グニグニする愚痴日記
URLのあとに月日を入れると(例:#1101)その日にリンクいたしますので、直リン貼る場合は御活用ください


11月30日

親会社からの待機命令。

夕方17時過ぎ、親会社であるところのかつて派遣されていた所属の補佐級から電話が来る。自分は1年間一緒に仕事をしている。嫌な予感がする。

「ちょっと○○省から聞かれていることがあって、そちらから提出したものの算定根拠を知りたいのがいくつかある。月曜日中に回答しなきゃいけない。資料を作っていて、出来たらFAXするから、今日ちょっと残ってくれるかな?

とりあえず算定根拠なら担当者レベルである自分で答えられる(上司の確認も特に不要)モノだろうし、一応承諾する。ああ、これで帰りがけの秋葉は潰れたな。金曜日だから寄ろうと思っていたのに。

19時前、ようやくFAX到着。中身が結構重い。しかも2つ聞かれているうち1つは全くわからねえ。算定根拠と言ったって、今初めて見た先方の内部資料を送られて「この数字の算定根拠」なんて、普通答えられない。
もう1つのほうも、どのレベルまで資料を出したものか迷う。先方の担当係長(今年の4月に異動してきたので、私はよく知らない人)に確認するが、最終的には全部出さなきゃいけないかもしれない。
こんなに重いものじゃないだろうと思って、帰ろうとしている上司には「資料要求が来そうですが……月曜に報告します」と軽い気持ちで報告してしまった。
とりあえず、残っている唯一の上司に相談。お仲間の社に聞いてみてくれた結果は、「全部出すしかないんじゃないか?」

全部出すにしても、この算定根拠たるエクセルファイルは担当者の自分ですら理解するのに1週間かかった。このファイルを送りつけたはいいが、先方が週末かかって理解してくれるかは怪しい。しかも、たぶんやり方がちがうお仲間の社まで含めるとかなりの量じゃなかろうか、などと思いつつも説明資料のワードと算定根拠のエクセルをメール添付で送信。1つ目のほうは、個人的な推測を少し記述するが、やはり詳細な計算方法は分からないと回答。時刻20時半過ぎ。

その後数回電話をかけるも、先方は話し中で通話できず。1時間くらい経って、いい加減「帰りますので何かあったら月曜に」とメールを打ちかけたところに、先方の担当係長から電話が来る。どうも1つ目の「分からない」と回答したほうが問題のようである。

「分からないじゃ済まされない可能性があるんですよ。何かなかったんですか?」
「ここ10年間のは見たのですが、何もありませんでした。」
「もっと古いものは見なかったのですか?」
「古いものは業者に預けていますので」
「じゃあ業者から取り寄せて調べてください、月曜までに。」
「それは無理です。今からだと月曜に取り寄せの依頼をして火曜日に箱がこちらに到着する形になるので」
「月曜日に○○省に答えなきゃいけないんですよ!」
「無理なものは無理です!!」

対○○省が非常に重要な案件であることは承知しているんだけどさ。ついついキレかける。
結局火曜日でもいいから取り寄せることになった。

もう1つのほうは、添付したファイルを見てもらいながら説明。やはりエクセルファイルを見ただけではさっぱりのようである。

「じゃあちょっと中身を見させてください。またご連絡します。」
「その連絡は今日中にはいただけるんでしょうか?(頼むから『月曜』と言ってくれよ)」
「そうですね、今日中には」

言ったなこんにゃろう。今日は金曜日だからオレは何時でも待つぞ。まず今日中と言ったからには24時を過ぎて電話してきたらアウト。そっちから待機をかけてきたのだから、待機解除の連絡を貰うまでは27時だろうが28時だろうが待機してやる。さすがに29時になったら電話してやろうか。先方が待機解除の連絡をし忘れて帰ってしまっていたら、どういうキレ方をしてやろう。あれ、なんだかすっげぇワクワクしてきたぞ

とりあえず時刻22時前。長丁場を覚悟し、コンビニへ食糧買出し。ネットサーフィンして時間つぶし。昔も今も、時間つぶしの相場と言えばウィキペディアである。

23時45分、電話が鳴る。期待して取る。最初に電話してきた補佐級からである。
「もうちょっと時間かかりそうだから、今日のところはいいです。待機は解除で。週末も来なくて結構(←誰が行くか!)」

