S ■ご案内 ■メモ ■写真 ■食べたもの  ■socialtunes
 
2005年12月
  → 最新のメモへ戻る   → バックナンバーリストへ


2005.12.22   

東京〜神奈川メモ 05/9/24-25をアップ。
       
観たり、聞いたり、話したりしたことも、
数日、数週間、数ヶ月、数年と
いろんな速度で沁みこむものなのか。
それぞれに見合った時間をかけて。
と旅から3ヶ月過ぎて、まとめている理由探し。
        
茂田井武の古い旅の絵本は、
旅を終えて何年も過ぎてから記憶を元に書かれた
旅の風景だったなと思い出す。
         
『私の描きたい絵は印象のレンズを通して焼きつけられた、
 脳中の印画というべきもので、記憶にひっかかって抜けないもの、
 過去の印象の鮮やかなものたちである。』
         
茂田井は脳中の印画から絵を描いたけれど、
わたしは、デジカメに頼って思い出している。
次々と画像を観ていると、頭の中でビデオを再生するように
そのときのことが流れ出す。
それを書くことで、記憶がより確かなものへと変わっていくのかも。


2005.12.19   

展示終わりました。
ご来場、ありがとうございました。
虫干しすることができて、
一区切りついたような気がします。
週末はぼんやりしていましたが、
今日になって、急にやる気がでて、
何か別のことを、などと考えたり。
        
------
昨日、日曜美術館のアートシーンを観ていたら、
森美術館でやっている杉本博司の展覧会が紹介されていて、釘付け。
観たいなあ。巡回はどこだろうと思ったら、アメリカとか。
写真は、現実を切り取るものと思っていたけれど、
最近、そういう考えの枠がはずれつつあったので、是非、観てみたい。
「ジオラマ」「劇場」が気になるところ。
電車や高速バスの時間や宿情報を調べていたけれど、
今週末は無理かな。
高速バス前後車中2泊はきつい、でしょうね。
1/9までなので、年明けた後の連休にしようか。
        
杉本博司:時間の終り
2006年1月9日(月・祝)まで
森美術館 六本木ヒルズ森タワー53F
 開館時間:月・水〜日10:00−22:00 火10:00−17:00
        
------
図書館で借りた本
     
封印された星―滝口修造と日本のアーティストたち/巌谷國士
美しい装丁。
最初の瀧口修造について書かれた部分を読んだ後は、拾い読み。
慶應義塾大学で先日までやっていた展示、
「瀧口修造1958 旅する眼差し」観たかったなあ。
10日間だなんて期間が短すぎる。
リバティ・パスポートやたくさんの写真など、充実した展示だったみたい。
この本の出版の時の展覧会も今さらながら、行きたかったと思う。
巖谷國士美術論集出版記念展
                
すべてきみに宛てた手紙/長田弘
引用したい文章がたくさん。読むということについて、本についてとか、
ここのところの自分テーマの記憶についても、ヒントになるかも。

「 人は記憶によって育てられ、その記憶にみちびかれて、
 自分にとって大切なものを日々のうちに手にしてきまし
 た。人の人らしさをささえるのが、記憶です。記憶は、
 しかし、何もしないでどこかにあるものでもなければ、
 自分のなかにもともとあるものなのでもありません。人
 それぞれがみずから時間をかけて育てなければならない
 のが、記憶です。」
          
「記憶が果たすことというのは、「覚えている」というこ
 とではなく、みずから「見つけだす」ということです。」


2005.12.12   

展覧会始まりました。
       
展示の様子はこちらでご覧いただけます。
     
会場にはいたりいなかったり。
事前に連絡を頂ければ、いるようにします。
今のところ、火曜の夜と
最終日(昼くらいから18時まで)はいるつもり。
       


2005.12.09   

昨夜、友人から嬉しい知らせ。
よかったなあ。本当に。本当に。
       
朝靄がきれいで、窓を開けてぼんやり。
       
今日、搬入。


2005.12.04   

「記憶を放つ」
12月11日〜16日
カフェサンルウさんにて。
100枚以上の写真を使ったインスタレーション。
記憶の虫干しをします。
ゆらめく色とりどりの記憶の空間を
どうぞ、ごらんくださいませ。
           
フライヤーはこちらからご覧いただけます。
早速誤字発見でしょんぼり。
でも、そのまま配っちゃいます。
ばれるかしら。

----------
やっぱり、心を入れ替えて、
朝に訂正入れて、印刷し直して、
サンルウさんにお届けしてきました。
----------