PL雑感その25


PLの強みとは2012.4.15

ケイちゃんのHPでエッセイを見ると、「嬉しいお知らせ」の文字が踊っていました。ここのところ、目立った動きが無く「気分はどんより」でしたが、一筋の明かりが見えてきたような気分です。(我ながら超単純…笑)発表はまだ先ですが、楽しみに待ちたいと思います。

さて、今日の本題。ここ最近の更新では、現時点でのPL活動中断を踏まえ、「あれしてほしい、これしてほしい」と書いてきました。今日は今後のPL活動を展望して、「PLの強み」を改めて整理してみたいと思います。まあ、コアなファンからは「何を今さら!」「当たりまえだろ!」「強みと魅力はどう違うんだ?」と言われそうですが、「解散やめ」後のPL活動活発化を願う私としては、ファンには自明なことも含めて、ここにまとめることも無駄ではないと思うわけです。「強み」と「魅力」は重なる部分も多いかな。当HPで既に触れているものも多いのですが、再考・再整理ということで。以下、「PLの強み」を皆様ご一緒に考えてみませんか。

まず、圧倒的な知名度の高さ。アラフォー以上の日本人で「PLって誰?」と聞かれることは、まず無いでしょう。それどころか、特にファンでなくても、ミイちゃんとケイちゃんの区別がつく方も多いのではないでしょうか。更にはリアルタイム世代よりも下の世代にも、親を通して、あるいはテレビやネットをPLの名は浸透しています。これって当たりまえのようで、なかなかできないことです。最近は若手女性アイドルグループが多数登場していますが、知名度の点で?の面もあるようです。知名度が高いということは、「PLが何かをやります」と告知する際に「そもそもPLとは…」の説明が全く不要なわけで、ストレートに内容に入っていけるわけです。


次にファン層の広さ。アラフォー以上には圧倒的な支持。前回(下の記事)も参照。とりわけ男女分け隔てなく、ファンが存在することが強みでしょう。これはビジネスとしてPL活動を展開していく上では、大きなポイントでしょう。女性ファンが多いことについてはこちらも参照。


そして、お二人の親友関係。当HPでは繰り返していますが。象徴的なのは昨年のツアー。DVDを見てください。オープニングのご登場シーン、そして、特典映像「ステージを終え…」いずれも、お二人が互いに腰に手を回している様子が見られます。PL現役時代のコンサートや「夜ヒット」のメドレーコーナーでも見られました。
単なる演技ではなく、お二人の関係を象徴していると思います。それがPLの強み、魅力でしょう。そして、お二人の関係の深さが無ければ、解散後数回の再結成も、「解散やめ」も実現できなかったでしょう。「親友関係を演じている」のではなく、中学以来の親友が「PLを演じている」と言った方が実態に近いでしょう。だからこそ、観客としてもいい気持ちで、ステージ上のお二人を見ることができるのです。


お二人が体型(プロポーションというかスタイル)を維持していること。これも考えてみればすごいことです。10代でアイドル歌手としてデビューした女性達も、失礼ながら年齢50の声を聞くと、ふくよかというかオバサン体型になる方が多いのです。しかるに、PLはあの体型を維持しているわけですから。
昨年末発売の「ツアーDVD」ではMCで興味深いシーンがありましたね。ケイちゃん「こんなの(衣装のこと)54(ケイちゃん年齢)で似合うつーのも。普通着ないでしょ。危ないでしょ。こんなのが着れるんだものね。ありがたいと思わないと」それに対してミイちゃん「頑張った。頑張った」と返してましたね。ケイちゃん「何それ。大丈夫?ミイ」そしてケイちゃんからミイちゃんに対しても「頑張った。頑張った」と。ケイちゃんの自賛と自虐が同居しているトークも苦笑ですが、衣装自虐ネタはメモリアルコンサートでもありましたか。何となくこのシーン私としては苦笑と同時に感慨深いんですね。お二人とも今でも体型を維持しているからこそ、できるトークだと思うのですね。でなければ、自賛も自虐もできないでしょう。「解散やめ」宣言の前年、ライブでケイちゃんが「PLをやるには、まず衣装から…」ご発言も思い出しました。
要はあのミニ衣装を違和感なく、どころかカッコよく着られる、というのもPLの強みでしょう。「ツアーDVD」ではアンコール1・2の衣装がPLらしくていいと思います。

