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32ひき目のおさかな


2002年7月22日





  夏野菜が毎日、食べきれないほど収穫できて、スーパーでキュウリやナスを見ると逃げ出したくなります。
  今年は特にカボチャが豊作で、おかあさんが種播きから育てた、甘くてホコホコの自信作です。
  トマトは本格的な雨除けの屋根の効果があって、枝が折れそうなくらい、たわわに実りました。もぎたての味は格別です。  (7/26に接近した台風9号の強風で、屋根は吹き飛ばされ、実が落ちてしまいました。残念です。)  


2002年7月29日

ヒナの観察日記  その3

  ヒヨちゃんたちは庭を散歩するようになりました。 だんだん行動範囲が広がり、羽ばたきながら走るので、すごく速くて、つかまえるのがたいへん。 まるで小学生くらいの子供たちがキャッ、キャッと遊んでいるように見えます。 身体が大きくなったのに、まだ「ヒヨヒヨ」鳴いているのが変な感じ。
  名前は、このまま「ヒヨちゃん1号・2号」と呼ぶことに決めました。


2002年8月22日


  おとうさんは午後から釣りに出かけました。 堤防に腰掛けて海を眺めていると、雲の動きや、海を渡る涼しい風に夏の終わりを感じたそうです。(おとうさんて、そんなに風流だったっけ?)
  きょうの釣果は、小ぶりのアジが19尾。 七輪でたくさん焼いて、私たちも1尾ずつ貰いました。

  あっ、タヌキが盗みに来た!と思ったら、トラ兄ちゃんでした……


2002年8月26日


  鶏の「つくね」がここ数日元気がなくて心配していました。 よたよたと大儀そうに歩き、日陰にじっとうずくまっています。 食欲がないようですが好物のパンをちぎってやると嬉しそうに食べていました。 夏バテなら、なんとか乗り切ってほしいと願っていましたが、今朝とうとう小屋で冷たくなっていました。
  つくねは、わが家で最初に飼った鶏です。 人によくなつき、小さい体を振り振り、元気いっぱいに動きまわり、大きな卵を毎日産んでくれたものでした。
  けなげで可愛いつくねちゃん、ありがとう。

写真: 「里芋の葉陰で涼むつくね(手前)」


2002年9月4日


  六兵衛(ロク)がとんでもないことをしてくれました。 パソコンのキーボードの上におしっこして、壊してしまったのです。
  おかあさんがずっと東京に行っていたので寂しくて、おとうさんの気をひこうとしたのかしら。 実はロクはこれまでにも何度か、布団やテーブルの上におもらししたことがあります。 子猫の時にトイレの躾は出来ていたのに。 猫というのは皆、尻癖が良いものと信じていたのでショックです。


2002年9月24日


  キュウリは夏野菜ですが、毎年八月の下旬頃に収穫が終わってしまうのが物足りない感じでした。 今年おかあさんはキュウリを種蒔きから作り、時期をずらして遅く蒔いたのが、今収穫の最盛期になりました。 盛夏の頃より天候に恵まれたせいか、おいしくて形も良く、最高の出来です。
  秋に食べるキュウリもおつなもの。 林さんの奥さんにおすそ分けして喜ばれました。

(写真は大田さんのハワイ土産のバンダナをつけたおとうさんとおかあさん)


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