ルナサ
with ジョン・スピラーン
日時:2003年4月11日(金)
場所:渋谷クラブ・クアトロ
メンバー:ショーン・スミス(フィドル・ホイッスル),ケビン・クロフォード(フルート・ホイッスル),トレバー・ハッチンソン(ダブル・ベース),ドナ・ヘナシー(アコースティック・ギター),キリアン・ヴァレリー(イーリアンパイプ,ホイッスル)
コメント:
一昨年に続いて,ルナサのライブに行ってきました。いや〜 今回,本当に素晴らしい演奏でした。
定刻より20分ほど遅刻して入場,会場はすし詰め状態です。ジョン・スラピーンの歌は1曲しか聴けませんでした。続いてすぐにルナサの演奏が始まりました。
前回かつしかシンフォニーヒルズで見たときよりもリラックスしていて,客の反応もダイレクトです。一気に盛り上がった感じ。二部構成で合計2時間半を超える演奏は,最後までまったく飽きさせず,ときにしんみりと涙を誘いつつ,終始ダンサブルで楽しく明るいものでした。
ルナサの演奏力の高さは折り紙つきでしょう。一糸乱れぬというものですが,軽快でしゃれっ気もあり,個々のパートや見せ場も作りつつ,独特の編曲のセンスでスリリングな展開は,まったく退屈させません。
新作"Red Wood"のナンバーや馴染みがある旧作もおりまぜ,よく計算されたアンサンブルが見事でした。
休憩後に前の方に移動することに成功し,大いに楽しみました。ラッキーでしたね。前回同様ケビンのサービス精神あふれるお喋りも楽しませてくれました。
VIP席にはまたしてもピーター・バラカンさんの姿が(笑)。Aさんの姿も見かけました。
寄る歳なみにも関わらず,アイドル歌手のコンサート並みに拳を突き上げて踊るおねえさん達に混じって,立ちっぱなしの観戦も悪くはないな〜と感じた次第であります(^^;
まったく見当はずれな感想かもしれませんが,メロディーとリズムが一体になったグルーヴに,ロックを感じました。
そういうわけで,ジョン・スラピーンは最初の1曲とアンコールで2曲ほど見ただけなので定かではありませんが,見るからにアイリッシュという感じではありました。
追記
m-plantのサイトで,来日リポートが掲載されています。
http://www.mplant.com/lunasa/03tour.html