か ま い た ち の 夜 × 3
発 売 記 念 企 画
〜 お さ ら い 篇 〜

「かまいたちの夜×3」が発売されてから数年が過ぎました。
既にプレイ済み、全てのエンディングを見た……という方も
多数いらっしゃることと思います。
果たしてここで行った犯人&シナリオ予想の結果はどう出たでしょうか?
それでは検証いってみましょう。

お気楽予想再び・あなたは犯人?

公式サイトの人物紹介を参考に、予想してみました。
さあ、どんな結果になったでしょう?
(緑字がおさらい。多少のネタバレ含みます)



矢島透……大学生。
香山さんに主役の座を脅かされつつある元祖主人公。
主人公が複数になったことで、前回よりは可能性アップか?
可能性−3%
(前回予想−1%)

ゲーム開始時の主役までも香山さんに奪われる。
作品が進むごとに存在感が薄くなってませんか?



小林真理……某所で働いている。
三度目の正直(?)、いよいよ犯人に?
もしそうなったとしたら動機が何なのかとても気になる。
可能性−30%
(前回予想−30%)

可奈子や啓子がこれまでより目立っていたので
ちょっとワリを食ってしまった感が。



久保田俊夫……無職。
かなり精神的にネガティブに傾いているようなので
計画的な殺人なんて出来なそう。
可能性−5%
(前回予想−15%)

ネガティブどころかかなりのダメ人間っぷりを披露していましたが、
主人公の一人としてなかなか重要な役割を演じました。



久保田みどり……久保田俊夫の妻。
表立った登場は出来なそうですが、重要な人物に違いはないので
何らかの形でストーリーには絡んでほしいところ。
可能性−2%
(前回予想−15%)

主に面会室からのご出演。
最終的にはある程度救われたといえるでしょうか。



渡瀬可奈子……カメラアシスタント。
華やかな世界への未練は捨てられないらしいが、
やはり殺人者というタマではないように思える。
可能性−5%
(前回予想−10%)

この一年で実にいろいろあったようで。
強そうに見えてけっこう心が折れやすいようである。



北野啓子……OL。
今まで二作では地味な役どころだったので、
今回はついに重要な役割を演じる……かもしれない。
可能性−20%
(前回予想−20%)

なんと主役の一人に抜擢される。
推理(?)を披露したり意外な趣味が発覚したりなど大出世。



香山誠一……会社社長。
今回はなんと主人公の一人に。
犯人の可能性はぐっと低くなったと思われる。
可能性−5%
(前回予想−10%)

最初の主人公にして最初の被害者。
かと思いきや裏ではあれこれ大活躍であった。



春子……香山誠一の前妻。
1の頃もそれなりの怪しさを持っていましたが、
今回の正式な再登場でどうストーリーに関わるのか楽しみなところ。
可能性−15%
(前回登場せず)

相変わらず良い人だが、色々複雑な思いを抱えていたようだ。
そしてその思いは事件の根幹にも大きく関わるものであった。



美樹本洋介……フリーカメラマン。
久保田夫妻やOL達などと違ってもともと他の登場人物との関わりが薄かったが、
今回はやや状況が違っているのでそれがどう影響するか。
可能性−15%
(前回予想−15%)

冷静で頼りがいのあるところは変わらず。
しかし、大事な人ができたことが弱点になってしまったか。



−追加キャラクター(要反転)−

香山夏美……故人。香山誠一の妻。
夢枕に立つにとどまらず、三日月館でも
香山さんを手助けした。無事成仏した模様。


村上つとむ……小林今日子の弟。
一年前の大津波を生き残り、事件の裏で暗躍。
だが実際のところはそこまで悪人ではなかったようだ。


菱田喜代……故人。網曳村住人。
架空の人物かと思われていたが、実在していたと判明。
かなり悲惨な目に遭ったのも、やはり呪いのせい?


正岡慎太郎……故人。一年前の事件の被害者。
一年間、ずっとあれこれ館を探っていたんでしょうか。
「それほど悪い人じゃない」と評されて本人得意げ。


小林夫妻……故人。一年前の事件の関係者。
今回はセリフらしいセリフもなし。
とりあえず成仏できたようなので良かったか。


前作の予想は大外れだったわけですが、今回も正解には
近づけなかったと言わざるを得ない結果となりました。
まあ、今回の犯人と真相を完全に予想しきった人なんてほとんどいないとは
思いますが。特に○○篇で判明する事実なんかはインパクト大でした。



−シナリオ予想−

シナリオの種類と内容を予想しました。
さてその結果やいかに?
(緑字がおさらい。含ネタバレ)


・ ミステリー篇
これがメインですから当然。
解き応えある謎を期待しています。

無論ありました。前作の反省を生かして
ちゃんと推理要素があったので何よりでした。



・ オカルト篇
前作とは違う種類のものにしなければならないでしょうから、
付近で沈没した船の船員が幽霊になって……とか?

香山さん夏美さん大活躍の巻。
ミステリー篇(真相篇)や岸猿伊右衛門とも密接な関わりが。



・ シュプール篇2
供養も滞りなく終わり、今度はシュプールに集まった一行。
だが惨劇はこの舞台で再び……。前々作のファン必見のお話。

残念、ありませんでした。
仮にあった場合、麗子さんも容疑者になっていたんでしょうか。



・ コメディ篇
これ系もある可能性は高いかと。脚本我孫子さんだし。
前作までしか出てこなかった人物もここなら無理なく出てこられそう。

ありました。バカバカしいノリは健在で。
やはり「かまいたち」にはこれがないと物足りません。



・ 財宝探索篇
この一年の間に特殊訓練を受け、凄腕の秘密工作員となった透。
誰が敵か分からない状況で、財宝を無事発見して持ち帰ることができるか……とか。

財宝はあったんですが、話はありませんでした。
凄腕の工作員ならぬ凄腕の料理人目指して頑張れ透。



・ 脱出篇
島に仕掛けられた大量の爆弾から逃れ、生きて脱出することを目指すお話。
となると爆弾を仕掛けるのは……香山さんと春子さんか?

ありませんでした。
ある意味時限爆弾的な仕掛けはありましたが。



・ 昼ドラ篇
急展開やお約束展開なんでもござれ。もつれ合い、絡み合う人間関係。
紡がれる愛憎劇。だが最後にはホロリとくるお話。

なかったですね、やっぱり。
春子さんなんか、いかにも似合いそうな気もするんですが。



・ ようこそ底蟲村篇
木を切り、畑を耕し、動物を飼い、
底蟲村を都会のみんなが憧れる素晴らしい村にしよう!(笑)

あるわけありません。
バイオハザードみたいな村にしかならなそう……。



ある程度予想していたとはいえ、話の種類自体が少なかったのはやはり残念。
ザッピングシステム採用で真相篇の文章量がかなり多くなったことが、
どうしても他シナリオ作成に労力を割けなかった大きな要因なのでしょうか。




前作の予想結果はこちら



戻る