木曽観測所(その2)


 1979年夏〜秋の木曽観測所です(最後の数枚は1985年頃)。
 林の中に見えるシュミットドーム。
 ドーム部の拡大(望遠で撮影)。フィルムが変色して色が変ですが・・・。
 噴火する御岳山。この時も御岳山が噴火したのでした。
 別アングルからのシュミットドーム。
 本館下の駐車場です。
 付近の山道。冬には雪が積もります。
 乾板測定器の一つ(私は使った事が無い、と思う)。
 乾板保存庫。最近になってスキャナを用いて全乾板のデジタルデータ化が完了したそうです。
 工作室。優秀な技師がいて大抵の電気工作などは所内で行ってました。
 食堂です。岡山ではドーム内で夜食を食べましたが、木曽は数百メートル歩いて本館に帰って夜食を食べます。
 観測を中断するわけにいかないので交代で夜食を食べに行くことになります。
 天候が悪く終夜回復の見込みがないとわかると酒盛りが始まります^^。
 厨房です。夜食は自炊で、昼間の米が結構残っていてチャーハンを作ることも多かったですね。
 昼食は曜日によってメニューが固定されてました。金曜のカレーは美味しかったが、水曜のうどんは午後2時過ぎに起きて行くと冷えているうえに伸びきっていて食べても食べても無くならないと言う良くない思い出もあります。
 木曽観測所へは観測以外に測定で訪れることも多かったです。これは夜間にパジャマ姿でアイソフォトメーターで測定中の写真。アイソフォトメーターは一種のスキャナでラインセンサで乾板の濃度を読み込みます。修士論文の研究ではこの装置を使いました。
 1984年の長野県西部地震で損傷を受けドームを修理中(これ以降は1985年頃)。
 雪が残っていいる本館周辺。
 新規に導入された乾板測定器(PDS:Photometric Data System)。
 懐かしいNEC PC-9801。天気が悪く暇な時は信長の野望(初期バージョン)をやってました。
 1985年に結婚してからMR2で通っていた頃。
 私が研究していたおとめ座銀河団の写真。この銀河団の261個の銀河の定量解析を行い学位論文を書きました。

 おとめ座銀河団は距離約6000万光年の距離にある千数百個の銀河からなる銀河団です。我々の銀河系は、おとめ座銀河団を中心とする超銀河団の外れにある、数十個の銀河から構成される局所銀河群に属しています。

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