15分の余裕を持って連絡してきたのが何ともアレだが、とりあえず待機解除バンザーイ!
とは言っても、この結果を月曜日にどう上司へ報告しようか考えたりしているうちに日付を跨いでしまう。0時15分撤退。

そんなわけでどろっぷさんの11月は、その6時間前には全く予想だにしなかった「職場」で幕を閉じたのでありましたとさ。


11月28日

皿洗いが……

ブログなどで紹介されているスレは概ね流し読みをして終わってしまうのですが、こればかりはもう一度読み返してしまいました。
この妹は面白すぎだ。


さて閑話休題。
ガス湯沸かし器が、点きません。

2週間前は点いたんだがなあ。自分が越してくる前からずっとこの部屋に付いていたやつで、確かにぼろい。前にも点かなくなったことがあってわざわざガス会社の人を呼んだのですが、原因は電池との接着部分が錆びていたからだったりしました。
それ以降はこのためだけに紙やすりを買って、点かなくなるたびに研磨をしつつ凌いでいたのですが、このたびはどれだけ研磨してもスンとも動かない。いよいよ寿命が来たのかもしれません。


ガス湯沸かし器が、点きません。真冬はすぐそこです。


11月27日

ご愛読ありがとうございました!

はい、というわけでP2終了。
去年の今頃の超低空飛行から知っている者からすれば、よく1年持ったなと思います。
その間にユンボルが終わって太臓が終わってボーボボが終わってラルグラドが終わったことを考えれば、それらに勝ってきたわけで。

まーあれだ、今週のジャンプはしばらく保存決定。
赤マルで続きが描かれるときに話を忘れていたらアレなので、という表向きの理由のほかに泣きじゃくるアキラとかアキラママとかに萌えているなんて裏の理由もあったりする自分は絶望官僚さんの求めに応じて胸を張って一歩前へ出ましょうとも!


11月25日

点と線

昨日今日とTVドラマで放送中です。両日とも録画。今日は昨日の録画分を観賞です。

私は原作本を持っているのですが、よくもまあ200ページの文庫本の内容を5時間まで膨らましたものです。いろいろと追加要素もあります。鉄道ファン的にも申し分ない内容です。

さて元エセ役人的に改めて見ると、いろいろ興味深い。汚職事件が進行している省庁は、原作では某省でしたがドラマで某省では現実味がないからでしょうか、産業建設省というどこかとどこかをがっちゃんこしたような名前になっていました。ただ汚職の内容が環状道路建設云々だったので、もとは建設省のほうでしょうか。今なら某A省でしょうが。
石田氏が部長から局長に設定変更されていた理由はよく分かりません。

もう一つ、原作にも出てくる登場人物に、石田氏の部下で佐々木という事務官が出てきます。この事務官は原作では事件後課長に昇進することになっています(ドラマ版ではまだそこまで進んでいないので知りませんが)。
今の制度で言えば事務官といえば一番下っ端なのですが、そういった人物が一気に課長に昇進するもんでしょうか。部長とか課長補佐とかいう役職名が出てくる中で、事務官という職級を松本清張が知らなかったとは思えませんし、あるいは昭和30年頃は事務官という職名が課長に近い職級だったのかもしれません。ドラマを見る限りでは「事務官室」という個室まで持っていて、さらによく分かりません。ドラマ中でやっていることといえば石田氏のスケジュール管理くらいで、やはり下っ端のようなのですが。

当時の国家公務員制度に詳しくないので答えは分からないのですが、霞ヶ関に派遣されて、その後で改めて点と線を読み返してからずっと気になっていたことなので敢えて書かせていただきました。


11月23日

原稿が終わらない

3連休の初日だというのに、引き篭もって原稿。
12ページは終わったんだけど、残り8ページの原稿を纏めきれず。


晩御飯を買いに、近所のほっかほっか亭へ。
ここは夕方の時間帯は常に混雑しているところで、私もあまり使わないのですが、今日はほっかほっか亭の気分だったので仕方ないです。
何で混雑しているかって、明らかに人が足りないんですよ。受付と厨房で3人しかいない雰囲気です。
注文するのに10分(3人前に並んでいたDQNが迷った末にキャンセルとか時間かけたせいで)、商品ができるまで30分。
当然その間立ちっ放しです。もはやホカ弁屋さんの待ち時間の許容範囲ではありません。
6時少し前にいったのだけれど、もっと早くないとダメか。


