2000年夏、みなさん如何お過ごしですか? 思えば5月のレースがキャンセルされて何も手を付けてなかったうちのZ。10月のK&Kエントリー用紙も届いてやっと活動開始です。
去年は不本意な結果でしたが、手ごたえはありました。今年は入賞、打倒フロンテクーペです。でも何しよう......(笑)
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考えた結果、FCR装着!
あれ?ちょっと違う。種明かししましょう。純正CVキャブにFCR用のファンネルを装着してみました。だってFCRキャブって高いでしょう。(笑)
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純正のエアクリナーを外すと、このエアクリーナーベースが出てきます。キャブへのガスはこのベースの下のパイプから供給されます。このガス供給ラインを生かさないといけません。さぁ加工、加工。
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アルミで出来ているこのベース、フュエルラインを生かして余計なところを切り取り、フラットにします。最初大ざっぱに切って、あとでサンダーとかで仕上げましょう。
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こんなふうに切っちゃいました。切ってから気がついたんですが、このペースは何種類かちょっとづつ仕様が違うものが出回ってるみたいです。まぁZ用かライフ用ってとこなんでしょう。切り取るときにキャブへの取り付け穴はファンネル固定用に残しておきます。
それ以外の穴はフュエルと、バキュームへのエア、フロートへのエアです。この穴を残しつつ、ファンネルを付けるには......どうしたもんか。ちなみにキャブは38パイです。
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イメージしていたのはFCRの赤いファンネル。南海部品で42パイのものを調達。キャブの取り付けネジとファンネルは、若干ずれていますが、ファンネル側を長穴加工して対処。それと二つのファンネル同士が真ん中で接触するので、そこも削っちゃいます。ファンネル自体、プラスチックなので加工は簡単。
で、キャブにつけるとこんな感じ。あとはファンネルとベースとのすき間を埋めます。バキュームとかへのエアは大気圧でいいようなので、そのままにして、キャブの入り口に合わせてアルミで38パイのカラーを作って接着しました。
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カラーがついてるのが見えるでしょうか。これで何となく形になりました。はやる気持ちを抑えて、車に付けましょう。
でもエアクリーナーを外すと、何年式からかわかりませんが、エミッションコントロール装置なんていう、いかにもホンダらしい装置からのパイプが残っています。これはガソリンタンクからの蒸発ガスをエアクリーナーから吸わせて燃やしてしまおうという環境にやさしいものです。
気にせずに残っている2本のホースは抜いちゃいましょう。これで蒸発ガスは大気解放です。あれれ?(笑)まぁいいか。
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そんなこんなで、こんな感じになりました。さて吸気音はどんな感じ?
ゴォッゴォッ!ってかわいく迫力がある吸気音になりました。まぁ気持ち3馬力アップかな。(笑)
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