船上の街




実写版パタリロの登場が一部で話題になった(うそ)
フェリーニの「そして船は行く」のサントラ盤LPは、
物語の舞台となる巨大な船と、船に乗っていた犀を背景に
主要な登場人物をあしらったイラストがとても素敵なので、
ずっと、誰が描いたのか気になっていました。

この間、久々に音盤に針を落としながらしげしげとイラストを見ていたら、
以前は見落としていた「TARDI」と言うサインのあることに気づきました。
早速、画像検索で調べてみると、ジャック・タルディという漫画家であることが判明。
いわゆるバンド・デシネの作家さんだったのですね。

そういえば、サントラのジャケットには左側に
上から、イタリア語、英語、ドイツ語で英語のタイトルが書いてあるのですが、
(もちろんこの映画はイタリア映画です)
肝心のイラストには、フランス語のタイトルが・・。
ジャケットの裏面を良く見れば 「Distribution exclusive France RCA]とあるではありませんか。
そうか、このサントラはフランスバージョンで、
ジャケットのイラストは、おそらくフランス上映時のポスターなのかも・・。

そうそう、フェリーニ自身も戦後ローマに駐留していたG.I相手に
似顔絵専門店を営業していたほどの人で、
強烈なイラストを描いていました。
「フェデリコ・フェリーニイメージ画集」(TOKYO FM出版)で
彼が映画のために描いた絵を見る事が出来ますが、
「道」のジェルソミーナなんて絶品です。

「そして船は行く」の船のイメージにはかなり影響を受けていて、
↑な絵を描いたりしてたなあ。


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