コンテストレビュー
昨年、電信シングルオペハイパワー2位に終わったALL JAコンテスト、今年はいかに!?…という事で今年もシーズン到来、なんとか参加できました。
<コンディション>
★ 21時〜8時
例年と大きな違いの内ハイバンドは全く聞こえず、ローバンドが良く聞こえる感じでした。中でもスタート直後21時台の119QSOは、国内コンテスト電信で自己ベスト更新です。自分のコールを打ちリセットという事がしばしばありました。
★ 9時〜15時
21メガが結構聞こえてスポット的に28が開くという状況です。ある程度の時間は21が安定して開けていた様に思いますが、マルチバンドでは、安定している=その上のバンドが開けつつあるという事でQSY時のタイミングを判断するのに気を使いました。
★ 16時〜19時
マルチの詰めという感覚から深追いしばし、QSO/マルチ比低下により戦略変更によりある程度形になってきました。とは言え、居眠り運転多発時間帯。幻覚も結構あり。
★ 20時〜21時
手堅くQSOを積みフィニッシュ。
<ハードウェア>
昨年参加したコンテストにおいて結構ハード面での見直しを行いました。そのうちいくつかについて、今回成果として実感する事が出来ました。
★ バンドスコープ
今回の50メガのオープンは、3〜5分程度のタイトな物多かったです。IC756PROのバンドスコープは的確にこれらオープンをとらえてくれました。既にHFで2RADIOを聞いている状況で余裕のある目視で状況把握ができるというのは大変便利です。
★ ルーフィングフィルター
昨年末にIC775DXUに搭載した米国INRAD社製の1stIFに入れるROOFING FILTER、今までマシに使うシチュエーションがありませんでしたが、今回は7メガを中心にこのリグを割り当てましたが、バンド内が確実に普段より静かに感じました。S&PでのQSO実績をログで確認すると例年のコンテスト時と同様に混み合っていた状況と思います。
★ 連続可変IFフィルター
IC756PRO以降採用されているDSPによるIFの連続可変可能フィルター。
最近この便利さに慣れつつあります。RUN中、RIT以外にもいじる事がしばしばあり結構聞きやすくなります。
スタート前の準備中に機器故障など多少のトラブルはありましたが、スタート後なんとかゴールまで完走できました。QSOいただきましたみなさんありがとうごさいました。
DE JR8VSE/佐々木敦
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