ピンク・レディーの衣装(番外編)


脚線美について考える2004.8.1

当HPは、再結成、ケイちゃん、そして衣装の記事がやたら多いのが特徴です。きっと管理人の興味分野を示しているのでしょうね(^^;)さて、今日は衣装の番外編としてPL脚線美についてです。コンサートツアー、DVDブック、つい先日のテレビ「ミュージックフェア」などの影響か、改めて「PLのスタイルは素晴らしい。特に脚がきれい。」という反響が、ファンのみならず世間一般・ネット上で、とても大きいようです。まあ、この点については、PLファンにとっては自明というか何を今さらの感もありますが、今日はちょっと考えてみましょうか。

当コーナーでは、PL衣装=ミニルックについて長々と語っていますが、考えてみれば(考えてみなくても)、あの衣装が着こなせるということは、相応のスタイル・脚線美が前提になっているわけです。
この点について深入りすることは、ちょっといやらしくなりそうなので(^^;)、当HPでは微妙に避けていました。が、最近考えが変わりました。
やはり、「きれいなものはきれいだ」と、ファンとしてストレートに語るというか、声を上げる方がよいと思うからです。世間の賞賛の声も大きいものがありますし。

さて先日、ある中堅歌手(と言うからにはあまり若くはない)が歌ってる映像が、テレビで流れていました。その時の衣装が、ホットパンツにロングブーツ、セパレートの衣装でおなかを出すというPL並のすごいもの。けれど失礼ながら、私には、どう見てもPLのようなセクシーさというか、かっこよさが全然感じられず、なんか子供が水着を着ているようにしか見えなかったんです。「PL並の衣装を着ているのに、なぜなんだろう?」という素朴な疑問が湧いてきたのですね。答えは簡単で、「衣装はPL並だけれど、スタイルがPLに遠く及ばない」からです。ある程度の身長・脚線美がないと、ああいう衣装は似合わないんですね。
これもまた、先日のテレビのお話。「脚線美の条件は何か?」というのをやってまして、一つは「脚がまっすぐであること(O脚X脚でない)」もう一つは「脚にメリハリがあること(筋肉がつくべきところについており、締まるところは締まっている)」ということでした。どうです?これって、ミーちゃんケイちゃんにぴったり当てはまることですよね。

PLデビュー当時の70年代そして80年代、PLを含めて女性アイドル歌手が歌番組に出る場合、ミニ衣装はある意味定番でした。まさに猫も杓子も、似合っていようが、いまいが、おかまいなしです。当時のアイドルの傾向として、PL並の脚線美は少数派で、どちらかというと、大根脚やゴボウ脚(なかにはO脚も)なんかの方が多数派であったと思うのです。それでもテレビで脚を見せていたんですね。当時は歌番組が全盛期で、一つの番組に出演する歌手の数は、今とは比較にならないくらい多かったのです。そんな番組で、延々とあまり美しくないおみ脚を見せられて、うんざりしているところで、PLのご登場となると、まさに一服の清涼剤というか救われた気持ちになったものでした(^^;)

ところで、PLの脚線美について語ると、きまって「PLの脚線美なんてたいしたことない。もっと上がいっぱいいるよ。」と反論されます。勿論、PLより上はいます。対象をどう考えるかですよね。現役のモデルなんかと比較しても意味ないですし、歌手という分野に限定してみる必要があると思います。
歌手のなかでも、PL以上は、少なからずいます。でも、その多くは、モデル出身であったり、キャンペーンガール出身です。この種の系統の場合、デビューするに当たって、水着審査なんかありますから、スタイルがいいというか脚線美であるのは、当然のことなのですね。PLがすごいのは、「スタ誕」という歌がメインのオーディション番組(おそらくルックスも考慮はされています。予選では観客の点数もありました。)を通ってきたことです。水着審査なんかありません。お二人の作戦で、わざと田舎っぽい衣装でスタ誕に登場したわけで、おみ脚を見せることすらなかったのです。そんなPLが、脚線美でまさに?脚光を浴びる(浴びている)わけですから、これは本当にすごいのです。控え目なお二人ですが、自信を感じるのは、上京してからデビューの間、日本テレビの音楽学院でレッスンしている時、「口には出さないまでも、ホットパンツにあみあげのブーツで露出は大丈夫ですとアピールしていた」(「PLに首ったけ」(宝島社)」ということですね。