「歌って踊れる」ということ。文字で書くと短いですが、これって実は大変なことです。PLの場合、今の若手に多い学芸会レベルでなく、歌も踊りもまさに本格的な匠の技。昨年のツアー1回でも参加された方ならご理解できるかと。「踊って見せる」「歌って聞かせる」両方ともに高レベルで披露できる。そういう歌手って、日本でもそう多くはいないと思います。

「プロ意識の強さ。プロっぽい」これもPLの強みでしょう。これについては、解説不要ですね。

広く知られたヒット曲が多い。振り付けが曲とセットで浸透している。これも解説不要ですね。

過去映像の多さ。昨年のDVD発売は3種類。うち1つは昨年のツアー、2つはPL現役時代の過去映像。PLの特徴としてテレビ出演の多さがあげられます。また、コンサート映像がそのまま流れることも。いずれにしろ、まだまだ過去映像はDVD化、商品化できます。再結成時も含めれば膨大なものとなるでしょう。順次発売してほしいですね。

さて、以上の「PLの強み」を踏まえて、今後のPL活動を考えてみます。私の想いとしては、今の状況は非常にもったいないので、「PL活動の頻度を上げていただきたい」これにつきます。某アイドルグループよろしく「いつでも会いに行けるPL」がよろしいかと。「いつでも」は無理でも、月1回程度は公演(ホールコンサートに限らない)あるいはテレビ出演で、お二人が一緒に歌う姿を見せていただきいと思うのですね。「解散やめのPLここにあり」と。多くのファンもそうした状況を望んでいると思うのですが、いかがでしょうか。では。


週刊誌記事を見て2012.4.8

先日、新聞の週刊誌広告を見ていたら、ミイちゃんケイちゃんの写真が目にとまりました。「週刊文春4月12日号」に「70年代80年代『わが青春のアイドル』を選ぶ!」の記事があります。
全国の35歳以上の男女2,000人に「わが青春のアイドル」を聞いたというもので、結果は男女別、得票順にランク付けされています。この「女性アイドルランキング」でPLは見事1位にランクされています。まあ、この手の記事は、よく雑誌でありますが、個人的にはデータについて、それほど信頼していませんでした。「どう質問したのか」「対象者をどういう方法で選んだのか」で結果は左右されますし。けれども、今回の記事、PLが1位でありましたので「まあ信頼できるかな」と思ったわけです(超単純…笑)というか、上位の顔ぶれを見ると、まあ納得できる線でありましたので。
ちなみに、PLお二人のインタビュー記事は無く、PLに投票した回答者2名の短いコメントのみ。それほど大きくありませんが、写真が白黒1点で、おなじみのスリップドレス。ですから、ファン必読とまではいきませんが、興味ある方は記念にいかがですか。定価380円。

以下、この記事を見て思ったことです。まず、写真。上位ランクの方々の白黒写真が掲載されています。ほとんどが上半身のみの写真ですが、PLは全身写真。まあ当然でしょう。
そして、この手のランクで1位になるということは、コアなファンのみでなく、ライトなファンからも支持が多かったのだろうと推察されます。先週、下の記事でPL活動が中断していることをぼやきました。とにかく、中年以上の層に圧倒的支持があるわけですから、今の状況は非常にもったいないと思います。

ぼやいてばかりいても、しょうがないので具体的に書いてみますか。
まず、「新曲あるいはオリジナル・アルバム(要はベスト盤以外ということ)」を是非発売してほしい。デビュー以来、「オリジナル・アルバムの少なさ」がPLの一大特徴になっていますが、せっかく「解散やめ」したのですから、大人のPLを見せてほしい。何も「ロングドレスでバラードを歌ってほしい」という意味ではなく(勿論それもいいが)、「ミニ衣装でアッププテンポの路線で大人のPLを見せてほしい」という意味。業界事情は厳しいですが、PLと同年代以上の女性歌手でも、コンスタントに新曲を出している方はいらっしゃるわけですから、PLが出さないというのは、寂しいですね。PLの強みを生かした新しいビジネスモデルを作ったらいかがですか。と素人が偉そうに(笑)