11月21日

腐ったミカン

ミカンを1つ100円で売らなければならない法律があるとします。

法律が改正されて、ミカンを1つ150円で売らなければならなくなりました。
ただし、腐ったミカンについては「なお従前の例による」こととされ、1つ100円で売ることとされました。

さて、「腐りかけているミカン」は1つ何円で売ればいいのでしょう?


物凄く変なたとえですけど、まあそういうことなんです。
ある制度があって、今までは条件Aを満たそうが条件Bを満たそうが全て同じだったのに、制度が変わって条件Aを満たすときの方法が本則に規定された。
もともと経過措置的な条件Bは、改正附則で「なお従前の例による」こととされた。
さて、条件Aと条件Bの両方を満たすときはどうなるのだろう、というものです。


こんなもので1週間考え込んでいます。自分法学部卒じゃないのであんまり聞かないでくれませんかねえ>職場の人
こうやってまとめてみると何か見えてくるかと思ったけど、結局何も分からなかったりするorz


11月20日

全部ミクバージョン

駅前のスーパーのレジ係では後藤さんがお気に入りのどろっぷさんです。わざわざこの人のレジを選ぶことがありますし、今日のようにシフトに入っていないととても残念です。


久々にニコニコを覗いたら、どうも私のアカウントでも24時間接続できるようになったようです。これで毎晩つなぎ放題であり早起きする必要性がなくなると同時に、睡眠不足が懸念されます。
ニコニコももっぱら初音ミクしか見て(聴いて)いませんけど。最近はミクの歌だけでなく、伴奏も全てミクという曲を好んで聞いています。
アカペラだったり、ギターやベースパートをそのまま歌わせるのもありますが、折角のミクという技術なのですから、ただ歌わせるだけではなく有効活用すべきだと思うのです。


11月19日

なんとか生きてます

体調は万全ではないですが、休むわけには行きません。来月コミケ準備休暇を頂くためには


11月13日

来年の確定事項

セリーグの最下位だけは決まったような気がします。4番と絶対的なエースが抜けてしまえばなあ。
某掲示板では「もうやめて!広島の主力はとっくにゼロよ!」みたいなスレも立ったりして悲愴感たっぷりです。来年度は広島遠征を最優先事項で。

もちろんYFK総崩れのどっかのチームも順位転落は免れそうにありませんが。


11月12日

年末進行予定表

来月の24日が休みなのは、その日も含めて3日間で印刷を行えというサンタさんからのクリスマスプレゼントなんですよね!

22〜24 印刷
30 製本
の方向で。

branchさんが霞ヶ関グルグルへの寄稿原稿を加筆修正のうえWebサイトにアップロードされております。改めて読みましたが、非常に興味深い文章です。
ところで当該同人誌にはどろっぷさんも寄稿しているところであり、branchさんが公開されている以上どろっぷさんも公開すべきではないかとの声が想定されるのですが、似たような内容の原稿を今夏コミで空白の2年間本として頒布しているところであり、もうその内容で充分でしょと思われることから、当該原稿のアップロードは行わない所存であります。
また、空白の2年間本のアップロードについても、本の中身が派遣先省庁の中身に突っ込んだ内容であり、身分バレするおそれがあることから、これまた行わない予定であります。冬に少量再頒布する可能性はありますが、あくまでコミケという狭い世界でのみの頒布になります。
ネットという広い世界での諸々は、ブログが職場バレしかかったという事実以降少々引き気味での対応になりつつあります。

