年頭に当たり

2001.1.3

ご訪問の皆様!新年明けましておめでとうございます。PLデビュー満25周年の記念すべき年を迎え、当HPの益々の充実に努めますので、今後もよろしくお願い申し上げます。

さて、年頭に当たり、今日は注目の「世紀末紅白」と「今年の当HPの更新方針」について、思うところをお話します。


世紀末紅白でのPLを拝見して

もっともらしいタイトルをつけてしまいましたが、実は未だ興奮覚めやらぬ状況で、考えはまとまっていないのです(^^)。何と申しましょうか、「PLデビュー当時にも匹敵する(良い意味での)衝撃を受けた」というのが正直なところです。分けのわからぬ駄文になりそうですが、思い付くままに書きますね。

今回の紅白での復活PLについて、ファン以外の世間一般での感想を見たくて、ある大手有名検索エンジン(Yがつく)の掲示板を検索してみたのです。「ピンクレディ 紅白」で118件もヒットしました。興味ある方はご覧になっては?こういう掲示板では、たいてい好意的な見方と批判的な見方に分かれるもので、私もそう予想していたのです。ところが、見てみると、復活PLについて好意的な見方がほとんどでした。好意的というよりも「すごい!」つまり、賞賛というか驚嘆の域に達している投稿が多いのです。具体的に投稿内容で多いものを列挙してみますと、「スタイルが・・・良い、昔より良い、変わっていない」「踊りに切れがある」「若い」「プロである」等々、本当にびっくりした方が多いようです。そして、ある紅白専用掲示板では、今後のPL復活を望む投稿まで出ていました。辛口の批評も予想していたのですが、それがあまり見られなかったのは、ある意味驚きでした。特にファンでもないお茶の間の反応は、ネット上を見る限りかなり良いように思えました。

今回、PLご出演ということで、久々に紅白を通しで見ました。おそらく前回復活の1990年以来だと思います。そして、通しで見ることにより、他の歌手には見られないPLの魅力が良く見えてきましたね。前述のお茶の間の驚嘆の声も理解できるものです。
きわめて簡単にかっこ良くいうと(^^)、「PLはこの時代の歌謡界(今や死語?)に欠けているものを担(にな)っているのでは?」ということです。具体的に3つ上げると、「とにかく歌って踊ることを本人たちが本気で楽しんでいる。そして、それがテレビやステージの前の観客にも、ひしひしと伝わってくることで、心地良い気分をかもし出すこと」「空を飛ぶ歌の担い手であること」「絶対にファンの期待を裏切らないこと」です。

まず、「歌って踊ることを楽しんでいる」です。最近の若手人気歌手はアイドル全盛のPL時代とは違って、いわゆるアーティスト志向が強いようです。とにかく、うまく歌うということでは、B級アイドルも幅をきかせていた1970年代とは比較にならないと思います。これは、カラオケの普及もあるのでしょうし、時代の流れで消費者の耳が肥えてきたからかも知れません。ただ、そんな若手人気歌手あるいは中堅歌手の一部でも?不足していると思われるのが、「歌うのを楽しんでいることを伝えること」これではないでしょうか。今回の紅白で、それを最も体現していたのがPLであったと断言できます。そして、その結果が歌い終わった直後の大拍手と大歓声、ネット上の賞賛・驚嘆に良く表れていたのではないでしょうか。単に「懐かしい!」を越えたものだと思います。

次に「空を飛ぶ歌の担い手」。これは作詞家・阿久先生が著書で書かれている「歌が空を飛ばなくなった。ミュージックはあるがソングがない。」と、嘆かれていることから思いついたものです。最近の歌謡界を良く表現していると思います。たとえ大ヒットになっても、世間一般に知られていない曲が多いということです。最近CD全体の売上げは伸び悩み、あるいは前年割れの状況にあるようです。PLが最もお世話になった作詞家は阿久先生でした。PLの歌は空を飛んでいますね。

最後に「絶対にファンの期待を裏切らない」です。これは説明する必要もないでしょう。ファン想いのメッセージ(紅白司会者面接など)、現役時代よりも「迫力のある踊り」(UFOのおみ脚水平上げなど)と現役時代よりも「大胆なミニスカ」。ある新聞によると「きわどい衣装」だそうです(^^)。

ところで、昨年PLの紅白ご出場が決まってから、PLに関して様々な報道がなされました。その中には一部のファンを悩ませるものも、あったように思います。この件について、私が思うところを好き勝手に書かせていただきますが、お許し下さいね。
まず、とにかく「区切り」があるとしても、それは限りなく短い方が嬉しいです(^^)。そして、閉塞状態?の歌謡界において「区切り」にすべき対象は「ミーちゃんとケイちゃんのPL」よりは、むしろ、「歌うのを楽しんでいることを伝えられない歌手」であり「空を飛ばない歌の作り手」であり「スキャンダルでファンを裏切ってばかりいる歌手」の方ではないでしょうか。

混迷する歌謡界において、お2人の存在は貴重です。当HPで繰り返しておりますが、あのスタ誕出身者で世紀末紅白に出場できたのはPLだけです。デビュー当時、スタ誕スタッフから見てPLは不評であったようですが・・・
今年はデビュー満25周年、是非お2人で新曲を出していただきたいと思います。世間を「あっ」と言わせる「大人のPL路線」で。


今年の当HPの更新方針について

今年の更新重点ページをご紹介します。
まず「PL小辞典」です。なんとか8月25日に間に合うと良いのですが、それが無理でも、できれば今年中の完成を目指したいと思います。

次に「ケイちゃん関連ぺージ」です。これは人間ケイちゃんファンの皆様が楽しめるもの、そして「当HP最大の売り」にすべく更なる拡充を目指します。今は入り組んでごちゃごちゃしていますが、時間があれば少し整理できればとも思います。
最近のケイちゃんも相変わらずかわいいですね(^^)。髪型がPL時代に近いと特に。紅白司会者面接のケイちゃんなんか、PLのケイちゃんそのもので・・・おっと失礼!話が脱線しました(^^)。

最後に「再結成関連ページ」・・・私の究極の願いなので・・・

以上です。今年もよろしくお願いしますね。



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