それから、DVD商品の充実も。「フリツケ完全マスター」の続編を出してもいいのでは。「ジパング」「ピンク・タイフーン」「波乗り」「マンモナ」「Do…」で5曲。勿論、復刻衣装で。当然「ジパング」はターバン衣装でないミニスカの衣装で(笑)それとは別に、新曲を出すなら、新曲用の「フリツケ完全マスター」を付けたらいいと思います。
その他、過去のテレビ出演番組、コンサートの「DVD商品化」も更に充実させる必要があります。在京キー局では昨年発売された日テレ・フジ以外は特に。
また、「良質な歌番組へのPL出演」も積極的にお願いしたいです。ここのところ、番組改編期でテレビの歌番組は珍しく多かったのですが、PL出演が無いのはちょっと寂しいですね。

要は、週刊誌記事のランクからも分かるように、PLは中年以上の層に圧倒的支持があるわけですから、それを生かした積極的な活動をお願いしたいということです。では。


初陣式から1年2012.3.31

本日3月31日ということで、初陣式からちょうど1年、「解散やめ!」宣言から約1年7か月です。今日は今想うところをあれこれと。

現時点でお二人のオフィシャルHPには、「今後のPL活動」について掲載されていませんが、これはちょっと寂しいですね。振り返れば、あの衝撃の「解散やめ!」宣言が2010年9月1日、初陣式が2011年3月31日、ツアーが5月から9月。PLとしての実質的な活動は昨年の約半年間。その後、お正月番組でお二人の共演はありましたが、お二人が一緒に歌うという意味でのPL活動は中断しています。

「解散やめ!」宣言があったということで、私を含めた大方のファン心理としては、「切れ目の無い継続的なPL活動」を望んでいると思われますので、今の状況はちょっと寂しいですね。まあ次なる活動への準備期間として、一ファンとしては待つしかないわけですが。
PL活動としては、勿論、公演がベストですけど、それに限らず、テレビ出演でも、CD・DVD販売でも、新曲でも、出版でも、どんどん積極的に展開していただきたいですね。

そんな中、今日3月31日、1981年を思わせる荒れた天気でしたが、PLに飢えた(笑)私は昨年末販売の「ツアーDVD」を見ながら過ごしていました。お二人とバンドの方々のパフォーマンスの素晴らしさは言うまでも無く、時おリ映る観客の笑顔!に救われました。

そして、当HPでは繰り返していますが、ファン層の男女ほどよい比率に、PLが本当の意味での「国民的アイドル」であることを再確認した次第です。と言うのも、特に平成に入ってから「国民的アイドルという言葉が、マスコミによってずいぶん安売りされているな」と感じることが多いからです。男女一方だけにしかファンがいなくても、例えば「若手女性ファンのみ」「オタク層男子のみ」でも今や「国民的アイドル」と称されることがあります。PLをリアルタイムで見てきた私からすると、相当の違和感というか誇大宣伝というか。まあ時代が違うと言えばそれまでですが。PLのように男女分け隔てなくファンを獲得かつ維持してこそ「国民的アイドル」でしょう。

まあ、こんな「年寄りじみた」ことばかり書くと(笑)自己嫌悪におちいるので、もうやめにしておきますが。言いたいことは「PLこそ真の国民的アイドル」ということで、だからこそ、「それを生かした継続的な切れ目ない活動を展開していただきたい」ということにつきるわけです。
一つのポイントとして新曲があげられます。音楽業界が冷え切った状況にありますが、カツを入れていただきたい。「フリツケDVD付の新曲」を発売するとか、「コンセプトアルバム」を発売するとか、「マンモナ・ロングバージョンのDVD」を制作するとか、とにかく新しい展開を期待したいわけです。
先日、ケイちゃんご出演番組を見ていたら、「渚…」の衣装で「ペッパー警部」を歌うという珍しい映像が流れました。まだまだ映像商品化の余地もあります。

昨年発売のビクターBOXの金澤氏解説の最後に「このプロセスが完了した時、ピンク・レディーはきっと新しいメロディを歌い始めるに違いない」とあるじゃないですか。そうです「新しいメロディ」ですよ!業界が厳しいとか嘆いている場合じゃないですよ。こくなこと書くと業界の方々のぼやきが聞こえそうです。曰く「ライブには来てもらえるけど、新曲はなかなか買ってもらえない…」と。それに対しては「買いたくなるような企画をするのがプロでしょ!あれだけ固定ファンがいるのに!」とだけ言っておきましょう。

何やら愚痴っぽくなりましたが(笑)

今後のPL活動の早期開始を望みます。では。


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