そんな思いと平行しながら日本テレビの夕張特集を視聴すると、いろいろ複雑な思いが。夕張に金を落としたくなるようなこれまた興味深い内容でした。


11月8日

もうジョニー再雇用しかない

ロッテYFKのうち、

Y(薮田)……FA宣言。国内移籍やメジャーも視野
F(藤田)……戦力外通告。すぐさま巨人に拾われる。
K(小林雅)……FA宣言。国内移籍やメジャーを視野

見事に崩壊しそうです。薮田はまだ残ってくれるかもしれませんが、小林は微妙、というか要らないと思うんだ薮田がいれば。
しかし数年前は「今日の先発は薮田だから負けを覚悟で」だったのに今やFA、メジャーですか。
藤田はもったいないというか。こんなにすぐさま巨人が飛びつくなら、トレード要員にして小坂を返して貰うという手があったんじゃないのか。

しかし本当に来年がいないな。荻野川崎とあと1人。黒木を再雇用してKOKとかどうですか??


11月7日

雑務処理日

水色の封筒はまだ来ません。
某掲示板によると、船橋は全般的に遅いようです。3日程度の余裕を持たせることを承諾した冊子小包で発送すると受付確認ハガキには書いてあるのですが、東京からの距離はあまり関係ないのでしょうか。
確か前回も遅かった気がするので、気長に待ちます。結果はネット検索で一応分かってはいるのですが。


今日は年休を取って、本を片付けたり、お金を振り込んだり、郵便局の口座を解約したり、みっくみくだったり。
郵便局の口座は全然使っていなくて、今日ほぼ4年ぶりに「解約前に」とばかりに記帳しました。そうしたら、この日にカードで2000円払い込んで、「株式会社 流川ジ」というところに送金している形跡があるのです。全く記憶がないんですよね。解約するついでに窓口で郵便局名を聞いてみると、東京中央郵便局だとのこと。付近のATMでもなく、その郵便局だというのです。
そんな日ですから、当時の職場から有楽町線桜田門まで歩き、新木場経由で海浜幕張に急行しているはずなのです。東京中央局に寄るはずがありません。
ちょっと気味悪くなったのですが、解約するんだからいいやと考え直し。

みっくみくは、やはり平日だと繋がりがいいなあ。先技術であるKAITOと「冬が来る前に(紙ふうせん)」のデュエットなどを聞きましたが、先技術のほうもバックコーラスやハモリ程度だったら充分聞けるレベルですな。ただこれがメインボーカルになるとミクに劣って聞こえるわけで、紙ふうせんやチェリッシュなら大丈夫だけどトワエモアだと厳しいという感じでしょうか(例えが古すぎます)。


11月6日

はずれくじのほうが欲しい

先週くらいからでしょうか、またセブンイレブンで700円買ったらくじを引いていらないものを貰い受けるサービスを始めたようで、今日までに4回くじを引いて当たりが1回、はずれ(応募券)が3回でした。

当たりは棒アイスだったのですが、そのアイスを袋に入れてもらって帰る途中、ふと考え込んでしまいました。

アイスなんかを持って家に帰るのは、何年ぶりのことだろう??

ここ最近、家でアイスを食べたという記憶がありません。外出時などは食べたかもしれませんが、かなり記憶が曖昧です。
少なくとも今年と去年は買った記憶がありません。霞が関にいたころは職場で夜食代わりにpinoを食べていましたが、家で食べた記憶はロクにありません。
5年近くは買っていないんじゃないかと思います。
そして当然のごとく、買ったアイスはいまだ封すら切られていません。

ところではずれ券が3枚でライカのデジカメが応募可能なのですが、いったいはずれ券3枚をもってデジカメを応募する人が日本に1000人いるんだろうか??
もうデジカメを貰った気分になっているのですが。はずれ券の3枚目は今日貰ってきたのですが、むしろ「はずれ出ろ!」と念じてくじを引いていました。
ライカってのがいいですよね。うちの嫁が使っているのもライカらしいので、ようやくお揃いになります。


11月3日

超ローカル話

最近は地方のバスに乗りたい病にかかりつつあるのですが、たまには地元にも目を向けないといけません。今日は地元のバスに乗ってきました。

船橋駅に出ます。船橋駅から最も遠いところに行くバスは小室駅行があります。これには乗ったことがあるのですが、45分近く走っても船橋市内を一歩も出ないという凄いバスです。そういえば船橋駅北口を出発する新京成バスは鎌ヶ谷大仏行を除いて市内を一歩も出ません。
次に遠くに行くバスが豊富農協前行きです。小室線とほぼ平行に走って、小室駅行の4分の3くらいの距離まで行くバスです。これに乗ってみようと思うのですが、このバス系統は1日4本しかありません。8時台に2本と10時、12時です。午後のバスは途中の北習志野駅か古和釜十字路止まりになってしまうのです。最終の12時に乗るべく、11時半過ぎに船橋駅に着きました。

