通俗的なPL批判に反論する!


何やら物騒なタイトルですが、たいしたことございませんので、お気軽にご覧下さい(^^)。
ただ、こんなぺ−ジ読むに耐えないというファンの方は、こちらから戻って下さい。

ピンク・レディ−現役時代も、そして現在でも、様々なPL批判が見られます。「言いたい方には、言わせておけば・・・」「いちいち反論するのは大人げない。」というご意見もありましょうが、それを承知で無謀にも試みるものです。なかには、反論でなく、検討に終わっているものがあるかもしれませんが(^^)、まあ、試論ということでご容赦下さい。また、一部「まじめな考察」と重複する部分もあるのですが、お許しを・・・・
なお、このぺ−ジは特定の人物、出版物等を批判するものではありません。巷間流布されている様々な俗説に対し反論を試みるものです。HPの性格上PLファン以外の方もご覧になるでしょうが、「一ファンのぼやき」としてご笑覧いただいて結構です。


企画の勝利説


この説はPL成功の原因をいわゆる3大原則「夢のある歌・・・作詞・作曲」「衣装」「振り付け」の作り手(企画者)に限定しようとするもので、意識的あるいは無意識にミ−ちゃん、ケイちゃんの存在を無視するものです。ファンとしては許せませんね!
この説の最大の欠点は、「必要条件」「十分条件」の違いを理解していないことです。確かにPLが阿久先生、都倉先生など強力なスタッフに恵まれたのは事実ですが、いくら素晴らしい企画があったとしても、それを演じるタレントの魅力、素質、努力がなければ成功するはずはないのです。当たり前ですね。「素晴らしい企画」プラス「素晴らしいミ−ちゃん、ケイちゃん!」これで、はじめて十分条件となるのですね。PLの亜流グル−プ(数年前にデビュ−した某グル−プも含めて)が成功しない原因も、このあたりにあるのではないでしょうか。企画だけ真似してもだめということです。


ミニスカアイドル説

この説は上の「企画の勝利説」のごく一部「衣装」にのみ重点を置く珍説です。つまり、「PL成功の原因」は「ミニスカ衣装にあり」とするもので、PL現役当時かなり流布されていた気がします。また、悪質なものとして「ミニスカで売れたアイドルは短命である。」「PLはミニスカで売れたアイドルである。」「したがって、PLは短命である。」といった三段論法?による攻撃(^^)もありました。
とりあげるのも、バカバカしい珍説ですが、この説も「必要条件」「十分条件」への無理解、意図的な無視があるのでしょう。

もっともらしい三段論法も「ミニスカだけで・・・・」としないと破綻していますね。PLが一部男性ファンだけの支持で成功したのではないことは、言うまでもないことですし、短命ではないこと(6回の再結成)は自明ですね。

踊るサイボ−グ説


この説は、PLを「踊るサイボ−グ」とするもので、生身のミ−ちゃん、ケイちゃんを無視する点では、上の2つの俗説と同じです。
PLのごく一部を切り取った悪質な俗説です。
いかに、PLの性格がキャラクタ−商品化しようと
、PLのお2人は生身の人間です。睡眠不足が重なれば、移動の車の中で熟睡することもあるし、疲労が重なればダウンするのです(涙)。(特にか弱いケイちゃんは・・・・)
また、PLをドラエモンやカ−タン?などキャラクタ−と同一視しようとするものもありますが、これも意図的に生身のミ−ちゃん、ケイちゃんのご苦労から、目をそらすもので言語道断です!


ブ−ム説


これは、PLの成功を「単なるブ−ム」とするものです。
いったい「ブ−ム」とは何なのでしょうか?一時期のフィ−バ−で、完全に忘れ去られることを言うのではないでしょうか。
PLのカラオケがメドレ−部門で第一位になったり、ある雑誌のアンケ−ト「アイドルベスト50」で現役タレントとして第一位になったり、このHPも参加させていただいている「PL−NET」が1999年4月にスタ−トしたり・・・・・これらの事実でもう十分ですね。


「キャンディ−ズの方が上である」説

この説もPL現役当時、そして今でもHPなどでよく見かけます。いったい何をもって上・下と判断するかなのですが・・・例えば、音楽性などをあげる評論もあるようです。
PL、キャンディ−ズのファンそれぞれが、「この点でキャンディ−ズ(PL)の方が上だ!」と主観的に主張することについて、特段目くじらを立てる必要はないと思うのです。私が問題視するのは、「ある一面で上である」ことが「全体として上である」という拡大解釈につながることです。「一部が全体である」そのような議論が多すぎるのでは・・・・
マスコミでは、好んで「ピンク・レディ−VSキャンディ−ズ」という取り上げ方がされます。マスコミがそのようなタイトルをつけるのは、不特定多数の読者を想定していることから別に結構だと思うのですが、それぞれのファンにとってはどうでしょうか?
私はPLとキャンディ−ズの共通点は、「女の子のアイドル歌手グル−プ」という点以外ないような気がするのです。ですから、VSとして両者を比較することにそれほど意味がないのでは・・・と思います。例えば、PLがアイドル歌手としてキャンディ−ズと同じ方向を目指していたというのなら、比較する意味もあるのでしょうが・・・・・
「まじめな考察」にも書きましたが、PLはキャンディ−ズの存在を前提として、亜流とならないようにその性格が決められていったと思うのです。そろそろ、VSで語ることは卒業した方が・・・と思います。はたして、これで反論になっていたか疑問ですが(^^)。


まだまだ、通俗的な珍説はたくさんあるのですが、おいおいご紹介します。
皆様も考えてみて下さい。


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