「Drawing ,
大貫妙子」 (1992)
大貫妙子さんとは,シュガー・ベイブからのおつきあいだ。
デビューから一貫して清涼感溢れる清々しいボーカル,美しい楽曲を提供してくれる貴重な存在。どのアルバムが一番? と問われたら,とても返答に困ってしまう。
本作はニューヨーク録音を含む,(今はときめく)小林武史氏が共同プロデュースした作品。最もポップだった頃の作品の一つかもしれない。
アフリカをテーマにした"OKAVA NGO", スケールの大きい"White
Wolf",ダンサブルな"素直になりたい", 名曲と呼びたい"dreamland"など,大好きな作品揃いだ。
アルバム発表後に行われた"drawing tour"
は,これまでに見たことのあるコンサートの中でも指折りの感動を与えてくれた。
大貫妙子さんには,これからもずっと美しい歌声を聴かせてほしいと思う。