11時45分発の芝山線飯山満駅行きがいましたが、ほとんど誰も乗りません。私の前にはおじいさんが1人待っています。発車2分前にバスがやってきました。豊富線の本数の少なさに比例してか、最近は中型バスばかり入っています。なんとかポールポジションを抑えます。
客が全員座れるくらいで発車。市場通りを東進し、駿河台を左折し県道8号線を北上します。と思ったら吹上交差点で右折。そういえば路線変更があったと聞きました。その理由は、次の停留所である船橋整形外科ではないかと察せられます。ここから雄鹿野を通り、本来のルートに戻ります。

かなり賑わっている界隈は、もう芝山です。芝山3丁目の交差点を曲がると、おそらく飯山満駅でしょう。しかし豊富線はまっすぐ高根木戸を目指します。この芝山から高根木戸までもお店が途切れることはなく、なにげに小室線よりも賑わっているんじゃないかと思われます。そのまま高根木戸駅着。まだまだ直進です。さらに行くと、高根台団地。習志野台団地とも繋がる、一大団地ゾーンです。新京成電車も高値公団、高根木戸、北習志野とこの間に3駅もあるくらいです。
刈米を過ぎるとようやく住宅地が途切れてきました。田舎ゾーンに入ってきます。古和釜町に入ってしばらくすると古和釜十字路。県道57号線との交差点です。北習志野発のバス路線も半分がここで折り返します。交差点を少し過ぎたところにバス折り返し所があります。ここから先に行くのは北習志野発の小室駅行とセコメディック病院行が毎時1本ずつ、加えて1日4本のこの豊富農協前行です。
さらにバスに揺られること8分、終点の豊富農協前に到着。バス折り返し所はなさそうなのですがどうするのだろうと思っていたら、そのままセコメディック病院方面に走り、しばらくすると回送バスがこちらにやってきました。病院で折り返して古和釜で休憩するのでしょうか。
ここまで乗った客は、私のほかは高根木戸駅から乗車してきた4人組のみ。実はこの4人組の会話を聞いていて、ちょっと後悔していました。というのも、彼らは豊富農協前から三咲方面に少しいったところにあるアンデルセン公園目当てだったのですが、アンデルセン公園で今緑化フェアをやっているのを思い出したからです。帰りのバスが混みそうな予感。

そうそう、その帰りのバスですが、豊富農協前から13時50分くらいにある模様です。さすがにあと1時間は待てないので、三咲行のバスに乗車して三咲でバスを乗り継いで帰る所存。三咲方面にバス停2つ分歩けば県民の森というバス停もあり、そこから小室駅発船橋駅行を捕まえることも可能ですが、ちょいと接続がよくありません。
「豊富農協前」というからにはJAがどこかにあるだろうと思っていたのですが、見当たらず。撤退したのでしょうか。
通常三咲方面のバスは毎時2本であるところ、土曜日ダイヤの12時台はなんと5本もあります。その5本目に乗れそうですのでバス停でしばらく待機。そのうち暇になってきたので、隣のアンデルセン公園バス停まで歩いてみることにしました。僅か3分ですが、途中にJA市川市を発見。ようやく見つけたJAですが、なぜ市川?

