ
時には、吹き出してしまう・・・

萱野氏の訳の誰にでも解る訳も良いけれど・・・そうでは無いのがアイヌの物語
ちょっとしたものでも・・・直訳すると深いんです。
詩ですから・・・言葉を大事にしないといけない
萱野氏の場合は・・・言葉の段と訳がずれている・・・
稚拙でも・・・言葉と訳は同じ段にないと・・・混乱を招く
独りよがりの訳をしたら・・・何時までもアイヌ文化の蘇りは無いと思うのだが

ユーカラの凄さは、世界五大叙事詩と云われているくらいだから・・・
10編全部読むと・・・人間は、1000年経とうが大して進歩していないと解る
悪魔の力をコントロール出来るとして原発を作った日本人

ポンケマラッキがポウヤウンペに忠告している・・・
魔神クルイセイ（影をつくるもの）に力を使うのはタブーだと・・・
ソフトバンクの孫社長が原発は止めるべきと云ったらしい・・・
私もそう思う・・・原発の何万倍もある太陽の核エネルギーを使うのに
知恵を絞れば良いだけ・・・
アクティブソーラーも良いけど・・・パッシブソーラーも徹底的に・・・
 

11/04/07 （木）　　明日・明後日連休・・・

明日は、ユーカラの続きが違うマイクロフィルムになっているので・・・それをコピー
明後日は、久々に浜益に行って来ようかな?・・・60号のキャンバス積んで
別荘に置いておくだけ・・・(*^_^*)

ミミッコ（銀杏草）とかも・・・もう採れるんでは?
タマクマさんは、今タコ漁かな?・・・先日生のタコ冷凍しておいて・・・
薄く切ってしゃぶしゃぶで食べたら実に美味かったので・・・作っておこうと思う
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昨日の新聞の写真を見ると・・・アト゜イさんに良く似た人が写っている
リードボーカルのシノッチャキふさえさんとかも出ていたんでしょう・・・
今度、シンセサイザーのニンカリさんに聞いてみようかな?(*^_^*)
今日は絶対届くと思う・・・坂田さんのサックスとのコラボどうなのか?
楽しみです。(^_^)v

阿寒湖近辺は、アイヌ文化の拠点なのは確かです・・・純粋性が残っている
純粋過ぎて・・・忘れ去られたのがシヌタプカなのか?
でも、シヌタプカに近寄ってはいけないという・・・お話しが存在する妙味
 

11/04/06 （水）　　訳はゆっくりやろう・・・

転記さえ済んでしまえば・・・アイヌ語の雅語をじっくり味わって訳せる
アルファベット表記でも確定していないアイヌ語表記

私は、金田一博士の初期の筆録表記が正しいように思える・・・(*^_^*)
ワカルパ翁のユーカラは、濁音が極希で・・・
コポアヌ媼は、濁音が少し入っている・・・
話し言葉は、ワカルパ翁も濁音が入っていたと思う・・・
日本語の場合は、意味が完全に異なるが・・・アイヌ語では一緒

だから・・・最後のユーカラの濁音部分は、ワカルパ風に変えた(*^_^*)
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4日にCDのお金振り込んで・・・モシリ企画のニンカリさんから
昨日の朝、郵送したとメール届いていたから・・・今日届くでしょう
今回のは坂田明さんのサックスが入っているので・・・楽しみ

どのような音をだしているのか?・・・モシリの人達とのハーモニーは?
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今日は、届かなかった・・・その代わり新聞に記事が載っていた
来年5月完成の「阿寒湖温泉アイヌシアター」が建設されるらしい
アイヌ文化の発信地としていくらしい・・・
ポンケマラッキのチャシが屈斜路湖と推測している私には超嬉しい(^O^)
メナシ勢力で最強だった・・・死闘の上和解した・・・
この時のアイヌ社会が一番安定したのではないか?と考えている・・・(*^_^*)

