佐竹真一からエジプト便り

カイロで鰹のタタキ
Oct.26 2000


やったぜ!カイロでタタキ!

警備兵の銃弾を掻い潜る方法が見付からず、hihi。
31階のビルの30階のベランダでやった。hi
稲藁がすっかり乾燥しているせいか、煙はまったく出ない。
ほっとした。hi

いや、美味かったね〜。
藁で炙ると鰹の匂いが消え、香りが移る、ような気がする。
タタキの他に、刺身、粗焚き、はらみの塩焼き。
満腹じゃ。




鰹の骨が硬いね。
さしもの土佐打ち刃物も、のこぎりになった。
今度は、出刃包丁と刺身包丁を買わなくては。



七輪に藁を詰め込んで、火を点けると紅蓮の炎。
持っている網は、オーブンから。
バスルームのハンドタオルで巻いて、掴んだ。




ねぎは、時期はずれなので、冷凍してあったものをふんだんに。hi
ニンニクは、醤油付けの日の浅いものを。
だしは、ミツカン味ポン。
しょうがは、薬屋で買ったものを、おろし金で擂り下ろす。
わさびは、ハウスのチューブ入り。
ワカメは、理研の乾燥ワカメ。




左が、稲藁を調達してくれた農業の専門家。
右が、魚屋の情報を持ってきてくれた青年海外協力隊員。
木曜・金曜が休みの二人が、市場に出掛けてくれて、電話をくれたわけ。
朝11時から12時の間でないといい鰹が手に入らないらしい。
それに何時もあるわけではない。
地中海で今朝取れたものだとのこと。
アレキサンドリアからカイロに来たわけだね。




初めて、鰹を捌いたが、やれば出来るもんじゃ。hi
尤も、骨の周りに肉がたくさん残ってしまい、
贅沢な粗焚きの材料沢山出来てしまったが。hihi。

チチコを捨ててしまうのが惜しかったとか、
切れ味のいい包丁がいる、それも出刃と刺身用の二つともじゃ、とか<
色々反省している。

やっぱり高知の葉牡丹か…。hi


過去のページ
14 July 1999
13 Dec. 1999