アンデルセン公園バス停には既に何人か待ち客が。彼らの後ろで並んでいるうち、今更衝撃の事実に気付きます。先ほど「土曜日ダイヤの12時台は5本」と書いたのですが、今日は文化の日。祭日ですから日曜ダイヤで走っているはずです。下手をするとまだ20分待たねばならない最悪の状況ですが、予定より5分多く待っただけでバスが来てくれました。ふう、助かった。
三咲行バスは、アンデルセン公園でほぼ全員が座れる程度。のんびりと走ります。何度か通った道ですが、往路の高根付近ほどの賑わいが感じられません。というか、三咲駅からして高根木戸に及びませんから。お昼時なのでマックでもあればよかったのですが、そんなものもなく。
三咲駅では始発の船橋駅行きに接続し、これに乗車して帰宅しました。

船橋駅から北東方面には今回ほぼ初めて訪れましたが、とくに芝山から刈米までの賑わいが印象に残りました。芝山から高根木戸はあれだけ賑わっていて毎時2本しかバスがないのはなんでだろう。小室線が滝不動を過ぎるとローカルっぽくなってしまうのとは大違いでした。
とりあえず豊富線の本線は乗車しましたが、北東方面は北習志野駅方面と芝山線飯山満駅行、それから船橋グリーンハイツ線が残っています。前者2路線は東葉高速線とも絡めて乗ってみたいところ。


11月2日

恐るべき県境現象

先日通った浜松から鷲津までのバス路線ですが、実は宮脇俊三さんの「東京−大阪・国鉄のない旅」(『旅の終わりは個室寝台車』に収録)に出てきた路線だということが本を読み返して判明しました。
昭和57年9月の時点で東京から大阪まで、国鉄をバスを含めて一切使わずに行ってみるという物凄い旅ですが、その最難関である浜松−豊橋間に登場します。豊橋に着いてしまえば名鉄〜近鉄を使ってゴールが見えてきますし、浜松までは新宿−(小田急)−新松田−(富士急バス)−沼津−(富士急バス)−静岡−(遠鉄バス)−浜松とスムーズに来られるのです。
もっとも新松田−沼津便は1日1本、沼津−静岡便は1日2本だったりするのですが。

本文をベタ打ちすると

 浜松駅前には各方面行のバス停が並んでいたが、肝心の「鷲津行」が見当たらない。乗るべき鷲津行は15時03分発のはずで、ほとんど時間がない。「湖西市役所」と大書された札の経由地の中に「鷲津」という小さな文字を見つけるやいなやバスがやってきて、すぐ発車していった。
 鷲津行のバスは、これまでの東名高速道経由とちがって、旧東海道を走る。杉並木をかすめ、弁天島へ渡り、浜名湖を右に眺めながら新居の関所跡を過ぎる、というふうに見るべきものがいろいろあり、たのしい路線であったが、停留所が非常に多く、小中学生がふざけ合いながら乗り降りして、遅れ気味である。鷲津での接続時間は9分しかない。藍君は腕時計ばかりを睨んでいる。
 鷲津の鄙びたバス停に着いたのは、五分遅れの15時55分であった。
 待つほどもなく、15時59分発の三ケ日行きが来た。新居役場始発の遠州鉄道バスである。

となっています。杉並木、弁天島、新居の関所とまさしく自分が通った場所であり、偶然にも偉大な先人と同じルートと辿れたことにはびっくりです。

宮脇さんの旅はこのあと、三ケ日行きのバスに乗り、途中の「大知波入口」というバス停で降り、ここで三ケ日始発の豊橋鉄道バスをとらえて豊橋まで行くルートになっています。要するに、バスを3本乗り継いで浜松−豊橋を走破するのです。

現在は残念ながらこのルートのバス路線はなさそうな気配。豊橋鉄道バスや遠州鉄道バスのページを見てもそういったバス路線は見当たりません。新居町や湖西市の自主運行バスがあるようですが、県境を越えるバス路線はちょっと見つけることができませんでした。
というより、当時新松田から豊橋まで乗車したバス路線のうち、現在も残っているのは浜松−鷲津のみのようです。

まあ今「JRを使わずに」行こうとするなら、深夜バスが何本も走っているし、仮に昼間に決行しようとしても静岡までしずてつジャストライン、あるいは浜松まで京王バスで出ればそこから中部国際空港行のバスがあるわけで、苦労することなくJRなしで大阪に着けてしまうのです。情緒のない時代になったもんです。



いろいろ調べていたら、こんなサイトが。

とりあえず、浜松−豊橋をJR或いは中部国際空港行バスを使わずに越えようとするなら、天竜浜名湖鉄道経由の新所原から歩いて県境を越えるか、本長篠を経由して豊川に出るルートしかないようです。これが県境というやつか。


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