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水霊
プロローグ~体育祭プログラム~
準備体操(大切よ♪)
1.100m走予選
2.400m走予選
3.借り物競争
4.1500m走
昼食
5.部活対抗棒倒し
6.仮装コンテスト&男子美人コンテスト
7.100m走決戦
8.400m走決戦
9.整理体操
表彰式
第1章「奮闘!2年A組」
体育祭の数日前・・ホームルーム。
「えーと。。まだ哀しむべきことにまだ、体育祭に誰が何の種目に出るのか決まっていないの
でーす!!!」とクラス委員長の神巫水面がクラスの全員を見まわしながら言った。
「まさに、どうでもいいやって感じだーいつものように悪い成績って感じだな、まーなんにもしない
でとっととかえるのが日課。」と、言葉を具現化したような表情と声で国間仁が呟く。
国間仁(帰宅部) PL:GANIMETE
「はあ~い」と手を挙げておいて「走るのは・・・パスだよねえ~!!」と紫上香楓が発言する。
何の為に、手を挙げつつ発言したのか謎である。。水面が「はう・・」とため息とも、のけぞりとも
つかない擬音を立てる。
紫上香楓(演劇部) PL:メイプルキャット
「はい♪」とト音記号がつきそうな声をあげたのは田村十郎太であった。彼だけは、拳法部という
立派な体育会系の男の子である。ただし、拳法の型は”酔拳”であるが・・・・
田村十郎太(拳法部) PL:龍孔陛
そんな彼等を無視して、水面は「100mと、借り物競争と、騎馬戦(男子)は全員参加です。400m
に参加する人はいますか?」と、クラス全員に聞く。
「100mって・・・全員参加なの~~?!いやですわあ~!!」と香楓。「日々、これ修行なり・・・」と十郎太。
「うっやだなー400、、、、。」と仁。
更に、無視して、「じゃ、仁君は、男子美人コンテストに参加ですね?」と天使のような笑みを浮かべる。
「美人コンテスト?」、ぶるぶると震えるふりをして、何故か十郎太の方をうかがう仁であった。。。何故?!
「お化粧して・・・あげますわよ!!仁君♪」その様子を知ってか知らずか香楓が陽気な声をあげる。
「・・・・・・・」←クラス一同。。
「で!!!1500は????誰もいないの??うちのクラスって・・ぐしぐし・・・」と水面が爆発寸前の声で叫ぶ。
その爆風を受け流し、「十ちゃん・・・・出てみたら?!委員長・・・泣いてるわよ!!」と香楓が十郎太をつんつんと
つつく。それに応えて、何故か仁が「しかたねー1500は俺がやるっ!!」と仁が仁王立ちした。。ついに切れたか?!
遅れて十郎太が「では、私が走りましょうか?1500」。
「お?がんばれ~~」(どーとでもしたら?)ケ・セラセラ風で水面が応援する。。
しかし、大丈夫なのか?我がクラスは?! 追い討ちを掛けるように香楓が「男子・・・全員参加にしたら?!委員長~♪」
おひおひ・・・・・そして、「わたしは・・・応援に・・・(笑)」・・・・・・・・・・
そんなこんなで、大会当日。朝。入場行進から、校庭に生徒全員整列。
「宣誓!我々は~~(云々)」と、果たして何人が聞いているのかわからんセレモニーの後、準備体操に入る。
「みなさん、準備体操をしっかりしましょう!」♪ちゃららーん。新しい朝が来た~希望の朝だ~~それ!1!2!3!~♪
香楓:(校長の話し長いからいや~~!!)
十郎太:(宣誓する・・・・・一人酔拳)←意味わからーん(笑)
仁:(ああ、ねみーーーー。) ・・・・それぞれの思いを胸に。。。。
100m走結果:何故か3人とも決勝進出・・・・うーん。。。判定が?
「あらあら・・・・決勝戦だって・・・ふう~♪」 「まだ先はある・・・うむ。」 「十ちゃんも・・やったじゃない?!」
あれだけ嫌がっていたのに、終って見ると決勝戦に残り、何故か嬉しそうな香楓である。。
「お前もか?!・・・仁」十郎太は何故か悔しそう。
GMの独り言:初のOLS(オンラインセッション)です。GM(うちはGMが)を含めてみな初心者。
最初はセッションになるのか心配だったのですが、結構、みんな役になりきってます。
全員、チャットで知り合った仲間ということもあって、ほのぼのとした雰囲気で。
”キャラ”になってもチャットと同じ感覚で出来たのかな?
キャラチャットが弾むと、GMのストーリー進行をどうしようか?という悩みも解消できて、
まあ、ノリノリ(?笑)の感じで、話しが進んで行くのでありました。
第2章「消えた、優勝トロフィー」
そして、400m予選が終って、借り物競争。引いた札に書かれてあるものを3人一組で借りてくるのが
ルールである。十郎太、仁、香楓は同じチームであった。札を引くのは十郎太。
「十ちゃん・・頑張ってネ~♪」と、何でもいいわって感じで香楓が声をかける。。
引いた札を見て、十郎太が当惑した。「え~と・・・」。「何を借りてくるの?!」
引いた札には、”体育祭の優勝トロフィーを借りて、ゴールしなさい”とある。
「獲物はトロフィーです!皆よろしく!」
「まあ、やるだけやってみなー」と他人事のように言う、仁。あんたも借りて来るんだってば!
