[解説]
デ・ハビランド・カナダ DHC-1 チップマンクは、カナダ空軍やイギリス空軍、その他各国の空軍の初等練習機として第二次大戦後の長い間活躍した、全金属製タンデム複座型単発の初等練習機です。チップマンクは複葉練習機タイガーモスの後継機として開発されました。
チップマンクの試作機は1946年5月22日に初飛行しました。評価の結果、イギリス空軍とカナダ空軍は初等練習機としてチップマンクを採用しました。
イギリス空軍は英国で生産されたチップマンクを735機受領しました。カナダ空軍は初号機を1948年に受領し、1972年まで使用しました。217機のチップマンクがカナダで生産され、1000機以上が英国で生産されました。さらに、1955年から1961まで、ポルトガル空軍向けの66機のチップマンクがポルトガルでライセンス生産されました。
この紙飛行機は英国で生産されイギリス空軍で活躍したチップムンクの48分の1のスケールで再現した紙模型です。丁寧につくって上手に調整すれば30秒以上滞空することも可能です。
■ 作り方