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26ぴき目のおさかな


2001年6月6日

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  九州南部は4日に梅雨入りしましたが、晴れ間の見える日が続いています。 今のうちに畑の野菜の雨対策をしておかなくちゃ。

  トマトは乾燥を好むので雨がなるべくかからないように、おとうさんがドーム型の屋根を作ってくれました。 スイカとメロンは開花の時に雨に当たると受粉できないので、ビニールのトンネルを作りました。 下の方は通風のため少し空いています。 近所の畑を見よう見まねでやってみました。
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  メロンが実を付け始めたけど細長くてなんかキュウリみたい。 おかあさん、まさか苗を間違えて植えたんじゃないでしょうね。

2001年6月8日

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  梅の収穫の季節です。
  今年は中村さんの梅畑で一緒に取らせていただきました。 実を摘むことを、こちらでは「ちぎる」といいます。 無農薬なので、収穫が遅れるとすぐに傷んでしまうそうです。 おかあさんたら、ちゃっかり大きいのばかりちぎってる。
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  林さんの農機具小屋の側にも大きな梅の木があります。 高い所に取り残した実を取るお手伝いをしました。 木の下にシートを広げて、おとうさんが竹竿ではたいて実を落とし、おかあさんが拾い集めます。 ひとつ、ふたつ坂道を転がってしまい、六兵衛とタマがサッカー選手みたいに追いかけて行きました。

2001年6月11日〜21日

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  <梅干し作り その1>

  おかあさんは去年はじめて梅干しを作って、思いのほか上手に出来たので、今年もはりきってます。 「NHKきょうの料理」のテキストに従って「甘梅干し」という減塩の梅干しを作ります。
  収穫した梅は全部で8キロ。 このまま2〜3日おいて黄熟するのを待ちました。 熟すにつれ家中にいい匂いが漂ってきます。
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  塩漬け。 梅を焼酎で洗って、10%の粗塩と氷砂糖をまぶし、梅と同じ重さの重しをします。
  だんだん透明のきれいな梅酢が上がってきて、10日くらいで最大になりました。 今年はカビが浮くこともなく、ここまではとても良い経過。 

2001年6月27日

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 <梅干し作り その2>

  赤じそ漬け。 赤じその葉を塩もみして固く絞り、梅酢と合わせると、きれいな紅色に染まりました。 梅に赤い色をつけるとともに、防腐作用もあります。
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  赤じそは裏も表も赤い色の葉を使ったほうが、きれいに仕上がるそうです。 とてもたくさん使うので今年は畑で栽培しました。 4月のはじめに種を播いて、ちょうどよい時期に収穫できました。 

2001年7月19日〜22日


 <梅干し作り  その3>

  梅雨が明けたので、さっそく土用干し。 晴天の続く4日間、昼夜を通して干すのが理想です。 ところが午後になるとにわか雨が来るので、その度に駐車場の車の上に移しました。 心配で外出できません。
  さあ梅干しの完成です。 大粒の梅は赤い色が少し薄かったかしら。 できたては塩からさが勝ってるけど梅の味が鮮烈。 上々の出来のようです。
  土用干しが終わって夏本番です。  

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