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【2003.3.1 エンジン解体その2】

■これって.....

さてと、先週に引き続きエンジンの解体。その前に、ばらしたピストンを見ると何だか大きい。ふと、もともと付いていたエンジンのピストン、シリンダと比較してみると.....やっぱり大きい。ってことで早速計測。
シリンダ内径が47ミリ、ピストンも47ミリ....ってことは、これって70じゃん。よく見ると、シリンダにあるべき排気量の文字が消されてる。これはラッキーかも。

Fig.77 おやおや...

■ってことはヘッドは....

ヘッドも見比べて見ると、バルブ径、燃焼室径が違う。
バルブ径はIN側24ミリ、OUT側22ミリ程度だ。燃焼室もやっぱり47ミリあるし。これは、ヘッドも70用ってこと?

ますますもってラッキーかも。

Fig. 78 ヘッドは?

■気を良くしたところで

フライホイールの分解。キタコのプーラー使いました。ついでにステータープレートも外しました。相変わらずプラスの皿ネジは固着してて、涙が出ます。

Fig. 79 フライホイール

■気を良くしたところで

ダックスのクランクはアメリカンダックスを除いてSクランクとのこと。で、クランク、Lクランクみたい。一体、SとかLとかなんなんでしょう。

Fig. 80 クランクは...

■反対側はクラッチ

クラッチは、ロックナットレンチを使います。でも緩めるのにクラッチも一緒に回っちゃうので何とかしないと....。しばし考える。クラッチアウターカバーを留めているネジを使って、ステーを固定。これでなんとかなるでしょう。はい、ご覧の通り外れました。

Fig. 81 クラッチ側

■クラッチの図

シリンダ、ヘッドが70なもんだからちょっとは期待したクラッチ。ノーマルみたいです。

ところで、クラッチってどうやって組めばいいのやら....
で、このエンジンの型式はST50E-634xxxxです。これってアメリカンダックスでしょうか?
このエンジン、88にするつもりですが、Lクランクで、70ヘッドだとどのタイプのボアアップキットが使えるのでしょうか?教えて下さい!

Fig. 82 クラッチ

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