(そのままもってかえってたる)。内心そう思ったのは言うまでもなく十郎太である。
「仁君・・・トロフィー取ってきて~♪」一緒にとりに行きなさい(笑)
「優勝トロフィーはどこにあんだ?」「校長先生の目の前にアルわよ~!!」
「よし、奪取だ!」イヤ、ダッシュです。。と走り出す、仁。「きゃ~~頑張れ~~~♪」
実行委員テントに向かって猛然と奪取してくる、仁と十郎太。そのあとをてくてくと歩いて来る香楓。
2人が、凄い形相で近寄って来るのを見て、校長は当惑した。「何だ?何だ?何だ?君達は?」
しかも、いきなり「校長殿・・・御免!」ぼくっ!十郎太が脳天チョップを食らわす。
遠目に見ていた香楓が(校長~~~~殴った~~?!!)とさすがにあきれ顔である。
「なんだ?いきなり??」。頭を押さえつつ校長がうめく。だが、そこにはトロフィは無かった。
「トロフィ奪取!ゴールへ直進んんっ!!!」。校長の”光る”頭を抱えて十郎太が走りだす!
「きゃはははは」と笑い転げる香楓。「え?違うの???お?これは一体。。?ろ?校長?!」
十郎太を振りほどき、まともそうな香楓に校長が声をかける。「実はトロフィが消えたんじゃ・・」
「消えたて・・・どういうこと?!」「ものはついでじゃ・・トロフィを探してくれないか?。見付けてくれたら
成績にちょいちょいっと(笑)」。おい。校長?!
「何故にどうしてそんな?」と十郎太。探すったって・・・と香楓は思う。「何時から無いんですか?」
「盗まれたようじゃ・・・詳しく話すので校長室まで来てくれないか?」
その時、空しくも、借り物競争の終了を知らせる、合図が鳴った。
「行くの?!みんな・・・?!」と香楓。みんなが行けば、ついてきそうだ。
「ついでって、おいっ!!体育祭はどうなるんだ?」。あんまり体育祭には乗り気でない仁が本心を
隠して言う。「成績はどうでもよろしい・・あのトロフィは私達がもらうもの・・」まだ、奪取する気の十郎太。
思惑はそれぞれ違うが、全員、校長室に集まってきていた。
「この犯行は、どうやら内部の者の犯行である可能性が大きい。警察に知られると、学校側の責任が問われる。
で、頼む。君達の手で探してもらえないだろうか・・」
「他の誰にも渡さんっっっ!!!」めらめらと燃える瞳で訴えたのは当然十郎太である。
「(燃えてるわ・・・十ちゃんたら~♪)仁君。探すの得意でしょ?」と香楓。なして?得意?
校長の話しによれば、トロフィーが無くなったのは、準備体操の後。それまでは、校長室にあったらしい。。
当然、校長室の窓は壊されていた。ここから侵入したのか?
しかも、そのトロフィは純金でできていたりするのだ。
「重いやん・・・・」。と十郎太。ごもっとも。「最後にトロフィに触って人って・・誰ですか?!」と香楓。
トロフィは棚に飾ってあったので、去年の体育祭の後、校長が触ったのがラストで、その後触ったとすれば、
犯人である。(窓から犯人が・・・?!)少し、短絡しすぎなので、疑問調で香楓が考える。
「まー内部の奴が妥当かな?」と仁が呟く。「生徒か先生・・・後は・・・?」と香楓。
「割れた窓を見ていいですか?」言葉使いの変わった十郎太が聞いてから見てみる。
泥棒の常套手段であった。鍵の近くに音がしないようにテープを張ってガラスを割り、中に手を入れて鍵を開ける
やり方である。
因みに、校長室に入るには2通りの方法があり、1つは言うまでもなく、窓から。もう一つも言うまでもないけど、
ドアから。ドアは職員室と続きであり、職員室は当然鍵がかかってないが、そこから、校長室に入るには鍵がないと
駄目である。更に、トロフィが純金であるというのは公然のことで、生徒、先生を含め、OBや、生徒から聞けば、父母も
しっている。校門等には、生徒がさぼって脱出しないように見張りの先生方がいるから、まだ、トロフィは校内にある
ものと考えられる。「もし校内に逃げ込んで怪しまれないのは学校関係者か・・・・」と仁。
GMの一人言:本題の事件が勃発しました。解決の糸口になるような、ヒントを与えないと駄目かな?とも思いましたが、
全然平気で、キャラが自発的に行動開始。推理物なので当然、”どんでんがえし”があるんだけど・・・・
ふふふ・・・それは終ってみてのお楽しみ。さてさて、高校生探偵達の推理は冴え渡るのか??
あ・・怪奇学園推理物(笑)なので、怪奇の部分も当然あります。。まだ出てこないけど。。
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