4日目:ゴルド、セナンク、ボークリューズ


本日はプロバンスを街をちょりちょり寄り道しながらアヴィニヨンまで。旅行中にはおしゃれモードが発動しているので、思わずミニのワンピースなど着てみる。ツアーの人々は普段の僕の服装など知る由もないので、「あら、かわいいじゃない」とか言ってくれちゃう。ぬふふ。日頃こんな服なんてきたらきっと皆には「熱でもあるの?」と聞かれちゃうところだけどね。
まずはゴルドの町を見渡せる展望台に。渓谷の向こうの山(丘みたいに見えるが)にちょこりんと街がある。結局昔の町というのは、敵に攻められたときを想定して作られているので、守りやすいように山の上に作られていることが多い。エズ村なんかと同じことだな。この町の場合、その町全体を渓谷の向かい側から眺められるから爽快。古い町並みがそのまま残っていて、なおかつそこに人が住んでいるというのはすごいことだよね。というか古い家のほうが資産価値が高いというのは、日本とはまったく逆の話なんだけど。
次に向かったのはセナンクの修道院。旅行のパンフレットなどに使われるプロバンス地方のラベンダーのきれいな景色、というのは実はほとんどはこの修道院の周囲の景色らしい。この修道院はラベンダーを栽培して、そのエキスを使った香水や石鹸などを作って売ることによって生計を立てているらしく、修道院の周りはラベンダー畑だらけ。まぁ北海道の修道院がクッキーとかバター飴を作っているのと同じ原理だな。しかしラベンダーの場合、絵的にもグー、商売的にもグーなので2度おいしい。のかとおもったらちがうらしい。ラベンダーの花は、香水などに利用するためには完全に花が開いてしまう前に刈り取ってしまうのだ。そうしないと商品としては使えないとか。つまりセナンクの修道院の周りでも、一面ラベンダーの花が満開、という状況はそうそうないのだそうだ。写真の景色は、意図的にカメラの視界の部分の花の刈り入れをしなかった場合のもの。なぁんだとは思ったけれど、でもきっとこれだけの広さの畑であれば、ラベンダーの花が満開でなくて、咲き始めであっても、きっときれいなんだろうな。だがしかし、僕らが行った時期はもうすでにラベンダーの時期は終わりに近し。すべて花は刈り取られていたのであるよ。とほほ。(いや、わかってたけどね)。いいもん。きれいな絵ハガキたくさん買ったから。
次に向かったのはボークリューズ。大量の水が涌き出る泉だそうな。お日様がぎんぎんに頑張っている天気の中、泉、という響きだけで魅惑的。この時期は渇水期なので一番奥の泉からは水が流れていなかったが、それでもどこからか続々と水が涌き出ていて、川からはザーザーという水が流れる音が聞こえてくる。うーん、きもちいい。水は冷たいしきれいだし、木漏れ日が水面に反射してきらきらだし。ここは日本人にはほとんど知られていないポイントらしいが、絶対来る価値あり。というか泉に水があふれている時期(春か秋らしい)に僕ももう一度来てみたいなぁ。
で、アヴィニオン到着。ローマ法王が一時にアヴィニオンにいたということで法王庁でかい。まぁローマのサンピエトロに比べたらでかくないかもしれないけど。慌てて作って増築をしていったせいか、いまいち統一感はなし。建物としての魅力はいまいちなかったっす。
で、ちょりっと町の中を見物して本日の観光終了。このあとホテルにチェックインして一休み後、夕食を食べに行く予定だったのだが、ここで僕がダウン。旅行前に日本の夏の暑さで体力消耗していたのに加え、本日の日差しの強さにやられてしまった。いや、外を歩いているときには、出来るだけ日陰を通るとか、帽子をかぶるとかして気を付けていたんだけどね、やられたのはバスの中。夢中になって景色を見ていたり、窓に頭を預けて寝ていたりしたときに、どうやら思いっきり日に当たっていたらしい。ふ、不覚・・・。ってな訳で夕食パス。小さなおうどんとおせんべと羊羹を食べてさっさと寝るです。ばたんきゅー。

次に進む 目次に戻る