そんなお二人も、デビュー当時は、失礼ながら、ちょっと太目というかやや大根?でしたが、ほんの数ヶ月で、歌手のなかでは抜群の脚線美を誇る存在になったのですね。そして、40代の今現在そのまま(というか私には当時以上に美しく見えます)の脚線美ということ、これはまさに驚嘆、驚愕、驚天動地。まあ、洋楽歌手では、珍しくないのかも知れませんが、日本の歌手では・・・
それから、衣装によって、微妙に脚線美の印象が違うものです。例えば、スカート丈の長短、ブーツの有無なんかです。これは、ファンそれぞれの好みでしょう。私の場合、今回発売のフリツケDVDでは、ペッパー警部の衣装、PL現役時代では、マンデーの白・黒の衣装が、脚線美が最もよく表現されていて、好きなのです。簡単に言うと「ブーツ無しの短めのミニスカートで、スリットが深い」これこそ、PLの脚線美を最も際立たせる条件では、と私は感じます。
終わり。


寒くないの?2004.4.4

皆様は先日3月20日OAのNHKテレビ゛「家族で選ぶ日本の歌」はご覧になりましたか?UFO・サウスポー・ペッパー警部と3曲も披露で、舞台セットもとても豪華でしたね。衣装も早変わりありで、ミニスカからホットパンツと、PLならではのものでした。
さて、今日は「PLの衣装」の番外編「寒くないの?」です。
PL衣装の特徴は、「最初から出し惜しみなしの限界のミニ」と「ミニの継続性」ということになりますが、ファンの皆様ならば、真冬のお二人を見て、「寒くないの?」と、心配されたこともあるのではないでしょうか。
このへんファン心理は複雑です。例えば、PL時代、お二人がテレビ出演や取材など、数多くこなしていたために、食事を取る時間も、睡眠時間もろくに取れなかったという現実。マスコミ露出が多いということは、ファンにとっては勿論嬉しいことなのですが、その裏である意味過酷な労働があったということ。お二人の口から、最近は語られていることですが、当時を知るファンとしては複雑な心境になるものです。

マスコミ露出の次は、ぶっちゃけた話、肌の露出。冬でもミニを継続してくれた(再結成期間の今も)ということ。確かに、特に男性ファンにとって、これほどのサービス?はないでしょう。一方で「寒くないの?」という素朴な心配もあるのでは。PL時代、PLレギュラーのあるラジオ番組で、ファンの葉書が紹介されました。その中でPLの魅力について「一.いつも笑顔を絶やさないこと。二.ミニスカートをはいていること。冬は寒いでしょうね。三.時々二人の振りが違っていること。」なんてのが、ありましたね。
また、デビュー当時のPLをスタ誕の司会者でもあった萩本さんが振り返って「PLのデビューは冬だったけど、ミニスカートで・・・舞台のそでで、鶴のように?身をかがめていた・・・」なんて感じである書籍で回想していたこともあります。実際のデビューは夏であったわけですが、よほどその冬のシーン(たぶんSOSの頃)が印象に残っていたんでしょうね。SOSというと、ミニのスリップドレスですが、舞台裏では、お二人がマントのようなものを羽織っていた写真なんか、よく雑誌でも紹介されていましたね。この頃、雪の降る屋外のステージなんかでも、その衣装で登場ということも結構あったみたいで、なかなか大変だったようです。

「寒くないの?」と思っても、なかなかテレビなんかで、お二人にストレートにそう聞くのも抵抗があると思うのですが。
ある意味愚問?でも、私は2回ほど、そのシーンを記憶しているのですね。一つは日テレ「カックラキン・・・」で、「UFO」を歌った後、司会者の方から「まあ、足丸出しで寒くないの?」お二人は元気に「若いから大丈夫です!」
もう一つは、解散直前に、これも日テレのあるワイドショー番組で、銀箱告知ポスターの衣装を着たお二人を前に、司会者が「寒くないですか?」この時もお二人は「大丈夫です」のような感じでしたか。二つともなぜか日テレで、お二人の答も同じだったんですね。

テレビでは健気に「大丈夫!」と発言されていたお二人ですが、あるPL本では「デビュー前(クッキー時代)もデビューした後も、超ミニで頑張ってきた。寒くてGパンがはきたい、ロングがはきたいと思ったこともあったけど、ずっと超ミニで通してきた・・・」という回想が書かれていたこともありました。
もっとも、今もってお二人とも、「歌って踊ること」と同様に、根っからミニルックがお好きなようで。それがPLなんでしょうね。


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