北海道の財産としてアイヌの手でユーカラを継承・演じる施設が出来るとイイね
 

11/04/05 （火）　　転記・・・

最後のユーカラの転記は、金田一博士の筆録が綺麗で楽だ・・・
それと相当に沙流のアイヌ語の音に慣れたからでもあると思う
これは、ワカルパ翁のユーカラで使われている言葉で構成されているから本物だと思う(*^_^*)
ワカルパ翁が沙流に帰る直前に立ち会って筆録したように思える

博士は、ワカルパ夫人タウクノからもワカルパの兄さんからも沢山筆録している・・・
それを全部明らかにした方が良いのかも知れないネ???
人間の深部を垣間見ることになるかも知れない

金田一博士は知里幸恵に・・・生きると言うことは、戦いに他ならないと教えている
戦争は、集団の戦いだから・・・チト違うか?
でも、ポウヤウンペは、集団を相手に一人で戦う・・・
その姿に傾倒して媛達が・・・同族を裏切って味方に付く・・・女心は私解らない(*^_^*)
そして、阿修羅のように戦い抜く・・・どこまでも
サバイバルを科せられた時・・・生き抜くのは知恵・・・想像力
 

11/04/04 （月）　　コポアヌ媼の最後のユーカラ・・・

純粋アイヌのコポアヌ媼・・・創作無しのお話し・・・たじろぐ処在り・・・(*^_^*)
アイヌ文化は、ユーカラ・カムイユーカラ・オイナの三点セットが大事で

その補強としてメノコユーカラ・各地の伝承がある・・・
ワカルパ翁のユーカラ10篇を訳すのに道立図書で辞書を引く必要が無かった
これは、どう云うことか?・・・

普通飽きると思う・・・同じ常套句が繰り返される・・・
ワカルパだけで550枚・・・1100頁になるんです・・・本にしたら厚さ6センチくらいになる
それを殆ど古老の言葉を受け継ぐのは、人間業とは思えない
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Wen darap yukaraは、どうやら続きがないみたいで・・・
なにか面白いことが書かれているみたいだ・・・訳が楽しみ・・・

最後のユーカラも本当のユーカラみたいだ・・・
大正2年にワカルパ翁の筆録とコポアヌ媼から追加のお話しで
博士は、ユーカラの全容を掴まれたみたいだ・・・
それからの筆録は、変化したものを確認するのを主眼としている点確かだ

カムイユーカラは、各地に拡がっていて後で収集しても間に合うと考えておられた
沙流流域でも純粋のユーカラは、ワカルパとツナレのみと聞いていた
若い連中のユーカラは、創作が入って乱れていたこと
ワカルパ翁は、博士に話している・・・筆録にメモを残している
 

11/04/03 （日）　　ようやく転記できた・・・

ユキのサコロペを新たに濃くコピーして・・・不明な部分を埋めるコトできた

今日から気になっていたコポアヌ媼のWendarap yukaraと最後のユーカラと云うのを
転記しておこうと思う
転記しておくと・・・各地にいらっしゃる方でアイヌ語解る方、読むこと出来るから
わざわざ道立図書館に通うことないですもんネ(*^_^*)
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マイクロフィルムの細目次72頁を良くみたらPonotashutunkuruの続きが
あるみたいだ(*^_^*)・・・Wendarapも?・・・

シヌタプカが確定したから・・・今後はアイヌ文化の研究に弾みがつくと思うネ
 

11/04/02 （土）　　今日は休み・・・

今日は、コポアヌ媼のWen darap（悪夢の曲）のコピーとユキのマイクロフィルムの
再調査で図書館に行って来よう・・・
ユキのは、喋るのが速かったのか?・・・筆録が可成り乱れていて大変だ(*^_^*)

五月からユーカラの絵を描き始めようと思っている・・・
大型のイーゼルは、去年幌村に置いてきてあるので・・・絵の具など持っていけばイイ
F60号のキャンバスが私の軽自動車ではギリギリの寸法
額縁は?(*^_^*)
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図書館でアイヌ語辞典の値段調べてみたら2万円近くするんですネ〜(*^_^*)
それと浜益村史を見たら道庁が道路の整備に力を入れていたらしい
それで馬が大量に入って野山を削るのに一役買ったらしい・・・(*^_^*)

日本の技術を以てすれば・・・シヌタプカをいとも簡単に元の形に再現出来ると思うが
アイヌの血を引いている人達にとっては心の拠り所になり
悠久にユーカラを語り継ぐには、シヌタプカの復元しか無いとも思う

北海道の先住民族の文化と共存する努力もする日本として評価が高まると思う
経済的に復興することばかりでは無く・・・
自然の摂理を守るアイヌ文化からも学ぶ姿勢・・・そして笑える社会
ユーカラは、本当に人間の虚栄の可笑しさを表現していて・・・深い

ポイヤウンペの第一人称口述で語られるユーカラ・・・
心理描写と情景描写は、絵を見るように浮かび上がる
ゲーテのファウストと森鴎外の寒山拾得は、私好きなんだけど・・・
ポイヤウンペは、ファウスト博士を超えているし・・・寒山・拾得は、現実でも在る
只気付かないだけで・・・

東京電力が潰れたら日本は危ういと・・・政府がお金を手当しようとしている
もう、何が何だか・・・解らなく成っているんでしょうネ
経済にシフトすると・・・そうなると思う
人の命にシフトして・・・徹底的にやると・・・道が開けると思うが・・・

亡くなった方も沢山いらっしゃるが・・・地域で助け合って殆ど助かった地域もある
其処には、リーダーが存在している・・・
誰もが認める・・・人格者・・・みんな従う(*^_^*)
政治屋をもう一遍、考えてみないと・・・それと政党の弊害も・・・

サバイバルを生き抜くには、人々全員の団結と規律が内憂外患を防ぐ・・・
シャクシャインが失敗したのは、それだった
 

11/04/01 （金）　　サイト開設13年目

50歳から始めたパソコンとインターネット・・・丸12年経って驚くほど変わった(*^_^*)

私のサイトは134MB 6067のファイル数が在って・・・年間500程アップしたことになる
2001/05/04に大改造したときのファイルも記念に残してある・・・
使わないファイルも沢山有るけれど・・・歴史を刻むものとして懐かしく思う
Fat32のWindows98SEのバージョンで頑張っていたんですネ
2002/10/31にNTFSのWin2000をクリーンインストール出来たんですネ〜

OSのクリーンインストールと云うのは・・・結構大変なんです
OSをインストールしても・・・そのマシンに付いている器機のドライバも
インストールしないと動かない(*^_^*)

ディカバリーと云うのは・・・ドライバーを用意してあるインストールCD
その代わり・・・要らないものも沢山入れられる(*^_^*)
そこで、自分に必要なアプリケーションソフトだけインストールして
サクサクと動くようにするのがクリーンインストール

ワークステーションのガッちゃんがそれで動いているWin2000とVineLinux4.2
それとお遊びでFedora8
ノートパソコンにLinuxを入れるのは・・・どれだけ馬鹿げたことか・・・
俺は馬鹿だと云っているようなもの・・・(*^_^*)
それは、10年前のお話しで・・・今やったら本当の馬鹿だと思う
其れは何故か?・・・ノートパソコンのデバイスは専用のものを使っていて
Linuxではサポートしていないものが多いから・・・(*^_^*)

Linuxには、サーバーが全部揃っていて・・・プログラム言語も揃っていて
インタプリタで動くのがCGIですよネ・・・Perl言語
これは、一字違っても動かない・・・ユーカラと同じです

コンピュータのように・・・ユーカラ伝承者は、そっくり伝える能力を持っていた
伝承者の気分に依って自由に変えてもイイのはメノコユーカラだけで
ポルノの世界・・・
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ポイヤウンペの居城は、ユーカラでは頗る美しいと表現されている・・・
地図からそのシルエットだけでもと・・・作ってみた
神々しい姿をしていたと想像出来る・・・
神々と相対的な信頼関係を保っていたアイヌの知恵の象徴たるシヌタプカ
その貴重なチャシコッを壊してしまった和人
何か罰当たりのことをしでかした気持ちが重くのし掛かる
取り返しのつかないものを失った愚かさを感じて・・・どうしたら良いか解らない